December 15, 2022
キヤノン,F2.8ズームレンズの最新ファームウェアをリリース
キヤノンが「EOS R6 Mark II」のフォーカスブリージング補正に対応するため、RFレンズのファームウェアアップデートを公開しました。
RF15-35mm F2.8 L IS USM ファームウエア Version 1.0.8
RF24-70mm F2.8 L IS USM ファームウエア Version 1.0.8
RF70-200mm F2.8 L IS USM ファームウエア Version 1.1.4
■変更内容
このファームウエアは、以下の変更を盛り込んでおります。
- フォーカスブリージング補正*対応に対応しました。
*フォーカスブリージング補正対応カメラ使用時に適用。
#canon #rflens #lens #firmware
March 16, 2022
キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
4月7日から,最近発売された超望遠レンズを除いてほぼ全部の RF レンズが 10% 前後値上がりするということで,とりあえずこのレンズ,行っときました.50mm F1.2 / 85mm F1.2 あたりと少し迷いましたが 50 / 85mm だったら(今はない)より軽い F1.4 とかが欲しいので,使いでのある F2.8 標準ズームにしたわけです.大三元の標準,望遠のズームがそろったことで,広角域は 16mm ⇒ 24mm とジャンプしますが,16mm から 200mm までの焦点域は F2.8 でカバーできたことになります.
保護フィルターは少しおごって,ケンコーの ZX II (ゼクロス II) プロテクター 82S を選びました.ケンコーだと PRO1 Digital シリーズを何枚か使ってきましたが,ゼクロス II はフィルター枠を触った瞬間に感じる剛性感からして,造りが違うなという印象です.まあ値段が数倍するのですが・・・(^_^;)
画角(水平・垂直・対角線) | 74°~29°・53°~19°30′・84°34° |
レンズ構成 | 15群21枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.21m(24mm時) |
最大撮影倍率 | 0.30倍(32mm時) |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | 約φ88.5mm×125.7mm |
質量 | 約900g |
#canon #eos #rflens
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September 03, 2021
キヤノン RF50mm F1.8 STM
年末に EOS R3 が発売されるので,RF 移行の準備として別売のフードと一緒に購入しました.
50mm レンズは開放値が同じならほとんど光学的な基本設計は変わらないものですが,このレンズも EF50mm F1.8 STM のそれを踏襲しているものと思われます.ただ RF 化に伴い非球面レンズの採用とショートフランジバック化で,最短撮影距離の短縮化(0.35m ⇒ 0.30m),画質の向上(MTF特性図が明らかに良くなっている)を達成しています.
画角(水平・垂直・対角線) | 40°00′・27°30′・46°00′ |
レンズ構成 | 5群6枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.30m |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
フィルター径 | 43mm |
最大径×長さ | φ69.2×40.5mm |
質量 | 160g |
#canon #eos #rflens
July 21, 2020
キヤノン,RFレンズの 新ファームウエア をリリース
■対象機種
RF24-105mm F4 L IS USM
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF24-70mm F2.8 L IS USM
RF15-35mm F2.8 L IS USM
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
RF70-200mm F2.8 L IS USM
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
■ファームウエアVersion
RF24-105mm F4 L IS USM Version 2.0.6
RF35mm F1.8 MACRO IS STM Version 2.0.2
RF24-70mm F2.8 L IS USM Version 1.0.7
RF15-35mm F2.8 L IS USM Version 1.0.7
RF24-240mm F4-6.3 IS USM Version 1.0.6
RF70-200mm F2.8 L IS USM Version 1.0.8
RF24-105mm F4-7.1 IS STM Version 2.0.4
■変更内容
各RFレンズの新ファームウエアは、以下の内容を盛り込んでおります。
1.EOS R5、EOS R6に装着した際、レンズの光学式手ブレ補正とカメラボディー内手ブレ補正の協調制御により、手ブレ補正効果が向上します。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
RF24-105mm F4 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=63o97&c=10qzw6u
RF35mm F1.8 MACRO IS STM https://entry1.canon.jp/nn/?d=33o98&c=10qzw6u
RF24-70mm F2.8 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=03o99&c=10qzw6u
RF15-35mm F2.8 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=73o9a&c=10qzw6u
RF24-240mm F4-6.3 IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=43o9b&c=10qzw6u
RF70-200mm F2.8 L IS USM https://entry1.canon.jp/nn/?d=13o9c&c=10qzw6u
RF24-105mm F4-7.1 IS STM https://entry1.canon.jp/nn/?d=83o9d&c=10qzw6u
December 05, 2019
キヤノン,RFレンズ 新ファームウエア をリリース
RF24-105mm F4L IS USM ファームウエア Version 2.0.1
RF24-70mm F2.8L IS USM ファームウエア Version 1.0.4
RF70-200mm F2.8L IS USM ファームウエア Version 1.0.5
- EOS Raとの組み合わせにおいてバルブ撮影を行う際に、撮影条件により発生する画像上の色ムラを低減します。
#canon #rflens #firmware
February 27, 2019
キヤノン,RF35mm F1.8 MACRO IS STM ファームウェア Version 2.0.0 をリリース
RF35mm F1.8 MACRO IS STM ファームウエア Version 2.0.0
- EOS RPとの組み合わせにおいて、SCNモード「流し撮り」時に被写体ブレを軽減する機能へ対応します。
#canon #rflens #firmware
February 12, 2019
キヤノン,RF24-105mm F4 L IS USM ファームウェア Version 2.0.0 をリリース
RF24-105mm F4 L IS USM ファームウエア Version 2.0.0
- EOS R のファームウエアバージョン 1.1.0 で追加された“サイレント撮影時の連続撮影”の機能に対応します。
#canon #rflens #firmware
October 25, 2018
キヤノン RF35mm F1.8 マクロ IS STM
現状でキヤノンから発売されている RF レンズは 4本.その中でも RF50mm F1.2 L USM / RF28-70mm F2 L USM の2本は,販売価格30万円を超える超高額,加えてサイズも重量も大きな超弩級レンズです.私もがんばって RF24-105mm F4 L IS USM は購入しましたが,それ以外でまあ買える値段のレンズはこの RF35mm F1.8 マクロ IS STM だけになります.
非Lレンズですが,外装は安っぽくありません.0.5倍まで撮影できるいわゆるハーフマクロレンズで,開放 F1.8 と明るいので,EOS R に付けて気軽に撮影したいときにはぴったりのレンズです.
注意点はレンズフード(EW-52)が別売であること.ただこのフード,フィルターネジにねじ込むタイプのもので,逆光に対して効果があるとは思えず,あくまでもレンズ先端をぶつけた時のバンパー的な意味のものだと思います.
画角(水平・垂直・対角線) | 54° ・ 38° ・ 63° |
レンズ構成 | 9群11枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.17m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
フィルター径 | 52mm |
最大径×長さ | φ74.4×62.8mm |
質量 | 305g |
#canon #eos #rflens
キヤノン EOS R
先行しているソニーにかなり遅れる形ですが,やっとキヤノンもフルサイズミラーレスへ参入しました.レンズマウントも 1987年にスタートした EFマウントから31年ぶりに一新,RFマウントとなりました.
#canon #eos #rflens
縦位置を多く利用するのと,2個めのバッテリーをセットするために,バッテリーとバッテリーグリップも同時導入しています.
- キヤノン BG-E22 [バッテリーグリップ]
- キヤノン LP-E6N [バッテリーパック]
3030万画素の raw + Jpeg を記録するメディアとしては,256GB の SDカードを選択.
- サンディスク SANDISK SDSDXXG-256G-JNJIP [エクストリーム プロ SDXC UHS-I カード]
新マウントである RFマウントレンズは,まず2本.
- キヤノン RF35mm F1.8 マクロ IS STM
- キヤノン EW-52 [RF35mm 用フード]
- キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM
当面 EFレンズを併用することになるので,マウントアダプターも2個購入.片方は RFレンズから導入されたコントロールリングが付いています.
- キヤノン EF-EOS R マウントアダプター
- キヤノン EF-EOS R コントロールリングマウントアダプター
キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM
使い始めてからまだ日が浅いので,画質に関してそう述べることはできませんが,EF24-105mm F4L II IS USM よりは良い感じです.
一方大きさ重さに関しては,EF24-105mm F4L II IS USM と比較すると,全長を約11mm短縮,質量で約95g軽量化となっています.現状ではショートバックフォーカスである RF レンズの恩恵を如実に受けたレンズですね.Lレンズとして初めてナノUSM が採用されています.
EOS R ユーザーにとっては,導入する最初のRFレンズとしてぴったりの標準ズームだと思います.
画角(水平・垂直・対角線) | 74°~19°20'・53°~13°・84°~23°20' |
レンズ構成 | 14群18枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ83.5×107.3mm |
質量 | 700g |
#canon #eos #rflens
October 02, 2018
August 05, 2018
キヤノン EF85mm F1.4L IS USM
キヤノン純正の EF85mm レンズとしては,大きくて重い F1.2L か,小型軽量なれど古くていささか写りに癖のある F1.8 しか選べなかったわけですが,やっと21世紀のデジタルカメラにふさわしい 85mm が満を持して登場です.
防塵・防滴仕様のLレンズ,加えてキヤノンの中望遠単焦点レンズとしては初めての手振れ補正機構(IS)搭載ということで,かなり大きくて重いレンズですが,開放でのボケの出方も柔らかくて撮影していて気持ちのいいレンズです.
キヤノン EF85mm F1.4L IS USM |
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画角(水平・垂直・対角線) | 24°・16°・28°30' |
レンズ構成 | 10群14枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.85m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ88.6mm×105.4mm |
質量 | 約950g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
※ 焦点距離85mm、EOS-1D X Mark II使用時
August 30, 2017
キヤノン,「EF50mm F1.4 USM」一部製品にフォーカス動作不具合
キヤノンより、本日該当レンズの一部の製品において、フォーカス動作が停止する不具合が発生することが判明した旨が発表されました.
うちにあるレンズ(多分 2000年ごろ購入)を確認してみたら,シリアル番号の先頭4桁は "3700" であり対象外でした.該当ロットは比較的最近の生産のものなのかもしれません.
以下キヤノンからのお知らせメール引用.
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一眼レフカメラ用交換レンズ「EF50mm F1.4 USM」の一部の製品におきまして、下記のフォーカス動作に関する不具合が発生することが判明致しました。つきましては、その内容と弊社の対応についてご案内申し上げます。
本製品をご使用のお客さまには、多大なるご迷惑をおかけ致しましたことを謹んでお詫び申し上げます。今後は、お客さまに安心してご使用いただけますよう更なる品質管理の徹底をして参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【現象】
AF/MFモードに関わらず、フォーカス位置を無限端から至近側に移動させると、フォーカス作動が停止することがあります。
※フォーカスリングは回りますが、フォーカス位置が移動しません。
【対象製品】
一眼レフカメラ用交換レンズ「EF50mm F1.4 USM」レンズ本体に記載のシリアル番号の左から4桁の数字が ”4918”、 ”5018”、 “5118”、 ”5218”、 ”5318”、 ”5418” のレンズの一部の製品が対象となります。※対象シリアル番号の製品であっても、現象が発生しない製品もございます。
【対応について】
対象製品につきまして弊社規定の保証期間にかかわらず、無償にて修理させていただきます。
なお、対象製品でも上記の「フォーカス動作に関する不具合」以外の内容につきましては、有償となる場合がございますので予めご了承願います。
【お預かり期間】
1週間~10日程度のお時間をいただきます。ご了承ください。
※混雑状況によりお預かり期間が前後する場合がございます。
▼本件に関する詳細および点検・修理のお申し込みはこちらをご確認ください。
https://entry1.canon.jp/mm/?d=71k70&c=hne63j
【お問い合わせ先】
EF50mm F1.4 USM コールセンター
0120-213-367(フリーダイヤル) ※携帯・PHSからもご利用になれます。
受付時間:平日・土・日・祝日9時00分~18時00分 ※1/1~1/3は休ませていただきます
June 06, 2017
キヤノン,EF24-105mm F4L IS II USM ファームウェア Version 2.0.0 をリリース
EF24-105mm F4L IS II USMファームウエア Version 2.0.0
ファームウエア(Version 2.0.0)変更内容
EOS M5 / EOS M6 との組み合せにおいて、SCN モード「流し撮り」時に被写体ブレを軽減する機能へ対応します。
ファームアップ対象製品
2.0.0 より古いファームウエアを搭載したレンズ
May 17, 2017
キヤノン,「EF24-105mm F4L IS II USM」一部製品に AF 不具合
キヤノンより、本日該当レンズの一部の製品において、特定条件下でオートフォーカス動作に不具合が発生することが判明した旨が発表されました.
海外サイトでは10日くらい前から噂が出ていたもので,やっとキヤノンが正式に発表したことになります.
ちなみにうちのレンズは最初期ロットのものですが,情報ページに記載のある対象シリアル番号よりも若い番号で対象外でした.
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平素はキヤノン製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
一眼レフカメラ用交換レンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」の一部の製品におきまして、下記のオートフォーカス(以下、AF)動作に関する不具合が発生することが判明致しました。つきましては、その内容と弊社の対応についてご案内申し上げます。
本製品をご使用のお客さまには、多大なるご迷惑をおかけ致しましたことを謹んでお詫び申し上げます。今後は、お客さまに安心してご使用いただけますよう更なる品質管理の徹底をして参りますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
現象
広角側において、測距エリア選択モードに関わらず、周辺のAFフレームが選ばれた場合、正しくピントが合わないことがあります。
対象製品
一眼レフカメラ用交換レンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」の一部の製品
レンズ本体に記載のシリアル番号(下図参照)の左から2桁の数字が”48”、”49”、”50”、”51”のレンズの一部の製品が対象となります。 (例:48xxxxxxxx、49xxxxxxxx、50xxxxxxxx、51xxxxxxxx)
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December 15, 2016
キヤノン,EF24-105mm F4L IS II USM ファームウェア Version 1.0.4 をリリース
EF24-105mm F4L IS II USMファームウエア Version 1.0.4
ファームウエア(Version 1.0.4)変更内容
EF24-105mm F4L IS II USMとEOS 5D Mark IVとの組み合せにおいて、シャッター速度が1/100~1/160秒の時の手ブレ補正効果を向上致します。
ファームアップ対象製品
シリアルナンバーの頭3桁目が「0」、(xx0xxxxxxx)
November 05, 2016
キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM
この II型で初めて 24-105mm F4L ユーザーになりました.
ポートレート中心に撮影しているので,開放 F4 ズームは避けてきましたが,24-70mm ではもう少し望遠側が欲しいことがあり思い切って購入してみました.テスト撮影した感じでは,テレ端が 105mm というのはやはりいい.フルサイズ機なら望遠サイドではそこそこぼけますし,便利に使っていけそうです.ただまだ撮影回数が少ないので,光学的な点,手振れ補正の効果についての評価はもう少し使い込んでみてから判断したいと思います.
入手してみてびっくりしたのは,結構大きくて重いこと.旧型の印象(店頭や友人のカメラで少しいじらせてもらった程度)としては,24-70mm よりもズーム比が大きいにもかかわらず,小さくて軽いということだったのですが,届いた II型は EF24-70mm F2.8L II USM とほぼ同じ大きさで同じ重さと感じました.キヤノンのサイトで調べてみたところ,以下のような比較値でした.
■ EF24-105mm F4L IS USM (旧型)比: +11mm,+125g
■ EF24-70mm F2.8L II USM 比: +5mm,-10g
旧型に対してはかなり長く重くなっており,私が感じたように EF24-70mm F2.8L II USM とほぼ同じような長さ重さであることがわかります.I型から買い替えようとする方は,この点は要注意ですね.
大きさ重量を除けば,剛性の高いかっちりとした作りはさすがに Lレンズという印象.II型でズームリングロックレバーが付いたのですが,ロックを外していても前玉部が延びる(落ちる)ことはありません.まぁここの部分の評価は,今後使い込んでいって温度が高い状態で行う必要があると思いますが.
気になった点としては,付属のフード内面に植毛処理がないこと.高画質化を狙ってレンズ本体は惜しまずコストを投入していると思われるのに,このクラスのレンズでこういうところでけちるのはどうかなと思います.ほぼ同時期に発売が開始された EF16-35mm F2.8L III USM の付属フードには植毛処理があるので,キヤノンのポリシーが良くわかりません.
キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM | |
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画角(水平・垂直・対角線) | 74°〜19°20'・53°〜13°・84°〜23°20' |
レンズ構成 | 12群17枚 |
絞り羽根枚数 | 10枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 (105mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ83.5mm×118mm |
質量 | 約795g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
※ 焦点距離105mm,EOS-1DX 使用
November 12, 2015
キヤノン EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
35mm 判換算で 28.8-216mm に相当する高倍率ズームです.レンズフード EW-73B と併せて購入しました.
このレンズは,キットレンズとして EOS 8000D との組み合わせて売られているものもありますが,中古品で程度の良いものがあったので,EOS 8000D とは別に単品で購入しました.
キヤノン EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM | |
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画角(水平・垂直・対角線) | 64°30'〜9°30'、45°30'〜6°20'、74°20'〜11°30' |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22~36 |
最短撮影距離 | 0.39m |
最大撮影倍率 | 0.28倍 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | φ76.6mm×96.0mm |
質量 | 約480g |
手ブレ補正効果 | 約4段分 |
November 05, 2015
キヤノン EF-S17-55mm F2.8 IS USM
35mm 判換算で 24-70mm に相当する標準ズームです.レンズフード EW-83J と併せて EOS 8000D と同時に購入しました.
キヤノン EF-S17-55mm F2.8 IS USM | |
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画角(水平・垂直・対角線) | 68°40'〜23°20'・48°〜15°40'・78°30'〜27°50' |
レンズ構成 | 12群19枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.35倍(55mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ83.5mm×110.6mm | 質量 | 約645g | 手ブレ補正効果 | 約3段分 |
May 19, 2015
キヤノン EF50mm F1.8 STM
光学設計は,EF50mm F1.8 II を継承,ただし絞り枚数は7枚とし円形に近づけ,コーティングも刷新,AF も STM として,デジタル時代のコンパクトで安価な単焦点レンズとして発売された 50mm レンズです.
個人的に 50mm は大好きな画角で,EOS でも EF50mm F1.4 USM と EF50mm F1.2L USM と2本のレンズを持っていますが,160g と軽量なこのレンズを追加で予約購入することに躊躇はありませんでした.もちろんレンズフード( ES-68) も一緒に.
旧型の EF50mm F1.8 II もそうでしたが,暗いズームレンズとセット売りされていることの多いエントリー EOS のユーザーにまず使ってみてほしい単焦点レンズがこれであることは間違いないと思います.APS-C でもまずファインダーを覗いた瞬間に,明るさとボケが感じられますから.(^^)/
キヤノン EF50mm F1.8 STM | |
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画角(水平・垂直・対角線) | 40°・27°・46° |
レンズ構成 | 5群6枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(70mm時) |
フィルター径 | 49mm |
最大径×長さ | φ69.2mm×39.3mm | 質量 | 160g |
July 28, 2013
May 19, 2013
キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM
24-70mm F2.8 としては,第2世代となる標準ズームです.
I 型に比べると,太く(+5.3mm)短く(-10.5mm)かなり軽く(-145g)なりました.フィルター径も 77mm から 82mm と大径化しましたが,代わりに I 型はフードが深く大きくレンズ全体に被るようなデザインだったので,太さの変化はほとんど気になりません.カメラバッグ内での納まりも変わりませんね.むしろ短くなったので,II 型のほうがいいかも.
一方軽くなったのは大きいです.I 型は重たいので持ち出さないという代表的なレンズだったので,もう少し積極的に使うんじゃないかな.(^^)/
写りのほうはまだいろんなシーンで使ってないので良くわからないですが,まず 開放の絵を載せておきます.
キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM | |
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画角(水平・垂直・対角線) | 74°~29°・53°~19°30'・84°~34° |
レンズ構成 | 13群18枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.38m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(70mm時) |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | φ88.5mm×113.0mm | 質量 | 805g |
発売年月 | 2012年9月 |
November 06, 2012
キヤノン,EF24-70mm F4L IS USM, EF35mm F2 IS USM を発表
・望遠端側での切り替え操作で、本格的なマクロ撮影が可能。
・ハイブリッドISを搭載し、快適なマクロ撮影をサポート。
・非球面レンズ2枚とUDレンズ2枚を採用、高画質化を実現。
・全長93mm・質量約600g、高品位なコンパクトボディー。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard-zoom/ef24-70-f4l/index.html
・シャッター速度換算で約4段の手ブレ補正機構を搭載。
・ガラスモールド非球面レンズを採用。諸収差を補正し、高画質化。
・リアフォーカスとリングUSMによる高速オートフォーカス。
・AF後に任意でピント調整が行えるフルタイムマニュアルフォーカスに対応。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide/ef35-f2-is/index.html
August 21, 2012
キヤノン,「EF 40mm F2.8 STM」の AF 問題対策ファームウェアをリリース
”2012年6月発売のEF40mm F2.8 STMにおいて、レンズ鏡筒が押し込まれた場合に「AFが作動しない」現象が発生する可能性があることが分りました。”
対応カメラでは,ユーザーによってファームウェア変更が可能です.幸い EOS-1D X は対応カメラに入っていたので,アップデートしてみました.
ファームウェアファイルを,CF のルートディレクトリにコピーし,メニューからアップデートを選んで,実行するだけです.所要時間は,約1分20秒で完了しました.
EOS用交換レンズ「EF40mm F2.8 STM」をご使用のお客さまへ
http://cweb.canon.jp/e-support/products/eos-d/120808ef40.html
EF40mm F2.8 STM ファームウエア Version 1.2.0 [Windows]
http://cweb.canon.jp/drv-upd/dc/ef40stm-v120-win.html
EF40mm F2.8 STM ファームウエア Version 1.2.0 [Mac OS X]
http://cweb.canon.jp/drv-upd/dc/ef40stm-v120-mac.html
June 29, 2012
キヤノン EF40mm F2.8 STM
最近でこそ他社のレンズもレンズ内に AF モーターを搭載しているものも出てきたので,物によってはそれほど差はなくなってきましたが,伝統的に EF レンズは他社のレンズに比べて体格の大きなレンズシリーズです.そんな EF レンズラインナップに突如現れたパンケーキレンズがこのレンズです.
開放値を F2.8 と欲張らず,新開発の STM (Stepping Motor)を搭載.全長 22.8mm というのは全 EF レンズ中でもっともコンパクトなものです.
(EOS-1D X + EF40mm F2.8 STM + ケンコー PRO1D プロテクター(W) + ES-52)
ES-52 というのは,別売純正フードです.
(EOS-1D X, EF40mm F2.8 STM, F2.8, 1/1000sec, ISO400, 50%縮小, モデル:はる)
(EOS-1D X, EF40mm F2.8 STM, F7.1, 1/250sec, ISO400, 50%縮小, モデル:はる)
EOS-1D X は周辺減光を自動的に補正しているので,あまり正当な評価はできないですけど,開放 でもそれなりの絵が出ていますね.
今後標準域で持っていくレンズに迷ったら,このレンズを選ぶことが多くなりそうです.安いし軽量でコンパクトなので,まず単焦点を一本という EOS ユーザーにお薦めです.
キヤノン EF40mm F2.8 STM | |
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レンズ構成(群-枚) | 4-6 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 7/22 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.3/0.18 |
フィルター径(mm) | 52 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ68.2×22.8/130 |
発売年月 | 2012年6月 |
June 08, 2012
キヤノン,EOS Kiss X6i 発表
18MP, 9点AF(全点クロス), ハイブリッドCMOS AF, 5f/s, SDXC, ステレオマイク搭載, バリアングル式ワイド3型/約104万ドット LCD (静電容量式タッチパネル).
6月下旬発売予定.
■ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2012-06/pr-kissx6i.html
■製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissx6i/
同時に従来 USM (超音波モーター)以外で用いられていた DCモーターに換え STM(ステッピングモーター)を搭載した,2種類のレンズが発表されています.
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM
■ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2012-06/pr-ef-s18-135-f35-56is-stm.html
■製品情報
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s18-135-f35-56is-stm/
EF 40mm F2.8 STM
■ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2012-06/pr-ef-s18-135-f35-56is-stm.html
■製品情報
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard/ef40-f28stm/
February 07, 2012
October 02, 2011
キヤノン EF50mm F1.2L USM
EF50mm F1.4 があるので,1/3 絞りのために大きくて重いこのレンズを購入することはないかなと思っていたのですが,あるきっかけで今更購入しました.キヤノンの標準~中望遠系単焦点では,もっとも新しいレンズになります.
気にしていた大きさは,バッグに収納スペースを作ってしまえれば,それほど気にならず.重さの方も EF85mm F1.2L II USM のようにガラスの塊というわけではなく,普通に使えそうです(笑) もちろん 1g でもバッグを軽くしたいという場合には,EF50mm F1.4 を持っていくことになるでしょうが.
キヤノン EF50mm F1.2L USM | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 6-8 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/16 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.45/0.15 |
フィルター径(mm) | 72 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ85.8×65.5/590 |
発売年月 | 2007年1月 |
■■■ 2018/10/2 追記 ■■■
EF70-200mm F2.8L II USM 等と共に売却しました.
May 31, 2009
「交換レンズランキング」ベスト10中,持っていたのは1本(^_^;)
http://bcnranking.jp/news/0905/090519_14064p1.html
ちょっと前の記事だけど,キヤノン EF マウントレンズのランキングです.
4位から7位が EF-S,3位と8位のタムロンもデジタル専用レンズなので,しょうがないのですが,この10本のうち,僕が所有しているのは10位の EF50mm F1.4 USM のみという結果に.
やっぱり単焦点レンズって,売れないんですね.50mm とマクロを除いて,後はすべてズーム?! まぁそんな中で,1位が EF50mm F1.8 II というのは,「ぼけるレンズ+安い」でわかる気がします.
このレンズで,単焦点レンズの良さをわかって,他の焦点距離のレンズも購入... なんて,いわゆるレンズ沼にはまる人は少ないのかな?(笑)
November 14, 2006
キヤノン,EF70-200mm F4L IS USM の発売日を 23日に決定
一方同時に発表され,同じく 11月下旬としていた「EF50mm F1.2L USM」の発売を 2007年 1月中旬に延期することも発表されました.
→ ニュースリリース
キヤノンはこの延期に関して公式には理由を発表していませんが,ネットの噂では「予想を上回る受注を受けたため」といっているそうです.
■関連エントリ
キヤノン EF50mm F1.2L USM 他発表
August 24, 2006
キヤノン EF50mm F1.2L USM 他発表
噂に出ていた EF50mm F1.2L が,発表されました.2006年11月下旬発売予定.希望小売価格,194,250円?!(^^;
あわせて,手ぶれ補正機能付きの EF70-200mm F4L IS USM も,従来の IS なしモデルと併売の形で,EF レンズのラインナップに加わりました.
→ ニュースリリース
EF50mm には,F1.0, F1.4, F1.8 のモデルがあり,今回の F1.2 モデルは製造中止になった F1.0 を引き継ぐものかと思いましたが,光学系を比べて見ると,レンズ構成,非球面レンズの枚数,位置とかからしてそうではなさそうです.
もしかしたら FD にあった 50mm F1.2 の方が近い?それとも完全なブランニュー設計かな???
まぁ,光学系なんて,綺麗に写ればどうでも良いですけど・・・(^_^;)
March 26, 2006
キヤノン EF85mm F1.2L II USM
オリジナルの I 型は,1989年9月に当時キヤノンの新型プロフェッショナル用1眼レフとしてリリースされた EOS-1 と同時に発売された EF レンズシリーズの代表のようなレンズです.
今回の II 型は,基本的な光学設計は変更せずに,以下の変更を加えたものと考えられます.
- リングUSMと高速CPU,最適化されたAFアルゴリズムの採用により,AF の大幅な高速化を達成
- 鉛フリーガラスの採用とレンズコーティングの最適化
- 円形絞りの採用
僕の I 型経験は友人に借りて少し使ったことがあるくらいなので,定量的なことは言えませんが,AF については確実に速くなっています.間違いありません.
逆にちょっとしか使ったことなくても,これだけ言い切れるほど,I 型が遅かったということなんですが・・・(^_^;)
あと気になっていたフルタイムマニュアルフォーカスは I 型と変わらず,パワーフォーカス仕様ですね.ヘリコイドの回転角度を電気信号に変えた上で,USM を駆動させ,レンズを動かしています.つまりカメラの電源SWが入っていないと,MF はできないタイプ.
あわせてフォーカシング時フィルター枠も回転するところも同じ.結局レンズ周りはコーティングと材質以外はな~んも変えてないみたい(笑)
つまり 85mm F1.2L をディスコンにするのはもったいない.でも欧州を始めとして有害物質の法規制は厳しくなってくる.それなら(光学)性能は若干落ちるけど,なるべく手をかけずに II 型にしましょうってのがこのレンズですね・・・(^_^;)
■関連エントリ
キヤノン EF85mm F1.2L II USM 発表
(リンク先は 3504X2336pixel, 3.8MB, Canon EOS-1D Mark II, F2. 1/125sec, モデル:鈴蘭)
キヤノン EF85mm F1.2L II USM | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 7-8 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/16 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.95/0.11 |
フィルター径(mm) | 72 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ91.5×84/1,025 |
発売年月 | 2006年3月 |
■■■ 2018/10/2 追記 ■■■
EF70-200mm F2.8L II USM 等と共に売却しました.
February 22, 2006
キヤノン EF85mm F1.2L II USM 発表
噂に出ていた EF85mm F1.2L の新型が,キヤノンマーケティングのページに載っています.2006年3月中旬発売予定.希望小売価格,235,000円なり~(^^;
→ ニュースリリース
→ 情報ページ
旧型は,EOS-1 登場のころに EF レンズのラインナップに加わったはず(調べたら1989年9月でした)ですが,いわゆる第一世代の USM で,AF の速度は遅いし,カメラの電源が入っていないとマニュアルでもフォーカスリングを動かせないというタイプ.描写には定評があっただけに,この辺がどう変わっているのか興味のあるところです.
光学系は旧型継承と書いてある(大きさ,重量,断面図に微塵も変化なし.)けど,鉛フリーガラスにはなっていないのかな? 変わったのはコーティングと価格だけとかないよね・・・(^^;
ちなみに同時に発表された EF-S17-55mm F2.8 IS USM については,うちにあるカメラでは使えないので,ここでは取り上げません.ちょっと悔しいですから(笑)
======= 2006/2/26 追記 ==========
undo さんのところを見てたら,うまいことまとめてある.確かに『AF速度を前機種比約1.8倍に高速化』と言われても,もとが巨大なレンズ群を動かすせいか,凄く遅かったからね.どの程度かは自分で触ってみるまで,想像がつきません・・・(^_^;)
円形絞りになったのは良いけど,キヤノンはあいかわらず絞り羽根枚数をけちるよなぁ?! 高いレンズなんだから,9枚にせんかいっ?(苦笑)
新型と旧型の MTF 線図を貼っておきます.出展はキヤノンマーケティングのサイトより.左が II 型,右が旧型( I 型)です.ほぼ同寸にしてあるので,重ねてみることも可能だけど,そこまでするまでもなく,エコガラス採用でデータ的には開放での分解能が悪化していることがわかります,ただこれが写りにどれだけ効くかは,ご自身の判断でどうぞ.
October 28, 2005
キヤノン 「EF24-105mm F4 L IS USM」 の初期不具合を認め,無償修理へ
ネットで多数の不具合事例が報告されていた該当レンズに関して,公式にキヤノンが認め,無償修理対応を決めたようです.
【一眼レフカメラ用交換レンズ「EF24-105mm F4 L IS USM」をご使用のお客さまへ】平素はキヤノン製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
一眼レフカメラ用交換レンズ「EF24-105mm F4 L IS USM」の初期に生産された製品の一部において、シャワー状のゴーストが発生する場合があることが判明しましたのでご報告をさせていただきます。
当製品をご使用のお客さまには、多大なるご迷惑をおかけ致しましたことを深くお詫び申し上げます。対象の「EF24-105mm F4 L IS USM」につきましては、平成17年11月10日より無償にて修理させていただきます。お手数をおかけいたしますが、下記URLをご参照のうえ、修理をお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
http://cweb.canon.jp/e-support/info/051028eflens.html
August 15, 2004
キヤノン EF24-70mm F2.8L USM (2)
■ 前リング外れ
6月のある日,翌日仕事でデジ1眼が必要になったので,1D Mark II にこのレンズを付けてチェックをしてました.そこで気づいたのが,前リングの外れ.前リングというとわかりにくいと思いますが,要はフードを取り付ける筒状の部品のことです.これが正規の位置で止まっていず,ズーミングすると前玉鏡胴に引きずられて,前へずっこけてしまうんですね.
いつ誰だかは忘れたけど,この故障,以前他の人の 24-70mm で見たことがあるので,もしかしたら珍しい故障ではないかも?(^_^;)
レンズが入っている部品ではないのですが,さすがにこの状態では使えないので,修理行きです.普通は直接キヤノンの新宿サービスセンターに持ち込むのですが,仕事で土曜日に時間が取れなかったため,今回は近所のなじみのカメラ屋さんから修理に出しました.
以下が修理料金.
修理区分 | |
技術料金 | 7,500 |
部品代金 | |
修理料金小計 | 7,500 |
運送諸費用 | 1,000 |
計 | 8,500 |
消費税相当額 | 425 |
修理料金合計 | 8,925 |
完全に外れたわけではないというのもあって,良くわからなかったのですが,この部品,どういう風に固定されているのかが,機械設計屋の僕から見ても謎.見た感じ,接着剤の後もないし,メカニカルに止まるような形もない.
どういう修理内容なのかなと思ってたんですが,修理伝票に書いてあった"処置内容"は「前リング外れ調整致しました.」.
ということは,調整したところが狂えば,また起こるってことだよね・・・(^_^;)
■■■ 2013/7/28 追記 ■■■
EOS-1D Mark II N などと一緒に,売却しました.
個人的には,いわゆる大三元ズームの中では,最も使わないレンズでした.
理由としては,まず大きくて重いので,振り回しにくいことですかね.加えてこのズ-ム域では,単焦点レンズが非常に明るくかつ小さいので,ボケを生かしてフットワーク良く撮影するには,どうしても単焦点を選んでしまうというのがありました.
February 08, 2003
キヤノン EF50mm F1.4 USM (2)
■ AF 駆動ユニット交換
2001年半ばくらいからなんとなく渋るような感じがあったのですが,2002年秋,はっきりと AF の駆動が遅くなったのがわかるようになってしまい,修理に出しました.
今では 85mm とそのポジションを変えて,使用頻度が最も高いレンズになっているので,レンズの中の埃というかゴミも結構なものに(^^;) ついでにオーバーホールも依頼したのでした.
交換された部品は予想通り「AF駆動ユニット」でした.期間は 1V のオーバーホールと同時に出したので,約2週間.覚えとして,料金を書いておきます.
修理区分 | 重修理 |
技術料金 | 13,000 |
部品代金 | 4,600 |
差額調整 | ▲4,600 |
計 | 13,000 |
消費税相当額 | 650 |
修理料金合計 | 13,650 |
差動機構を採用したこのレンズの AF 駆動ユニットがあまり頑丈でないのは,ユーザーの中では比較的良く知られたことですが,そのせいで「差額調整」なんですかね?
キヤノン EF24-70mm F2.8L USM
EF28-70mm F2.8-4L から数えると,こちらも第3世代標準ズームといえるでしょう.巷でいわれているように,確かに大きくて重たいけど,その分 1VHS とのバランスは良い感じです.
ワイド側が 24mm になったこと,旧モデルに比べて最短撮影距離が短くなったことは,使えるシチュエーションを大きく広げることになったと思います.
ポートレートに限っていえば,その日の撮影ロケーションがあまり暗くない,それほど望遠もいらないと判断できれば,このレンズだけを持っていけば良いというのはあります.すでに2回ほど,手抜きしました・・・(^^;)
キヤノン EF24-70mm F2.8L USM (Serial No. 38485) | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 13-16 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/22 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.38/0.29 |
フィルター径(mm) | 77 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ83.2×123.5/950 |
発売年月 | 2002年11月 |
May 07, 1999
キヤノン EF85mm F1.8 USM (2)
下にも書いたように,このレンズにはあまり文句はないのですが,唯一の不満は,最短撮影距離が若干長いことです.つまり"いまいち寄れない"んです.
このレンズを使って,ポートレートで顔のアップを捉えることを考えてみましょう.
頭の先からあごの先端までを 220mm と考えると,フィルム上には 約 29mm の像になります.35mm フィルムは,24mmX36mm という画面サイズなので,つまりこのレンズで縦位置だと,画面一杯に顔のアップどころか,頭部のアップすら捉えることが出来ないことがわかります.
実際撮影していて,興が乗ってくると,初めは引いていてもどんどん寄っていったりするんです(笑)が,顔のアップになる領域ではフォーカスが合わなくなってしまいます.できたらもう少し寄りたいなってところなので,残念です.
単焦点レンズの最短撮影距離は,焦点距離の 10 倍あたりが目安だと言われていて,それから見ると,このレンズの最短撮影距離(0.85m)はぎりぎり合格ライン(他社の 85mm レンズも揃ってこのくらい)というところなのですが,新しい設計の 135mm F2L が,0.9m ですから,EF85mm F1.4L USM (あるんだろうか?(笑))では,5cm でも良いので詰めて欲しいですね.
November 23, 1997
キヤノン EF50mm F1.4 USM
85mm の次に使うことの多いレンズです.現有のレンズシステムの中に 35mm クラスがない(ズームはあるけど,あまり使っていない)ために,引きの取れない場所での全身ポーズは,このレンズになります.撮り様によっては,広角風にも撮れるので,好きなレンズの一つです.
キヤノン EF50mm F1.4 USM (Serial No. 0500420) | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 6-7 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/22 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.45/0.15 |
フィルター径(mm) | 58 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ73.8×50.5/290 |
発売年月 | 1993年6月 |
キヤノン EF85mm F1.8 USM
最も使用頻度の高いレンズです.一般に「85mm は,ポートレートに最適なレンズ」と言われていますが,僕にとってはそのとおりですね.アップからニーショットまで,自分の感覚に最も近いレンズです.モデルとのディスタンスも適度,描写も素直,軽い,適度な大きさ,ゆえに扱いやすい,値段もリーズナブル,フルタイムマニュアルフォーカスが使える等,長所はたくさんあるものの,あまりけちのつけようのないレンズです.しいてあげれば,あまり高級感がないところくらいでしょうか.値段が値段だからしようがないし,おまけに写りには全然関係ありません.(笑)
もしキヤノンユーザーでポートレートをはじめたいという方がいれば,まずこのレンズを入手することを薦めます.
キヤノンには同じ 85mm で開放値が F1.2 という L レンズがありますが,高価ですし,F4 くらいまで絞って使うのであれば,わざわざ大きくて重いレンズを使う必要はないでしょう.
・・・そういいながら,このレンズいつかは購入したいものリストに入っていたりしますが(^_^;)
個人的には,キヤノンに 85mm F1.4 で円形絞りのレンズを出して欲しいと思っています.
キヤノン EF85mm F1.8 USM | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 7-9 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/22 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.85/0.13 |
フィルター径(mm) | 58 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ75×71.5/425 |
発売年月 | 1992年7月 |