August 22, 2015
May 07, 2012
ソニー DSC-TX300V
携帯をスマホ(Xperia acro HD)に機種変更したので,twitter に添付する写真などは,ほとんどスマホで撮るようになりました.
有効1210万画素CMOS AF/手ブレ補正対応,レンズも開放F値2.4 と明るく,光量は大きくないですが一応ライトも付いている,ランチの写真やメモ程度なら撮れないシーンというのはそれほどなく,スマホなので常に持ち歩いている,当然クラウドへのアップロードも簡単,お手軽カメラとしては非常に良くできていると思います.
ただそうはいってもスマホのカメラですから,明暗差が大きいところではダイナミックレンジが足らないし,暗いところではノイズも多くなってしまいます.当たり前だけど,パンフォーカスの写真や動きものには弱い.
そういう場合には,やはりコンパクトデジカメの出番となるわけですが,こちらは撮ってその場でクラウドにアップロードができないというのが,従来の常識でした.ところが昨年あたりから,クラウドやスマホへのアップロード機能を持ったメモリーカードやデジカメが各社から発売されてきています.
この DSC-TX300V もそういった機能を持ったモデルのひとつ.Xperia acro HD と同時に,うちのデジカメチームに仲間入りしました.
特徴はたくさんあるのですが,代表的なものは以下にあげるようなものだと思います.
- 有効約1820万画素 1/2.3型 "Exmor R" CMOSセンサー
- f=4.7-23.5mm F3.5(W)-4.8(T) / 35mm換算値(静止画4:3時) f=26-130mm 5倍ズーム
- 3.3型(16:9) / 122.9万ドット相当 / エクストラファイン有機EL TruBlack モニター
- 静電式タッチパネル
- 光学式手ブレ補正機能(静止画)/光学式,電子式併用手ブレ補正機能(動画)
- GPS
- TransferJet
- Wi-Fi対応
- フルフラット,防水,防塵,耐低温(-10℃)対応ボディ
TransferJet は付属のマルチステーションにカメラ本体を置けば,PCへのデータ転送,バッテリーへの充電ができるもの.もちろんケーブルを接続しての充電,データ転送も可能です.カメラ側の端子が microUSB であることもスマホユーザーにとってうれしいところ.ちなみに TransferJet対応デジカメ同士であれば,カメラを近づけるだけでデータ交換ができるようですが,うちには対応機器が TX300V 1台しかないのでこの機能は未確認です.
Wi-Fi機能は2通り.ひとつはスマホ(iPhone, Android)にアプリをインストールし,このカメラをサーバーとしてアクセス.撮影画像をその場でスマホに転送できる機能.ふたつめは家庭内無線LAN等に,カメラを接続できる機能.(このふたつめの機能,何が悪いのかわかりませんが,うちではうまく設定できていません.)
TransferJet による PC へのデータ転送,バッテリー充電にしろ,Wi-Fi によるスマホへのデータ転送にしろ,使ってみるとどっちもすごく便利.ケーブルを接続しないってことが,こんなに快適だとは思いませんでした.
あと2ヶ月弱使って思ったのは,このカメラは画質がどうのこうのいう前に,ぱっと撮影してマルチステーションにカメラを置きデータをPCに転送,TVで見る,あるいはスマホに画像を送ってクラウドにアップする,そんな風に気軽に写真を楽しむカメラかなと思います.ボディが軽量でコンパクトなので,ケース(Lowepro ダブリン20 [ブラック]をチョイス)に突っ込んでスマホと一緒にベルトに通して持っていても苦にならない.
正直同条件で撮影すれば出てくる絵は PowerShot S100 のほうが上だと思いますが,デジタル1眼レフのサブカメラとして考えた場合,PowerShot S100の場合,「さぁ,今日は(サブカメラでも)撮影するぞ!」と気合の入った日でないと持っていたくない.やっぱりそれなりに大きいし,取扱にも気を使わないといけない.
その点 DSC-TX300V ならば,「軽量コンパクト+防水」でまず持っていることが苦にならない,撮影の妨げにならない.これはすごく大事で,夏の水辺の撮影で盛り上がってしまい,サブカメラを腰に付けているのを忘れてしゃがんでしまったり,波に突っ込んでいったりしても,まぁ問題はないわけです.(個人的にこういう経験をしたことはありません.お仲間がそういう経験をしているのは何回も見ていますwww) まさに"持っていることを気にせず/忘れて普通に持っていられるカメラ"というのは僕にとっては理想ですね.
欠点をあげれば,ひとつめは,メディアが microSDHC であること.本体の小型化には貢献しているのでしょうが,個人的には手持ちの SDHC が使いまわせればもっとうれしかったです.
ふたつめは,有機EL とはいえ,晴天下ではモニターが見づらい.条件によっては Xperia acro HD のほうが見易かったりします.
みっつめはレンズ.ワイド端 F3.5 はさすがに暗い.F2 とは言わないですが,F2.8 くらいは欲しい.あと焦点距離もワイド端で換算 26mm が 24mm になればもっと楽しいですね.
November 06, 2011
GEPE Card Safe Extreme
スイス GEPE 社の防水でかつ水に浮くメモリーカードケースです.CF, SD, MS, SM 対応で,CF と SD の組み合わせであれば,同時に 4枚ずつ収納することができます.
今年の与論島ツアーでは,島の東側のリーフの内側にある「百合ヶ浜」という干潮時に現れる浜へ渡りました.天候も良かったため,360°を海に囲まれた環境で1時間半ほど思う存分撮影することができ,素晴らしい経験でした.
当日は中潮であったのですが,もっとも高いところでも海面からせいぜい 15cm くらいしか出てなかったでしょう.波が来るとすぐにかぶってしまうような状態です.ぞんな状態では機材を浜へあげることはできず,カメラバッグはチャーターしたグラスボートに置きっぱなしにし,必要な機材だけを持ち出して撮影をするような状態でした.盛り上がる撮影中,思わず機材に水を被ったようなお仲間もいたのですが,まぁそれはそれとして・・・(笑)
そんな撮影を終えた夜,ホテルの部屋で
「防水のメモリーカードケースというのはあるのだろうか?」
という話になりました.そこで同室だったSさんが持っていたのが,このケースでした.正直その時現物を見た感じでは『本当に大丈夫かなぁ』という感想を持った(笑)のですが,ヨドバシの店頭で見つけたので買ってみました.価格は 2310円(10% ポイント還元).僕が買ったのは店頭にそれしかなかったので Onyx (グレー) という色でしたが,実際には製品の色は4色あるようです.(Onyx/Iceblue/Rosso/Neon)
パッケージを見ると以下の記述が.
Waterproof: In compliance with the IPX-7 waterproof specification (DIN EN 60520)
IPX7 なので,"一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)" というレベルであることがわかります.水に落としてもすぐに引き上げれば OK というところですかね.
今シーズンはもうビーチで撮ることはないので,このケースの実力が発揮されることはないと思いますが,来シーズンへ向けて使い勝手,耐久性を見てみたいと思います.
May 04, 2011
テンバ メッセンジャーカメラバッグ (Mサイズ)
2010年の春から,機材があまり多くないときの主力バッグです.製品の色は濃いオレンジ,オリーブ,黒がありますが,オレンジとオリーブで悩みに悩んだ末に僕はオリーブを選びました.オレンジも本当に捨てがたかったんですけどね(笑) うちのバッグ系列からすると,くたくたになった タムラック #828 の後継です.
収納力も大きく使い勝手も良くできたバッグですが,一番のお勧めは軽いこと.空だと 1.1kg しかない.それでも耐久性に劣る感じはなくて,テンバらしい丁寧な作りです.安くはありませんが,中型のショルダーバッグを探していらっしゃる方はショップで見てみるといいかもしれません.
製品については,僕が下手な説明を書くよりは,下の動画を見るのが早いです(笑)
October 12, 2009
シンクタンクフォト エアポート・エアストリーム
■飛行機で行く撮影旅行のために 2
2006~2008年の沖縄へは,ロープロ プロローラーミニで出かけたのですが,この春このバッグをかなり安く入手できたので,今年はこれで出かけました.
プロローラーミニに比べ,収納できる機材量はそれほど変わらないのですが,少し深いので,カメラボディや 70-200mm ズーム以外の短いレンズを縦に収納でき(撮影中はフードを付けたままでも OK),使い勝手はかなり向上しました.また比較的太いタイヤが付いているので,転がすのが楽であること,空港やいろんな施設で簡易的にバッグを固定するためのワイヤーケーブル等も付属していたりして,名前のとおり航空機移動について非常に良く考えられたバッグです.
(1) レインカバー(この製品に付属)
(2) EOS-1Ds Mark III ボディ
(3) EF85mm F1.8 USM
この下に,エクステンダー EF1.4x II
(4) EF50mm F1.4 USM
この下に,LP-E4 (1Ds Mark III の予備バッテリー)
(5) CP-E4
(6) EF16-35mm F2.8L II USM
(7) シンクタンクフォト ケーブルマネジメント10
ブロア,日焼け止め,虫除け,虫刺され薬等の小物入り
(8) EF70-200mm F2.8L IS USM
(9) 580EX II
(10) ハンドタオル,パレオ等小物
この下に,シンクタンクフォト カーブド・コンフォート(グラスタクシーに付属していたものを流用)
さらにその下に,折りたたみ傘
シンクタンクフォトのカタログによるサイズは,こんな感じ.
外寸: 44.5 x 36 x 20.5cm
内寸: 39.5 x 34 x 16.5 cm
すべての仕切を装備した最大自重:約4.5Kg
ちなみに上の写真の状態で,バッグの総重量は 12.6kg になります.2012年8月に『機内の手荷物「115センチ以内」 国内線各社が統一へ』というニュースが流れ,その後 JAL/ANA の機内持ち込み可能サイズというのは統一されました.カメラバッグは重量制限には引っかかってしまう恐れは十分あるのですが,僕の経験からすると重さはあまりうるさく言われません.
http://www.jal.co.jp/dom/service/bags/carry.html
http://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/carry.html
ちなみにプロローラーミニに比べて,深さ(高さ)が大きくなったので,機内での収納がどうか確認してみたのですが,ヘッドコンパートメントへの収納は B747, B737 ともに楽勝.かなり余裕があります.逆にシート下へは B737 だと少し入れにくい感じでした.また B747, B737 に関係なく,通路側だとシートの脚の間が狭いので,入らない場合があります.(これは幅の問題なので,プロローラーミニでも同じ)
以前プロローラーミニのところで書いたのですが,この手のキャリーバッグは路面がフラットで転がしていけるところではとても楽なのですが,下が砂地だったり荒れた路面では持ち運びに苦労するもの.プロローラーミニではショルダーハーネスを追加しましたが,このバッグではカラビナ2個と余っていたシンクタンクフォト カーブド・コンフォートでショルダーバッグ的に扱える仕様にしました.10kg を超えるバッグを扱う場合,こういった工夫は必須だと思います.ご参考までに.
September 26, 2009
ジッツオ GT1550T
縮長 35.5cm と非常にコンパクトで,かつ 1kg という超軽量なトラベラーシリーズの5段三脚.
もともと興味を持っていたのですが,80,000円+という価格に手が出ないでいたところ,先日あるショップで展示品を 60,000円以下で販売していたので,つい購入.
シリーズ0 のセンターボールヘッド G1077M のせいで耐荷重が 2.0kg になっているので,EOS-1Ds3 + レンズ という組み合わせには完全に力不足ですが,なんといっても軽くてコンパクトなので,うまく使っていきたいと思っています.
三脚本体は安く入手できましたが,下のバッグやホルスターを購入したので,結局一緒かな?(^_^;)
May 31, 2009
シンクタンクフォト アーユーサースティー
ドリンクボトル,グローブ,日焼け止めといった身の回りのものを入れておくメッシュポケット.口はドローコードで締める事が出来ます.パンツのベルトやプロスピードベルトに装着可能.
サイズは 500ml PET ボトルに対しては,内径はかなり余裕があり,保冷用のペットボトルホルダーごと入ります.上の写真を見てもらえばわかるように,ナルゲンのようなアウトドア用プラスチック水筒が楽に入るサイズなんです.
シンクタンクフォト ラージレンズドロップイン
プロスピードベルトに装着できるレンズポーチ.主に超広角ズームを対象としたものです.
シンクタンクフォトの 2009/3 版のカタログ(vol.2) には,キヤノン EF16-35mm F2.8L USM が写っていますが,残念ながら,旧型より若干大きくなった EF16-35mm F2.8L II USM を,フードを付けたままドロップインすることは出来ませんでした.フードが引っかかっちゃうんですね.
このポーチは登山用のチョークバッグ(滑り止めのチョークを入れておく袋です)を参考にして作られているらしく,入り口をドローコードで絞れるようになっています.ですから,そこを手で広げれば EF16-35mm F2.8L II USM もすっぽり落とし込めるのですが,今度は一度入れたら取り出すのが手間です.
それとも,もともとフードより上の部分はドローコードより下に入れないで使うのかな? でもその状態で走ったりすると,微妙にレンズが飛び出していきそうな感じなんですよね.
まぁ,EF16-35mm F2.8L II USM でない他の単焦点レンズであれば,すべてこのポーチには入るので,しばらくいろんな形で使ってみたいと思います.
シンクタンクフォト スピードチェンジャー (2)
前に書いた様に,このバッグは収納力が大きくて,詰め込んでしまうとかなりなものが入ります.その状態だと厚さも重さも結構なもの.
これをプロスピードベルトに付けて,体の前側に置くのは,少なくとも撮影している間は厳しいです.体勢にもよりますが,体を前に曲げるのに制限がかかってしまいます.
なので,基本背中側に置いて使う形になると思います.中身はそうですね.すぐに使いたい小物で,間違って濡れても大丈夫なものかな.腰の高さというのは意外と波をかぶるんですよ(笑) すぐに考えつくのは,ウェットティッシュ,日焼け止めとか虫除けとかですね.
中仕切りを外すと1眼レフカメラのボディも入りますが,個人的には夏の2台目のカメラは防水コンパクトなので,これでもいいかも.
シンクタンクフォト プロスピードベルト
スピードチェンジャーのところで書いた,本来付けるべきウェストベルトがこれです.
腹囲86cmとしっかりメタボ体型(苦笑)の僕は,Lサイズを選びました.通販だったので,小さいほう選んで,最悪入らなかったらいやですからね(^_^;)
ただこの選択は微妙でした.この手のウェストベルトは,おなかにするわけではなく文字通りウェストにするものなので,M サイズでも良かったかな? (調節できる範囲で)ベルトの長さを一杯に詰めた状態じゃないと,夏のシーズンは,ずり落ちてしまう感じですね.
逆に冬にはかなり厚着しても大丈夫そう.ダウンのコートは無理だろうけど,フリースとかパーカならその上から締られそうです.
ベルトの幅は最も広いところで約 6cm,全周パッド入り.作りはかなりしっかりしており,ポーチやケース類のガイドを通すループが15個付いています.
シンクタンクフォトにはステロイドスピードベルトというもうひとつごつくてショルダーハーネスも付加できるウェストベルトがあるのですが,予備機材をすべてウェストベルトにぶらさげて運ぶ巨漢スポーツカメラマンでもない限り,こっちのベルトで十分だと思います.
December 15, 2008
ロープロ マグナム AW
EOS-1Ds Mark III ボディ,レンズ4本,ストロボ+バッテリー,P-7000,その他アクセサリをいくつか,程度を収納できることを考えて購入しました.
その他選択の条件としては,
- ショルダーバッグタイプであること
- EF70-200mm F2.8L IS USM が立てて収納できること
- 三脚/一脚固定ストラップがあること
- オールウェザーカバー付きであること
といったところです.
最後の「オールウェザーカバー付き」というのは,今までメインで使っていた A&A の ACAM-11000 と タムラックの 828 双方のショルダーバッグが,何度か雨に濡れて,布地の腰がなくなり型崩れしてしまったため,新しく購入するものは,ウェザーカバーの付いたものがいいなと思ったからです.
今回選んだ マグナムAW は,以前から持っている コマーシャルAW より一回り小さいもの.コマーシャル AW は詰め込めばかなり多くの機材が運べますが,もって歩くのが辛いくらい重くなる(^_^;)ので,ジャストサイズのものとして,マグナムAW にしたのでした.
November 22, 2008
PDAIR レザーケース for Photo Fine Player P-7000/P-6000(PALCP7000)
P-7000 に付属のキャリングケースは大きすぎるというのを過去の記事に書いたのですが,エプソンプロセレクションブログでいいものを紹介しているのを見つけました.
それがミヤビックスで扱っている「PDAIR の P-7000/6000 用のレザーケース」です.
メディアやバッテリーを挿入するところ,ケーブルを接続するところはすべて空いているので,あまりラフに扱えばカバーされていないところに傷がつく可能性十分ですが,そういったネガの面より,上質の皮を使って本体にぴったりしたデザインで作られたケースはとても使いやすいですし,思わず人に見せたくなる魅力があります.僕のように.ファットなオリジナル P-7000 キャリングケースになじめない人にはお奨めです.
September 13, 2008
シンクタンクフォト アーバンディスガイズ60
見た目は普通のバッグにしか見えないけれど,びっくりするほど大量に収納できる PC 用,カメラ用ショルダーバッグです.
決してカメラバッグに見えないスリムな外観ですが,以下の構成のセットが楽に入ります.
- EOS-1Ds MarkIII
- EF16-35mm F2.8L II USM
- EF50mm F1.4 USM
- EF70-200mm F2.8L IS USM
- Speedlite 580EX II
- P-4500
加えてバッグの身体側にあるノート PC 用のスペースはまるまる空いているので,通常雑誌や文庫本,折り畳み傘等を入れるのに重宝しています.
これだけ詰め込んでも,まだまだ空いているコンパートメントやポケットがたくさんあって,そこに入るような薄いものについては,どこに何を入れたかきちんと把握していないと,現場でポケットを開けまくりになるのが,玉に瑕でしょうか?!(笑)
ここまで収納できても,電車に乗る時に膝の幅からはみ出さないコンパクトさで,隣の人に気を使わなくていいこと,ハンドルのグリップの皮,ショルダーベルトの金具,YKK のファスナー 等,使われているパーツの確かさ,細かいところの作りの良さもあり,とても気に入っています.
実際仕事用にもうひとつ同じものが欲しいのですが,さすがに全く同じものを買うのは芸がないので,ワンサイズ小さい
アーバンディスガイズ50を狙っています(^-^;
June 02, 2008
シンクタンクフォト スピードチェンジャー
グラスタクシーのメインコンパートメントはレンズに占領されてしまうので,それ以外のものを入れるために買ってみました.このスピードチェンジャー,本来はウェストベルトに付けるタイプの小物入れなのですが,グラスタクシーの背面にも固定できるのです.
ただ思っていたよりも厚くて,いろんなものがたくさん収納できそう.中仕切りを外すと,EOS-1D クラスのボディが 入りますね.ただこの大きさのものをグラスタクシーの背面(=メインコンパートメントの蓋)に付けると,レンズの出し入れを阻害してしまい,これは本末転倒です.ということで,この使い方は中止,そのうちウェストベルトを買ってみて,そっちの使い方で試してみたいと思います.
シンクタンクフォト グラスタクシー
サンニッパとかの長玉を運ぶためのバックパック.製品名のグラスタクシー(Glass Taxi)は,ガラス(=レンズ)を運ぶものというそのままの意味です(^_^;)
ニーイッパやサンニッパって,撮っているときはその重さや大きさは気にならないのですが,持ち運びは一苦労.フードを正しく装着していると地面に置くのにも気を使うし,逆付けしてカバーをかぶせていると,使おうと思ったときに出遅れる.背の低い僕だと,肩からかけていても歩く場所によってはいろんなところにぶつけてしまうこともあり,車で撮影地まで出かけていって,その場でトランクからレンズを取り出せるというような場合でもないと,なかなかこの手の長玉を持ち出す根性が出ないのでした(^_^;)
でもやっと見つけましたよ.このケース.これでうちのニーニーの稼働率が上がることは間違いなし.(V^-°)イエイ!
EF200mm F2L IS USM にフードを着けた状態で,こんな感じになります.上部に(写真では右側)少しスペースがあるので,サンニッパでもフード付で入りますね.うちではここにレインカバー(製品に付属)を入れることにしました.
写真では少しわかりにくいですが,マウント部をマジックテープで固定できるようになっているので,使おうと思ってから 30秒程度で,レンズをボディに装着することができました.
単焦点長玉用としてだけではなく,フード付 70-200mm ズームをボディに付けたまま収納できるらしいので,そういうレンズを主に使う人にもお薦めかも.レインカバーの他に,バッグサイドに1脚,3脚を固定するためのストラップが付属しています.
thinkTANKphoto は,2005年に設立された新しいメーカー.機内持ち込み用のバックパックを中心に,スポーツカメラマン向けのバッグを多くカタログに載せています.
October 22, 2007
ロープロ プロローラーミニ
■飛行機で行く撮影旅行のために
"ロープロ プロローラーミニ"はキャリータイプ,つまりバッグ底面にキャスター(いわゆるコロコロ)がついていて,移動の際引っ張る為の伸縮できるハンドルのついたカメラバッグです.
もちろん日常僕が撮影をしているフィールドでは,バッグを引っ張りながら移動出来るような所は少ないので,普段使い用ではなく,飛行機を使った撮影旅行のために3年前に購入しました.
航空機内に撮影機材を持ち込む際に気をつけないといけないのは,『極力持ち込み手荷物にする』ということでしょう.
もちろんあなたがかなりのお金持ちか,売れっ子のプロカメラマンであれば,ペリカンに代表される頑丈なケースに撮影機材を入れて手荷物として預けたり,アシスタントの人に機材を運ばせ,機内へ持ち込むこともできます.ただそうでなければ,機材は自分ひとりでハンドリング出来る位の大きさ,重さにまとめて,機内持込手荷物にすべきです.
というのは預かり手荷物というのはいくら 『Fragile/取り扱い注意』の札を付けてもらっても,裏では投げられているかもしれないし,高そうな荷物は紛失する可能性が高いから・・・(--;)
その証拠に手荷物を預けるときに,航空会社のグラウンドクルーが必ず聞く
「壊れやすいもの,貴重品は入っていませんでしょうか?」
という質問に対し,
「ええ,入っています.総額 100万円を超える撮影機材です.」
と答えてみてください.
よっぽどしっかりとした梱包で,ごつい鍵がかかっていない限り,まず彼ないし彼女は荷物を預からないでしょう.国際線の場合は特に・・・(^_^;)
アメリカの 9.11 テロ,イギリスの液体爆弾テロ以降,各航空会社とも機内持ち込み手荷物は激しく制限されるようになりました.ポイントは持ち込み荷物の数,大きさ,重さです.
機内持ち込み手荷物の大きさについては,各航空会社で規定が微妙に違います.日本の代表的な航空会社である JAL と ANA,僕の過去の経験から厳しいと思った Lufthansa の例をあげてみるとこんな感じです.
- JAL 3辺の和が115cm以内、W55㎝×H40cm×D25cm以内 10kg以内
- ANA 3辺の和が115cm以内で、各辺の長さが55cm×40cm×23cm以内かつ10kg以下のもの1個
- Lufthansa 55cm×40cm×20cm以下で、重量は8kg以下
ここでこの"プロローラーミニ"の大きさ(小ささ)が物をいいます.
- プロローラーミニ(外寸:485×330×190mm)
- プロローラー1(外寸:540×355×230mm)
下の"プロローラー1"は同じロープロのバッグで,"プロローラーミニ" のワンサイズ上のものになります.ホームページ上ではこのバッグも機内持ち込み可能ということになっていますが,Lufthansa では規定を超えているため,拒否される可能性があるわけです.
その点,"プロローラーミニ"は厚さが 19cm しかないため,Lufthansa でも規定内に収まっています.
実際 "プロローラーミニ" の場合,747-400 の窓側の荷物入れ(中央側の荷物入れに比べ高さがなく,荷物の厚みが厚いとラッチがかからない)でも問題なく収納できますし,機種によってはかなり狭いシート下にもなんなく滑り込ませることが出来ます.
これが僕がこのバッグを使うときの収納例です.
この写真の場合,左下から時計回りに,
- EOS-1D MarkII N ボディ
- EF16-35mm F2.8L II USM (この下に EOS の予備バッテリー"NP-E3"あり)
- EF70-200mm F2.8L IS USM
- スピードライト 580EX (この下にコンパクトバッテリー "CP-E3" あり)
- EF85mm F1.8 USM (EF16-35mm のフードも一緒に入ってます)
- EF50mm F1.4 USM
という風にパッキングされています.
ホームページには,収納例として『 80~200mm f/2.8級レンズを取り付けた一眼レフカメラ:1機+カメラ本体:1機+交換レンズ4本+アクセサリー』なんて書いてありますが,これは昔の銀塩1眼レフ基準の話ですね.ボディもレンズも肥大化している現代のデジタル1眼レフシステムだと,上の写真くらいの量を詰めるのが限界です.
中には遠方に撮影に出かけるのに,ボディが1台しか入らないというのは,"サイズ的に不十分"と思われる方もいるかもしれません.ただこれでも既に総重量は 10kg を超えているので,予備ボディを持っていくのであれば,別のバッグに入れるほうがベターです.あまり重いとハンドリングにも不便ですし,せっかく大きさ的には機内持ち込みが出来るレベルなのに,重さではねられてしまう可能性もあるからです.
実際このくらい詰め込んでしまうと,持ち運びは大変.特にこのバッグはショルダーベルトがないので,キャスターを転がせるところなら問題は無いのですが,そうできないところ,例えば砂浜とかではかなり持ち運びは厄介です.僕は,昨年宮古島の砂山ビーチからの帰りのきつい上り坂で肩に担いだこのバッグの重さで完璧にへばってしまったのでした・・・( ̄▽ ̄;)
今年はその反省を元に,ハクバのソフトバッグ用 GWリュックベルト KRB-03BK を購入し,背中に担げるようにしました.このベルト,砂山,砂浜だけでなく,多くの歩く場面で大活躍でした.
ちなみに機内へ持ち込むことのできる手荷物は1個といわれていますが,実際にはこの "プロローラーミニ" と着替えの入った大き目のデイバック(大きさだけはほぼこのカメラバッグと同じくらい)1つを機内に持ち込ませてくれなかった航空会社は今のところありません.荷物が2個でまとめられるのならば,機内持ち込みにトライしてみてはどうでしょうか?
Have a nice flight!
July 31, 2007
アルティザン&アーティスト WCAM-3000s
アウター素材として防水性と耐久性に優れたターポリンを採用したショルダーバッグ.この夏直販ページと一部店舗で販売された限定モデルです.色はブラック,オレンジ,パープル,ホワイトの4色あって,パープルと迷いましたが,ホワイトをチョイスしました.
大きさとしては,内部仕切りをひとつ外して,位置を工夫すれば,1D Mark II と 24-70mm ズームレンズ1本が入らないことはありませんが,1眼レフであればバッテリーグリップレスのタイプ,あるいはレンジファインダー,コンパクトデジカメといった小型のカメラでカジュアルに撮影することを狙って作られたものでしょう.
個人的には,文庫本,ウォークマン,コンパクトデジカメに PET ボトル1本を加えて,ぶらぶら歩くような時に使っています.
October 18, 2004
クランプラー ワック・オ・フォン ( Wack-O-Phone )
オーストラリアのクランプラー社が製造する PC バッグのラインアップ中,15" PC に対応するサイズのもの.ショルダータイプの PC バッグのシリーズの中では中くらいの大きさのものです.→ メーカーサイト
色はクランプラーらしい鮮やかな "赤" とか "オレンジ"を選びたかったのですが,いい歳したおやぢが持つにはちょっとこっ恥ずかしいので,無難にネイビー(ブルー)を選びました. でもインナー側は結構派手だったりします(^^;
クランプラー社は,1995年創業と歴史的には若いメーカーです.メッセンジャーバッグ,PC バッグ,フォト(カメラ)バッグを製品の中核としており,カラーバリエーションの豊富さから,個人的に新しいカメラバッグを選ぶときにはいつも候補には挙がっていました.ただ元が欧米人向けのメッセンジャーバッグだからでしょうか,全体的に高さが高くかつトップフラップが深いので,カメラバッグとしては,機材をスピーディに取り出すのにはあまり向いていないように思われ,購入には至りませんでした.
それがなぜ,急に PC バッグを買うことになったか・・・?!
土曜日にキヤノン新宿QRセンターに,修理品を受け取りに行った帰り,新宿ヨドバシカメラ館のカメラバッグ売り場に寄りました.EOS-1D Mark II をはじめとしたデジタルカメラの使用頻度が増すにしたがって,VAIO type T とデジカメを同時に収容できるバッグを見ておきたいなと思ったからです.
こういう時代ですから,どこのバッグメーカーも 「ノートPC + デジカメ」 を同時に収容できる製品をラインアップの中に持っています.ロープロの "コンプトレッカー AW","ステルスリポーター650 AW",クランプラーで言えば,"ディセンバー・クォーター"といったものが代表的なものでしょう.
この手の製品のメインターゲットは,最低でもデジタル1眼レフ1台,標準ズーム,望遠ズーム,ストロボ等のカメラアクセサリ,メディア類に加え,17" PowerBook を持ち歩くフォトジャーナリスト,スポーツカメラマンだと思います.つまりカメラに 80-200mm F2.8 ズームを付けた状態で収納できる必要があるため,デイパックタイプであれ,ショルダータイプであれ,深さはかなり深くなります.
欧米人ならともかく日本人の場合プロカメラマンでもよっぽど偉丈夫でない限り, これらに加え,交換レンズ2~3本,アクセサリ一式,17" PowerBook を持ち歩こうといういう人は少ないと思いますが, 僕らのビジネスの現場でも,向こうの連中は平気で 17" クラスのノート PC を出張に持ってきますから,カメラマンでもきっとそうなんでしょう・・・(^^;
ヨドバシで見ることができた "ステルスリポーター650 AW" なんかは,逆に割り切っていて,ノート PC のスペースは十分大きいのですが,逆にカメラ向けのスペースは,あまり大きくありません(深さは十分深い).これだと僕のように単焦点レンズが多い場合には,容量が足りそうにありません.
かといって,"ディセンバー・クォーター"なんかだと,いくら VAIO type T が軽いとはいえ,システム一式にこれを加えたら運ぶ気にはなりそうもないのでした(^^;
結局帯に短し,たすきに長し,加えてどうしても急いで買わなくてはいけないものでもないですし,もう少し調べてからにしようと,今回は購入を見送りました.
ヨドバシに行ったのはフラッシュメモリを買うのが目的だったので,次はマルチメディア館に.1階で山の様に並んでいる中から,やっとバッファロー製を選んだ後,DVD-R メディアを見に地下1階へ.こちらは選ぶのは簡単だったので,帰る前に PC バッグを見ようとバッグ売り場へ.
僕の場合家と会社の間でノート PC を持ち歩きする場合,随分以前に買ったソニースタイルのモバイルバッグを,先週の様に2泊程度の出張の場合には,もう一回り大きなバッグがあるので,それを使っています.ただ後者の方は,もう少し長期の出張となると少し小さいかなという感じがあって,大き目のバッグを見ておきたかったのです.
ところがこの PC バッグコーナーというのが罠でしたね.
カメラバッグの色というのは,ドンケやテンバの様にブルーグレイ,タンといった色を揃えているメーカーもありますが,圧倒的に地味な色が多いし,その中でも黒が多数派です.PC バッグもビジネス用途のものは黒が中心なのですが,カメラと違って女性ユーザーも多いためか,その他の色のものも結構展示してありました.
その典型が,壁一面にディスプレイされたクランプラーのコーナー.
『いつから,ヨドバシがこんなに大きく,クランプラーを扱うようになったのだ?』
クランプラーのカメラバッグのカラーバリエーションが豊富なのは知っていましたが,PC バッグはもっと多いのでした.さっきバッグを買うのは後送りにしたはずなのに,目に入ってくるインパクトは大きく,気づいたときには一生懸命使い勝手や大きさをチェックしている始末・・・(^^;
良く考えてみると,僕が撮影にノート PC を持っていくというのは,バックアップ用途というよりは,泊まりの撮影行でその日に撮影した画像をチェックするためというのしか考えられない.(バックアップだけなら,トランセンド PhotoBank を使います. ) そういうことであれば,移動はまず車です.車であれば撮影の間中重たいノート PC の入ったバッグを持ち歩くことは考えられず,こちらのバッグには PC 関連の機材と1~2泊の着替えが入れば良いわけです.
ということで,ショルダータイプの中から,ちょうど真中のサイズの"ワック・オ・フォン"を選択. VAIO type T の大きさからするともう一つ下の "ロール・オ・ノーツ" で十分なのですが,それ以外のスペースを考えて,少し大きめにしたのでした.
え,おまえは出張用の PC バッグを探すつもりじゃなかったのかって? まぁ,人生こういう間違いは往々にして起こるものです・・・(^^;
最後に,あのディスプレイを企画したヨドバシカメラの店員さん(もしくは代理店の銀一の人?)へ一言.
「あの罠には見事はまりました.恐れ入りました・・・m(_ _;)m ただあえて言うとすれば あのコーナーはもうちょっと手前に持ってくるべきじゃないかなぁ? あんなに奥に隠れていたんじゃ,目につきにくいし,もったいない気がしますぜ!」
October 04, 2004
ソニー キャリングポーチ VGP-CP3
VAIO type T 用のウレタンボンディング素材のポーチ.→ 製品情報
type T 用には,本革製専用ケースや,スウェード調素材のセミハードケースが用意されていますが,僕の場合 type T だけを単独で持ち歩くことはまずなく,どっちみちかばんに入れるでしょうから,厚みが少ないこのポーチを選びました.もちろん値段が安いってのも選択した大きな理由のひとつです(笑)
August 15, 2004
アルティザン&アーティスト ACAM-11000
プロのメイクアップアーティストやスタイリストのためのメイク BOX,ブラシといったアイテムをスタートに,一般向けにも優れたコスメポーチ等を世に送り出していることで有名なメーカー アルティザン&アーティストが,プロ向け用品に求められる優れた機能性と実用性を追求して作ったカメラバッグ,ACAM シリーズ中最大のモデル.
黒い撥水性ナイロンアウター,防水仕様のファスナー,三脚ストラップと,外側はいわゆる大型カメラバッグに要求されるポイントはしっかりと押さえてありますが,内部はパーテーションを含めて赤という,あまり他のメーカーには見られないおしゃれな配色も特徴です.アウターのナイロンがバリスティックでないのか,薄手のものなのか(?),大きさと比較して軽いのも嬉しいところ.
メーカーの HP によると,スペックはこんな感じです.
材質 | ナイロン |
サイズ | 外寸:W440 × H240 × D195+65mm 内寸:W440×H220×D200 mm 前ポケ内寸:W435×H160×D60 mm 1.6kg |
カラー | ブラック |
楽勝で 70-200mm F2.8 が縦に入るので,このレンズを持ち出すときには,最近このバッグを使うことが多いですね.
■■■ 2011/5/4 追記 ■■■
このバッグ,長いこと僕のメインカメラバッグだったのですが,雨中の撮影で濡らしてしまうことが何回かあって,そのせいで布地に腰がなくなってしまい,そうなると使い勝手が悪く昨年からほとんど部屋での機材入れになっていました.
このGWの断捨離作戦(笑)で,めでたくこのバッグも引退となりました.これまでありがとう.
ロープロ コマーシャル AW MF
根っから横着な僕は,めったなことでは三脚を持ち出しません.三脚を運ぶとなると,カメラバッグの底に縛るか,三脚を裸かバッグに入れてストラップで肩からかけることになるんですが,底に縛るとバッグを置いたときに傷が付きますし,電車の中とか何しろ邪魔,かといって別に持つと忘れそうになるんですわ(^_^;)
ただ一脚はニーイッパやサンニッパといった重量級のレンズを使いたいときに,使うことがあります.この手の大きなレンズが入るバッグは P995 しかないので,一脚も このバッグの下に縛って持ち出してたんですが,一脚を引きずってしまうのは同じですし,ストラップの使い勝手が良くないので,どうも付けたり外したりするのが面倒です.
そこで大型レンズが入って,一脚を蓋の上に固定するストラップのあるバッグを探すことにしました.蓋の上にストラップのあるバッグ自体もそれほど多くはないのですが,大型のものというといっそう選択肢がありません.結局ロープロの Portable Studio シリーズがそういう作りになっているので,その中から選ぶことにしました.
ところがロープロは販売代理店であったみなと商会が倒産したため,しばらく市場に品薄状態が続いてました.特に2番目に大きなマグナム AW がなく,最大サイズのコマーシャル AW か,マグナム AW にするか,現物を見るまで決めきれずにいました.
2004年春にはハクバ写真産業株式会社が取り扱いを開始(Lowproサイト)し,市場に製品が流れ出したわけですが,現物を見ての結論は,一番大きなコマーシャル AW,それも中判用の MF にしました.なんで中判用にしたかというと, スタンダードのコマーシャル AW (一応これが 35mm 用という位置づけでしょう) のインナーのレンズパッドが小さすぎたため.
インナー自体はスタンダードだろうが,MF だろうが,ニーイッパとか入れるときには大幅に動かさないといけないのですが,残りのスペースに突っ込むレンズパッドは大きくないといけない.ところがこれはロープロに限った話ではないのですが,35mm 用のバッグのレンズパッドというのは,基準が一昔前のマニュアルフォーカスのレンズを基準に作られているみたいで,最近の大口径 AF レンズにはほとんど合わないんですね.
ということで,今回はレンズパッドが大きな中判用を選んだのでした.
November 17, 2002
October 26, 2002
タムラック Model 828 - World Correspondent 8
■ ファスナー破損 ~ もう一つ購入
このバッグ,1998年の5月に買ったんですが,裏側(体に触れる側)のポケットのファスナーが壊れてしまいました.ファスナーのギザギザ(エレメントと呼ぶようです.YKK ホームページ参照)が付いているテープ部分がエレメントに沿う形で切れてしまい,そのためにエレメントの間隔が一定でなくなって,スライダーが外れてしまったのでした.
幸いタムラックのバッグは販売メーカー(ケンコー)の5年保証が付いているので,先週修理依頼してきました.
かといって,毎回大きなテンバ P995 を持ち出すのも面倒なので,しょうがなくもう一つ同じものを購入しました.同じものを買うのは芸がないといえばそうなのですが,僕は良く使う道具は同じ方が楽なんです.未だに P995 を使っていると,どこに何が入っているかをか忘れてしまい,あたふたしているくらいです.(^^;)
テンバ P995
テンバの Pro Paks というシリーズの中で,2番目に大きいもの.70-200mm F2.8L IS USM の購入を機に,このレンズが縦に入るサイズのショルダーバッグとして導入しました.
他の条件としては,こんな感じでした.
- ショルダータイプであること.
- 素材がバリスティックナイロンであること.
- 僕の使い方として,バッグ自体に機材を裸で放り込むので,パッドがしっかりしていること.
- カメラ機材の他に,多少の衣類や(将来を見越して)ノート PC が入るくらいの余裕があること.
他の条件はともかく,70-200mm が縦に入るバッグというのは,そんなに多くはありませんでした.長さは 200mm あるし,フードを逆付けにするとこの部分がかなり太いので,ここが辛いんです.
使い慣れたタムラックは今持っている 612 でも浅いので,選択肢はさらに大きなサイズになってしまうし,最近のタムラックのバッグは,素材がなんとなく安っぽく見えるような柄になってしまい格好悪い.(笑) ドンケはなんとなくキャンバス地というイメージがあるのでパス.ロープロ(Lowepro)が良さそうだったんだけど,周りに使っている人がいないので,あまり情報が得られず.こっちも見送り.
で,結局知り合いが多く使っているテンバを買ってみました.サイズ的にはこの P995 かその上の P998 しかなかったので,とりあえず小さい方を選択.某氏より,「サイドポケットにものを入れるのなら,別売のパッドを入れる必要がある」とアドバイスを受けたので,ポケットライナー(5009)を2個,またオリジナルのショルダーストタップが細く肩を痛めそうなので,パッド入のショルダーグリップ(5026)を,トップ蓋裏のコンパートメントにライナー(5051)を入れて使っています.
6月から数回使ってますが,タムラックに比べると使い勝手はあまり良い方ではないですね.作りは無骨といえるくらい頑丈に作られていますが,トップ蓋にグリップがないこと,(蓋を閉めておく)コネクタの作り,ポケット類の大きさ,分割の仕方等いまいち使いにくい感じです.
ただそういう目的で選んだからではありますが,全体のキャパは十分なので,荷物をたくさん持って行く時に使って行くことになると思います.
■■■ 2009/11/1 追記 ■■■
最近ショルダーバッグが必要な時には,ロープロ コマーシャル AW か,同 マグナム AW を使っており,出番のなくなったこのバッグ,友人に進呈しました.
June 20, 2002
March 25, 1999
November 23, 1997
タムラック Model 612 - Pro System 12
大きさはタムラックのホームページによると,内寸で 380W*200D*230H.詰め込めば,ボディ2台,レンズ 5 本,ストロボ+トランジスタパック,フィルター等のアクセサリ類1式,フィルム30本くらいは入ります.(実際にここまで詰め込むことはしませんが,)これにプラス三脚,レフ1枚までが,徒歩での移動のときの限界でしょうか.
状況に応じて使い分けられるように,他にももう少し小さいバッグも持っていますが,実際にはこのバッグが一番肩に当るパッドの感触が柔らかいので,中身が少なくてもこれを使っていることが多いです.
■■■ 2010/10/19 追記 ■■■
うちで一番古いこのバッグ,ついに廃却しました.
外への持ち出し用のバッグの座を他のものに譲った後も,自宅での機材保管用としてクローゼットの一角を占めていましたが,さすがに15年近い年月はソフトバッグとしてはこれ以上使うことを許してくれませんでした.ご苦労様.