December 15, 2022
キヤノン,F2.8ズームレンズの最新ファームウェアをリリース
キヤノンが「EOS R6 Mark II」のフォーカスブリージング補正に対応するため、RFレンズのファームウェアアップデートを公開しました。
RF15-35mm F2.8 L IS USM ファームウエア Version 1.0.8
RF24-70mm F2.8 L IS USM ファームウエア Version 1.0.8
RF70-200mm F2.8 L IS USM ファームウエア Version 1.1.4
■変更内容
このファームウエアは、以下の変更を盛り込んでおります。
- フォーカスブリージング補正*対応に対応しました。
*フォーカスブリージング補正対応カメラ使用時に適用。
#canon #rflens #lens #firmware
August 31, 2022
キヤノン,RF70-200mm F2.8 L IS USM ファームウェア Version 1.1.1 をリリース
RF70-200mm F2.8 L IS USM ファームウェア Version 1.1.1
■変更内容
このファームウエアは、以下の変更を盛り込んでおります。
- カメラ起動時にズーム操作を行った場合、稀に“Err60”が表示される現象を修正しました。
#canon #rflens #lens #firmware
September 18, 2021
キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
現状私は EOS-1D X Mark III を使って撮影することがほとんどですが,年末に EOS R3 が発売されることが決まったので,それに向けての購入です.昨今の半導体不足で物によっては交換レンズも入手しにくくなっていることも聞いており,絶対に使うレンズは先に手配しておこうという意図もありました.
EF70-200mm F2.8L IS III USM から,光学設計を変更し小型化,軽量化を果たしています.インナーフォーカスを捨てたことにより,防塵防滴性を少し損なうことは明らかですが,以下の3点の顕著な向上はそれを補ってあまりあるものだと思います.
- 収納時の全長短縮化 (Fr/Rrキャップ,保護フィルター込み EF:約225mm ⇒ RF:約176mm)
- 軽量化 (三脚座含まず EF:約1,480g ⇒ RF:約1,070g)
- 最短撮影距離の短縮化 (EF:1.2m ⇒ RF:0.75m)
やっぱり全長が短くなると,今まで入らなかったバッグにも収納できるようになるわけで,軽さも合わせて持ち出す機会も増えるし,使うことが一層増えることが間違いないと予想しています.
画角(水平・垂直・対角線) | 29°~10°・19°30′~7°・34°~12° |
レンズ構成 | 13群17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 0.7m |
最大撮影倍率 | 0.23倍 (200mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ89.9×146.0mm |
質量 | 約1,070g(三脚座含まず/三脚座質量 約130g) |
#canon #eos #rflens
July 21, 2020
キヤノン,RFレンズの 新ファームウエア をリリース
■対象機種
RF24-105mm F4 L IS USM
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF24-70mm F2.8 L IS USM
RF15-35mm F2.8 L IS USM
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
RF70-200mm F2.8 L IS USM
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
■ファームウエアVersion
RF24-105mm F4 L IS USM Version 2.0.6
RF35mm F1.8 MACRO IS STM Version 2.0.2
RF24-70mm F2.8 L IS USM Version 1.0.7
RF15-35mm F2.8 L IS USM Version 1.0.7
RF24-240mm F4-6.3 IS USM Version 1.0.6
RF70-200mm F2.8 L IS USM Version 1.0.8
RF24-105mm F4-7.1 IS STM Version 2.0.4
■変更内容
各RFレンズの新ファームウエアは、以下の内容を盛り込んでおります。
1.EOS R5、EOS R6に装着した際、レンズの光学式手ブレ補正とカメラボディー内手ブレ補正の協調制御により、手ブレ補正効果が向上します。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
RF24-105mm F4 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=63o97&c=10qzw6u
RF35mm F1.8 MACRO IS STM https://entry1.canon.jp/nn/?d=33o98&c=10qzw6u
RF24-70mm F2.8 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=03o99&c=10qzw6u
RF15-35mm F2.8 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=73o9a&c=10qzw6u
RF24-240mm F4-6.3 IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=43o9b&c=10qzw6u
RF70-200mm F2.8 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=13o9c&c=10qzw6u
RF24-105mm F4-7.1 IS STM https://entry1.canon.jp/nn/?d=83o9d&c=10qzw6u
December 05, 2019
キヤノン,RFレンズ 新ファームウエア をリリース
RF24-105mm F4L IS USM ファームウエア Version 2.0.1
RF24-70mm F2.8L IS USM ファームウエア Version 1.0.4
RF70-200mm F2.8L IS USM ファームウエア Version 1.0.5
- EOS Raとの組み合わせにおいてバルブ撮影を行う際に、撮影条件により発生する画像上の色ムラを低減します。
#canon #rflens #firmware
October 02, 2018
September 19, 2018
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS III USM
III型に切り替えました.光学性能,IS性能が向上しているようですが,まずは質量比較です.
■ EF70-200mm F2.8L IS II USM / EF70-200mm F2.8L IS III USM 質量比較 (g)
III型 | II型 | |
本体,三脚座,フィルタ,Fr/Rr キャップ | 1710 | 1765 |
三脚座 | 117 | 115 |
フード | 94 | 97 |
フィルタ | 33 | 33 |
Fr キャップ | 23 | 23 |
Rr キャップ | 11 | 11 |
レンズ本体 | 1432 | 1486 |
付属品の重さはあまり変わっていないのですが,本体で 約50g 軽量化されているようです.
画角(水平・垂直・対角線) | 29°~10°・19°30′~7°・34°~12° |
レンズ構成 | 19群23枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.21倍 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ88.8×199mm |
質量 | 約1,480g(三脚座を除く) |
July 28, 2013
August 26, 2010
キヤノン,EF300mm F2.8L IS II USM / EF400m F2.8L IS II USM を発売
発売は,2010年12月から.
■■■2010/11/1 追記■■■
キヤノンは1日,当該レンズの発売延期を発表した.「生産上の都合」で,3月に延期する.
■■■2011/8/29追記■■■
キヤノンは当該レンズを 8/31 から発売することを発表した,
- SWC(Subwavelength Structure Coating)コーティング
- 蛍石レンズを前モデルの1枚から2枚に増やし光学性能を高めた
- AF精度,耐久性,堅牢性向上
- 最前面と最後面には汚れを簡単に拭き取れ,ゴミの付着も軽減できるというフッ素コーティングを採用
- シャッター速度換算約4段分の手ブレ補正機構「IS」も搭載
- シャッター半押し時には手ブレ補正を行なわない「ISモード3」を新たに設定可能になった
■製品情報 - EF300m F2.8L IS II USM
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/telephoto/ef300-f28l-is-ii/
■製品情報 - EF400m F2.8L IS II USM
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/super-tele/ef400-f28l-is-ii/
同時に,フッ素コーティングを採用した,エクステンダー EF1.4×III,エクステンダー EF2×III も発売.
またさらに長焦点の,"EF500mm F4L IS II USM","EF600mm F4L IS II USM"をフォトキナ2010へ出展することも発表されており,かなり長い間据え置かれていたキヤノンの望遠から超望遠の白レンズ群が,今年末から来年にかけて一新されることになります.
April 12, 2010
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II USM
巷では供給不足が伝えられるこのレンズ,うちでは予約していたので発売日の 3/19 には入手できていたのですが,その後なかなか撮影するチャンスに恵まれず,やっと先週の土曜日に使ってきました.
サイズ的にはレンズ本体は旧型(I 型)とほぼ同じ,フードは少しだけレンズと契合する側の径が大きくなっています.とはいっても,直径で 1mm くらいなので,新旧のフードを重ねて見ないとわからないレベルです...(^_^;)
操作性の向上を狙ったのか,フォーカスリングは少し長くなっています.
「フォーカスリミッター」,「AF⇔MF 切替」,「IS ON/OFF」,「IS MODE 切替」の4つの SW 類のレイアウトは旧型と同様. 旧型ではバッグに出し入れする時にひっかけてしまい,容易に切り替わってしまうことのあった 「AF⇔MF 切替」,「IS ON/OFF」SW は SWノブの高さが低くなっていて,誤動作の現象を狙っているものと思われます.
ただ土曜日1日使ってみただけでも,まだ SW をひっかけてしまい,意図せず MF になることがあったので,僕は旧型と同じように,「IS MODE 切替」SW 以外の3つの SW はパーマセルテープで固定してしまいました.
以下,作例です.ブログ側の制限で,1200*1600pixel にリサイズしてありますが,雰囲気だけはわかると思います.
(175mm 付近,F6.3, 1/80sec, モデル:大槻リリコ)
もちろん手持ちで撮っているのですが,IS がきちんと効いているせいなのか,ぶれはありません.
(200mm 端,F3.2, 1/400sec, モデル:大槻リリコ)
開放での絵を探したのですが,絶対数が少なくあまり作例にふさわしいのがなかったので,1/3 段絞った F3.2 での画像です.
ちなみに土曜日は,厳しい逆光条件でこのレンズを使うことがなかったので,逆光性能の確認は次回以降です.
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II USM | |
---|---|
画角(水平・垂直・対角線) | 29°〜10°・19°30'〜7°・34°〜12° |
レンズ構成 | 19群23枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(200mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ88.8mm×199mm |
質量 | 1490g |
手ブレ補正効果 | 約4段分 |
■■■ 2018/10/2 追記 ■■■
EF70-200mm F2.8L III USM と入れ替わる形で,売却しました.
January 06, 2010
キヤノン,EF70-200mm F2.8L IS II USM を発表
EF70-200mm F2.8L IS USM がリニューアルされ,II型になります.発売は3月上旬, 価格は 315,000円(税込み).
3/5 追記
発売は予定より少し遅れて,3月19日になったようです.
- 光学系は新設計,新たに蛍石1枚を採用するとともに,UDレンズ(特殊低分散ガラス)を従来製品から1枚追加して5枚搭載
- シャッタースピード換算で従来製品から1段分向上した約4段分の手ブレ補正機構を搭載
- 堅牢さ,防塵防滴性能の向上
- スイッチパネルは誤操作を防ぐよう従来モデルより高さを抑えた
- フードはややサイズアップ,ボタンによるロック機構を追加
■ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2010-01/pr-ef70200f28lisii.html
現行 | II型(新型) | |
画角(水平・垂直・対角線) | 29°〜10°・19°30'〜7°・34°〜12° | ← |
レンズ構成 | 18群23枚 | 19群23枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 | ← |
最短撮影距離 | 1.4m | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.17倍(200mm時) | 0.21倍(200mm時) |
フィルター径 | 77mm | ← |
最大径×長さ | φ86.2mm×197mm | φ88.8mm×199mm |
質量 | 1470g | 1490g |
手ブレ補正効果 | 約3段分 | 約4段分 |
う~む,光学的に向上していて,手ブレ補正効果も向上,さらに寄れるようになっている!
決して安くはないレンズですが,かなり使用頻度の高いレンズですから,こりゃ購入決定です(^.^)
May 31, 2009
「交換レンズランキング」ベスト10中,持っていたのは1本(^_^;)
http://bcnranking.jp/news/0905/090519_14064p1.html
ちょっと前の記事だけど,キヤノン EF マウントレンズのランキングです.
4位から7位が EF-S,3位と8位のタムロンもデジタル専用レンズなので,しょうがないのですが,この10本のうち,僕が所有しているのは10位の EF50mm F1.4 USM のみという結果に.
やっぱり単焦点レンズって,売れないんですね.50mm とマクロを除いて,後はすべてズーム?! まぁそんな中で,1位が EF50mm F1.8 II というのは,「ぼけるレンズ+安い」でわかる気がします.
このレンズで,単焦点レンズの良さをわかって,他の焦点距離のレンズも購入... なんて,いわゆるレンズ沼にはまる人は少ないのかな?(笑)
June 02, 2008
シンクタンクフォト グラスタクシー
サンニッパとかの長玉を運ぶためのバックパック.製品名のグラスタクシー(Glass Taxi)は,ガラス(=レンズ)を運ぶものというそのままの意味です(^_^;)
ニーイッパやサンニッパって,撮っているときはその重さや大きさは気にならないのですが,持ち運びは一苦労.フードを正しく装着していると地面に置くのにも気を使うし,逆付けしてカバーをかぶせていると,使おうと思ったときに出遅れる.背の低い僕だと,肩からかけていても歩く場所によってはいろんなところにぶつけてしまうこともあり,車で撮影地まで出かけていって,その場でトランクからレンズを取り出せるというような場合でもないと,なかなかこの手の長玉を持ち出す根性が出ないのでした(^_^;)
でもやっと見つけましたよ.このケース.これでうちのニーニーの稼働率が上がることは間違いなし.(V^-°)イエイ!
EF200mm F2L IS USM にフードを着けた状態で,こんな感じになります.上部に(写真では右側)少しスペースがあるので,サンニッパでもフード付で入りますね.うちではここにレインカバー(製品に付属)を入れることにしました.
写真では少しわかりにくいですが,マウント部をマジックテープで固定できるようになっているので,使おうと思ってから 30秒程度で,レンズをボディに装着することができました.
単焦点長玉用としてだけではなく,フード付 70-200mm ズームをボディに付けたまま収納できるらしいので,そういうレンズを主に使う人にもお薦めかも.レインカバーの他に,バッグサイドに1脚,3脚を固定するためのストラップが付属しています.
thinkTANKphoto は,2005年に設立された新しいメーカー.機内持ち込み用のバックパックを中心に,スポーツカメラマン向けのバッグを多くカタログに載せています.
キヤノン EF200mm F2L IS USM
EF200mm F1.8L USM の後継機として,やっと登場した IS 付 「ニーニー」.市場価格が 70万円程度と 300mm F2.8 よりも高いレンズなので, 旧型「ニーイッパ」も含め,手持ちの機材を大整理することを前提に購入しました.
昨日がデビュー戦だったので,ファーストインプレを.
・前玉ヘビー気味だった旧型に比べて,軽くなってかつ重心がレンズの中央近くに移ってきたので,ボディに装着したときの前後バランスが改善されていて,構えていてかなり楽です.
・写りはさすがに単焦点L.フォーカスのあった面とアウトフォーカスになっていく部分の切れ,エッジの立ちかたが素晴らしい.ズームとは一味違いますね.ただ旧型と比べてどうかといわれると・・・?よくわかりません.コントラストは旧型のほうがいいかも?
・昨日は条件が良すぎて,メーカーが5段分の効果があると謳っている IS ユニットの実力は試せませんでした(笑)
また何か気づいたことがあったら,レポートします.
キヤノン EF200mm F2L IS USM | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 12-17 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 1.9/0.12 |
フィルター径(mm) | 52 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ128×208/2,520 |
発売年月 | 2008年4月 |
リンク先は,EOS-1Ds Mark III での S Jpeg サイズ でのオリジナル(EXIF情報は削除しています)
1856X2784 pixels
ISO:100
F2.2
1/400sec
May 31, 2008
さよなら,銀塩
今日の雨で,関東では8週間連続で土曜日が晴れていないんだそうです.関東に限った話ではなく,この5月は日本中で雨が多く,台風が3個も日本に接近したりして,観測開始以来の積算雨量記録を更新しそうな地方も少なくないとか.
いったい五月晴れはどこにいった!( ̄◇ ̄;) ハゥー
そんな雨の土曜日,出かけるのが億劫になりがちですが,今日は一念発起,うちのカメラ機材の一部を売りに行ってきました.数も多いし,かなり大きいものもあるので,どっちにしろ車,ならば雨の日でも関係ないのです.
今日売ってきたのは,以下の機材.
- EOS-1VHS *2 セット
- スピードライト 580EX *2 セット
- オフカメラシューコード OC-E2 *2 セット
- コンパクトバッテリー CP-E3
- EF200mm F1.8L USM
- EF16-35mm F2.8L USM
- エクステンダー EF1.4X
ついに銀塩1眼レフを手放しました.随分一緒にいろんなところでいろんな写真を撮ってきた頼れる相棒でしたが,この2年近くは時々カメラバッグから出して,電池を入れ,空シャッターを切るだけ.2007年には一度もフィルムを通していませんでした.
スピードライト関係は,ものによっては随分くたびれてきたこともあるのですが,後継機が使い勝手的にかなり改善されていることと,システムとして防塵防滴対応をしてきているので,世代切り替えです.
EF200mm F1.8L USM はかなり迷ったのですが,もう補修部品がないものがあるので,完動するうちにと思って売りに出しました.レンズに(気づいていなかった)小カビがあって,思っていたより買い取り価格が少し低くなったのは残念でしたが・・・(T_T)
■関連エントリ
キヤノン EOS-1VHS (3)
キヤノン EOS-1VHS (2)
キヤノン スピードライト 580EX (2)
キヤノン スピードライト 580EX
キヤノン オフカメラシューコード2 (2)
キヤノン コンパクトバッテリーパック CP-E3
キヤノン EF200mm F1.8L USM
キヤノン EF16-35mm F2.8L USM
キヤノン Extender EF1.4X
January 24, 2008
キヤノン EOS Kiss X2,EF200mm F2L IS USM 他発表
予定通りというか,ローテーション通りに,Kiss デジの新型が発表されました.もうデジタルは当たり前ということで,日本の製品名からも Digital の文字は外れ,シンプルに EOS Kiss X2 です.X(10)の次なので,XI もありえたんでしょうが,さすがにローマ数字で連番はなかったようです(笑)
記録メディアについに SD/SDHC を採用したのは,小型化とコストダウンからすると当然の方向性なんでしょう.SDHC にもどんどん安価で高速なものが出てきて欲しいです.
EOS Kiss X2 ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-01/pr-eoskissx2.html
製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissx2/
EF200mm F2L / EF800mm F5.6L ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-01/pr-ef200mmf2lis.html
製品情報(EF 200mm F2 L IS USM)
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/telephoto/ef200-f2l/
製品情報(EF 800mm F5.6 L IS USM)
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/super-tele/ef800-f56l/
米国のショーで参考出品されていた EF200mm F2L IS USM も,4月下旬発売が発表されました.EF200mm F1.8L USM に比べて,IS を搭載したにも関わらず,質量が 3,000g から 2,520g へ軽量化,最短撮影距離が 2.5m から 1.9m へ短縮されているのは,かなり魅力的です.
ただ値段も 892,500円 と超弩級.すでに yodobashi.com では予約が始まっていて,758,600円 の 15%引,実質 644,810円とはいえ,手持ちの機材をかなり大整理してもなかなか手が届きそうにない値段です(^_^;)
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-01/pr-ixyd20is.html
製品情報(IXY DIGITAL 20 IS)
http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/20is/
製品情報(IXY DIGITAL 910 IS)
http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/910is/
IXY もスリムタイプの二桁モデルに,初の IS 搭載モデルが出ました.これがスリムタイプで 3"LCD,ワイド端28mm モデルとかだと,速攻で買いに走るのですが,幸いまだそこまではいかなかったので,今回は見送りですね(笑)
October 18, 2007
August 04, 2007
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS USM (2)
■ EMD/IS レンズユニット交換
7/8(日)の SGP 定例撮影会にこのレンズを持ち出したのですが,最初から作動に違和感がありました.AF が合焦する時に,『コツン』という音がするようになっていたのです.この音はかなり大きくて,人に持ってもらって 1m くらい離れていても聞こえるくらい.前回使ったときにはなかった音なので,鏡胴の中の何らかの部品が変化しているのは確かでした.
実はこの音にはなじみがあって,昔 EF300mm F4 IS USM が故障したときにも同じような音がしていたのです.
今回はまだ合焦には問題ないようでしたが,若干合焦時間が長くなっていましたし,故障の前触れであることは間違いなさそうです.この後秋口までこのレンズを使う大事な撮影が続きますし,事前に修理に出すことにしました.故障してから修理に出して,使いたいときに使えないというのは避けたいですし,最悪なのは持っていく機材を絞った時,たとえば沖縄とかでこのレンズが死ぬと,望遠系は全滅になっちゃいますから.
早速 7/21 に新宿 QR センターに持ち込んでみてもらったら,「まだ故障はしてないですが・・・」との見立て.
"まだ" っていうのは,そのうち故障するってことですネ・・・(^_^;)
予防的に IS ユニットの部品交換をしてもらうことをお願いして,預けてきました.
完成予定は 7/27 の予定だったのですが,タイミングが合わなくて,今日やっと受け取ってきました.修理伝票を見たら "EMD/IS レンズユニットを交換致しました.その他,各部点検致しました." との記述が.
んん? EMD って,電磁絞りユニットなんですが???
交換部品が "CY3-2073-019; EMD/IS レンズユニット" だけになっているので,このレンズでは IS ユニットと EMD ユニットが一体になっているみたいです.道理で部品代が高いわけだ( ̄◇ ̄;)
修理区分 | 普通修理 |
技術料金 | 12,000 |
部品代金 | 32,195 |
計 | 44,195 |
消費税相当額 | 2,209 |
修理料金合計 | 46,404 |
■■■ 2013/7/28 追記 ■■■
EOS-1D Mark II N などと一緒に,売却しました.
November 14, 2006
キヤノン,EF70-200mm F4L IS USM の発売日を 23日に決定
一方同時に発表され,同じく 11月下旬としていた「EF50mm F1.2L USM」の発売を 2007年 1月中旬に延期することも発表されました.
→ ニュースリリース
キヤノンはこの延期に関して公式には理由を発表していませんが,ネットの噂では「予想を上回る受注を受けたため」といっているそうです.
■関連エントリ
キヤノン EF50mm F1.2L USM 他発表
August 24, 2006
キヤノン EF50mm F1.2L USM 他発表
噂に出ていた EF50mm F1.2L が,発表されました.2006年11月下旬発売予定.希望小売価格,194,250円?!(^^;
あわせて,手ぶれ補正機能付きの EF70-200mm F4L IS USM も,従来の IS なしモデルと併売の形で,EF レンズのラインナップに加わりました.
→ ニュースリリース
EF50mm には,F1.0, F1.4, F1.8 のモデルがあり,今回の F1.2 モデルは製造中止になった F1.0 を引き継ぐものかと思いましたが,光学系を比べて見ると,レンズ構成,非球面レンズの枚数,位置とかからしてそうではなさそうです.
もしかしたら FD にあった 50mm F1.2 の方が近い?それとも完全なブランニュー設計かな???
まぁ,光学系なんて,綺麗に写ればどうでも良いですけど・・・(^_^;)
March 16, 2006
キヤノン EF300mm F4L IS USM
■ IS レンズユニット交換
久しぶりにこのレンズを使おうと思って,1D Mark2 に装着し,シャッターを切ると,LCD 画面に "Error 01" の表示が.
このエラー No. は,主にボディ~レンズ間通信がうまくいかないと表示されるものです.レンズ側/ボディ側の接点が汚れているだけでも起こるので,EOS システムのエラーとしては最もポピュラーなものでしょう.
ただ今回の場合,現象の出方が不安定なため,単なる接点の汚れではなさそう.
3/4 にキヤノン新宿QRセンターに修理に出し,今日受け取りに行ってきました.個人的には予想通り IS レンズユニット (YG2-0305-040) の交換ということになりました.
この世代の IS ユニットは,この手の故障がわりと多いというのを,どこかで聞いていたんですよね.ただこの話,確固とした出所や裏づけがあるわけではなく,あくまでも噂レベルです・・・(^_^;)
修理区分 | 普通修理 |
技術料金 | 12,000 |
部品代金 | 5,500 |
差額調整 | ▲2,500 |
計 | 15,000 |
消費税相当額 | 750 |
修理料金合計 | 15,750 |
September 08, 2003
キヤノン EF200mm F1.8L USM
EF レンズシリーズの中でも,比較的早い年代に発表されたレンズです.キヤノンの望遠系 L レンズ群,いわゆる白レンズがほとんど IS 機構搭載,最短撮影距離の短縮化,フードの FRP 化等による軽量化等の改良を受け,第2世代になっているのに対し,このレンズは我々にはわからない内部的な小改良は別にして,外見は発売以来その形を変えずに販売されています.
基本的に,光学設計は FD 200mm F1.8L と同じ,USM (Ultra Sonic Motor; AF ユニット駆動用超音波モーター)周りはうちにある EF300mm F2.8L USM(III型)と同様の設計であると見て間違いないでしょう.
この年代の USM 搭載レンズは,カメラ本体のメインスイッチが入っていないと,ヘリコイドを回してもレンズが動かずピントが合わせられません.すなわち完全な電気駆動レンズです.MF 時にはヘリコイドの角度を電子的に検出して,レンズをモーターで駆動しているわけですね.このタイプのレンズは,EF50mm F1.0L USM, EF85mm F1.2L USM,EF200mm F1.8L USM(このレンズ) と,IS 搭載前のサンニッパ以上のレンズだけです.
既に EF50mm F1.0L USM は昨年生産中止になり,300mm 以上は一昨年 IS 搭載の新型へ切り替わりましたから,残っていたのは,85mm F1.2L とこの 200mm F1.8L だけになっていました.
ところが昨年末以来インターネットの掲示板上で,『このレンズは栃木工場(キヤノンのレンズ生産の主力工場)ではとうに生産中止になっていて,今市場にあるものとキヤノンが抱えている在庫がはけてしまうとものが入手できなくなってしまう』という噂が・・・?
確かにキヤノンのHP上にはあるものの,最新の EF レンズカタログからは,このレンズの記載は消えてしまっており,少なくともキヤノンはこのレンズを今後も作り続ける気はないようです.かといって,新型の噂も聞こえてこない???
もともと描写は1級品であることは間違いもなく,欲しいレンズの1本ではあったのですが,以下に挙げる理由で購入をためらっていたのでした.
- (上に書いたように)マニュアルでもメインスイッチを入れておく必要があるこ の時代の USM は電気を食うこと
- レンズが大きく,USM への負荷が大きいため,最新のものに比べると壊れやす いと言われていること
- レンズが大きく重たいこと
- 大きな前玉のためトップヘビーで,カメラに装着して持ったときにバランスが 悪いこと
- これだけ大きく重いレンズだと,車で出かける時くらいにしか持ち出すチャン スがなさそうなこと
- 200mm 単焦点で F1.8 という明るさがどれだけ必要か,良くわからなかったこ と
- そろそろ IS が搭載された新型が出るのではないかという恐れがあること
- 販売開始後随分経って安くなってきたとはいえ,30うん万という値段は安く はないこと
IS 搭載の新型が出ればそっちの方が使いやすいのは確かですから,それはそれで構わないのですが,どう考えてもそれほど売れ筋のレンズではないので,下手するとこのままなくなってしまう可能性もある.人間というのは不思議なもので,「なくなる」と聞いてしまうと無性に欲しくなってしまうんですな・・・(^^;
まず噂の真偽をヨドバシカメラで聞いてみたんですが,「(生産中止については) キヤノンからは正式な連絡は何も来ていませんが,カタログ落ちしていることは確かです.新型の話もないですね.」という当り障りのない返事.
「むむむむ・・・(--;」とこっちが唸っていたら,店員さんの甘い一言が・・・.
「今なら 20% ポイント還元ですけど,週明けにキヤノンに在庫があるかどうか聞いてご連絡しましょうか?(聞いたのが土曜日だったのと,店頭に在庫がなかったため)」
思わず「お願いします.」と言ってしまったのでした.(^^;
良くカメラ関係の掲示板などで"レンズ沼(1眼レフカメラを買うと,次々に交換レンズが欲しくなり,底なし沼に砂をつぎ込むように交換レンズに金をつぎ込むことをいう)"という言葉がありますが,僕の場合このレンズを買ったことで,一応このレンズ沼からは脱出したものと考えています.結局昔から欲しかったレンズは,全部買っちゃったもんね(^^;
逆にレンズ沼にどっぷり漬かって,抜け出せなくなっているという指摘もあるでしょうけど,まぁ,それは見方次第なので・・・(笑)
キヤノン EF200mm F1.8L USM (Serial No.17094) | |
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レンズ構成(群-枚) | 10-12 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/22 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 2.5/0.09 |
フィルター径(mm) | 48 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ130×208/3,000 |
発売年月 | 1988年11月 |
■■■ 2008/5/31 追記 ■■■
EOS-1VHS などと一緒に,売却しました.
このレンズ,USM 等の重要な部分の補修部品が既にキヤノンになく,故障した場合ただのガラス玉になることがわかっていたので,正常に動いているうちに手放すことにしたわけです.
August 31, 2002
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS USM
旧型も海辺を中心に大活躍してくれたレンズですが,大きくて重いので,条件が悪い時にはぶれの出やすいレンズでした.足場が悪いときとかはもちろんなんですが,結構風でぶれるんです.(^^;)
IS 付きになってさらに重く大きくなりましたが,さすがに IS の効果は大きいですね.さすがに被写体ぶれはどうしようもありませんが,最テレ域でも 1/60sec が安定して使えるのは大きなアドバンテージですね.
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS USM (Serial No. 215557) | |
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レンズ構成(群-枚) | 18-23 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 1.4/0.17 |
フィルター径(mm) | 77 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ86.2×197/1,590 |
発売年月 | 2001年9月 |
June 07, 1999
キヤノン EF200mm F2.8L II USM
知り合いが「使っていない 200mm F2.8L があるので,売りたい.」と言ってきたので,見せてもらったら,まったく未使用の II 型.60,000 円の言い値を,50,000 円に値切って,交渉成立です.別売の三脚座だけを追加購入して,めでたくうちのシステムのレンズラインアップに加わったのでした.
やっぱり神様はどこかで見てますね,正直者のことを.(^_^)
キヤノン EF200mm F2.8L II USM (Serial No.105496) | |
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レンズ構成(群-枚) | 7-9 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 1.5/0.16 |
フィルター径(mm) | 72 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ83.2×136.2/765 |
発売年月 | 1996年3月 |
■■■ 2013/7/28 追記 ■■■
EOS-1D Mark II N などと一緒に,売却しました.
70-200mm と比較すれば軽量でコンパクトなこのレンズですが,ズームを置いていく時には,85mm, 135mm, 200mm とレンズを持っていく必要があり,ズームと同じ開放値 F2.8 のこのレンズの出番は正直多くはありませんでした.ポートレートに限って言えば,車で出かけて比較的多くの機材を持ち出せるような場合には,200mm F2 の方を使ってしまいますしね.
キヤノン EF300mm F2.8L USM
先日美写者の撮影会にさっそく持ち出してみましたが,いきなりサンニッパの難しさにぶちあたってしまいました.
このレンズ,条件が良ければ手持ちで使えなくはないと思うのですが,さすがに EOS-1NHS に装着すると 5kg を越えてしまうので,基本的に三脚の使用が前提になります.
今回は初めてポートレートに使うということで,きちんと三脚を使ったんですが,三脚にセットするということは,フレーミングの自由度が大幅に小さくなることを意味します.
ボケパワーが凄いのは言うまでもありませんが,これもカメラとモデル,モデルとバックとの適切な距離を見つけないと,良い絵にはなりません.今回はまず,このカメラとモデルの位置関係を見つけるのに四苦八苦.
ましてや 300mm ですから画角は非常に小さく,アングルをほんの少し変える,雲台の高さを 10mm 程度変えるだけで,バックは大きく変わります.これもなかなか悩ましい.
かといって,撮影位置やアングルにだけ気をやって,もたもたしていると,ポートレートで一番大切なリズムがなくなって,モデルの表情はどんどん冴えなくなってくる.撮影距離は遠いので,しゃべりながらリズムを出すというのも難しい.そうなると,あせるばっかりです.
気持ちがあせると,良いアングルも見つけられない.アングルが見つからないと,リズムが出ない.・・・・地獄の悪循環です.(;_;)
結果的には,バックと表情のどっちも合格というカットがほとんどない.見事に惨敗という結果に.
実は1ヶ月くらい前に,まったく同じ場所で 300mm F4 を使ってたんですが,その時のほうがはるかに良い.もちろん1ヶ月の差とはいえ,太陽の位置は違うし,バックの緑の濃さも違うので,厳密に同じバックにはならないとは思ったものの,一応同じ場所ですしね.ちょっと甘く考えてたところはあったのも事実.
今考えてみると,多分 F4 の時は,三脚を使っていたときでさえ,全体としては軽いんで,もっと気楽に位置移動してたんでしょうね,サンニッパだと移動するのも,倒さないように気を使っちゃう.特に三脚の高さをあまり上げない,すなわち脚をあまり伸ばさないときは,カーボン三脚だというのもあって,かなりトップヘビーな感じになり,不安でしょうがない.やはりこういったレンズには,もう少し重い三脚のほうがベターなのかなとも思ったのでした.
とはいえ,結果を三脚のせいにするわけにはいきませんよね.やっぱりぱっとモデルとバックとの関係を,ファインダーを覗かなくてもある程度読む力がないと駄目だなと,反省しきり.修行が必要ですな.(^_^;
そうそう,サンニッパといえば,やっと IS 付きの次期型(EF300mm F2.8L IS USM)が発表されましたね.
薄々聞いてはいたんですが,従来アルミを使っていた部分へマグネシウムを使ってみたり,フードがカーボンになっていたりして,300g くらいの軽量化に成功しているようです.あとは最短撮影距離が 2.5m になっているのは,ちょっと羨ましいところです.
軽量化され IS になったことで,手持ちでの撮影領域がどのくらい広がるのか,その辺には興味津々ですね.
ただ IS 化に伴い,定価も 150,000円くらい高くなっているけど,これはしょうがないところかなぁ・・・?!
May 07, 1999
キヤノン EF300mm F2.8L USM
ぼちぼち貯めていたサンニッパ貯金が30万円を少し越えたので,ゴールデンウィーク中,いろんなショップに電話して価格を聞いてみたら,某ショップで期間限定とはいえ,新品で 323,400円(40% 引き) とのこと.III型だと中古でも 298,000円くらいの値段がついていることが多いので,これはかなり安いことは確か.
この電話の後,半日くらい記憶が途絶えているんですが,次に気づいたときには,なぜか部屋に "Canon 300" と書いたアルミトランクが.(笑)
気軽に使えるものでもないし,ましてや 300mm は F4 IS もあるのに,どうしてこんなレンズを・・・?!(爆)
キヤノン EF300mm F2.8L USM (Serial No. 28318) | |
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レンズ構成(群-枚) | 8-12 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 3/0.11 |
フィルター径(mm) | 48 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ125×253/2,855 |
発売年月 | 1987年11月 |
March 15, 1998
March 13, 1998
November 23, 1997
キヤノン EF135mm F2L USM
保有レンズの中では比較的新しいレンズ.1997年11月に購入しました.テスト撮影中といったところですね.そのうちこれで撮影した作品も掲載できるでしょう.135mm 単焦点レンズは高校時代以来ですが,この画角が自分の感覚になるのには少しかかりそうです.テストで使ってみた限りでは,軽くて EOS-1N に付けたときのバランスが良いことと,フォーカスリングのフィールが素晴らしいことの2点が印象に残りました.
キヤノン EF135mm F2L USM (Serial No.105317) | |
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レンズ構成(群-枚) | 8-10 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.9/0.19 |
フィルター径(mm) | 72 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ82.5×112/750 |
発売年月 | 1996年4月 |
キヤノン EF70-200mm F2.8L USM
ポートレート撮影での単焦点の定番レンズが 85mm だとすれば,ズームの定番はこれになるでしょう.ISO100 のフィルムを使っても,屋外で条件が良ければ十分手持ちでいけますし,三脚を装着した場合でもフレーミングを変えるときにありがたみがわかるレンズです.つまり自分が動かないで横着するには絶好のレンズというわけ.(笑)
以前は旧型の 80-200mm F2.8L を使っていたのですが,AF-MF 切り替えスイッチノブが2回割れた(*1)ことと,EF70-200mm の値段がこなれてきたこともあり,1997春に買い替えました.新型は旧型に比べると,USM 採用で合焦速度は速くなっていますし,描写ももちろん良くなっていていますが,最短撮影距離が 1.8m から 1.5m に短縮されただけでも,購入した価値があったと思っています.この 30cm は大きいです.
(*1)推定するに材質的(ABS 系?のプラスチック)に高低温の繰り返しに弱い,加えて部品の強度(肉厚)不足だと思われます.機械設計屋の僕から見ると,部品品質の問題ではなく,どちらからというと設計ミスですね.
僕が保有していた個体の問題かも知れませんが,もともとこのスイッチ,動きが渋かったんです.ただこのフィールは,2回の修理後も変わりませんでした.
どちらにしても,それほど過酷な使い方をしたわけではないと思っていますので,このレンズで AF-MF 切替えスイッチを頻繁に使われるかたは同じ不具合が起こる可能性があります.中古で買おうなどという場合は,特に気をつけたほうがいいですね.
キヤノン EF70-200mm F2.8L USM (Serial No. 047904) | |
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レンズ構成(群-枚) | 15-18 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 1.5/0.16 |
フィルター径(mm) | 77 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ84.6×193.6/1,310 |