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January 31, 2020
サンディスク ExtremePRO CFexpress カード TypeB 256GB SDCFE-256G-JN4IN
EOS-1D X Mark III で記録メディアに CFexpress カードが採用されたので,カメラボディが届く前ですが,先行して購入しました.
キヤノンでは 325GB のカードを試験基準として使っているようですが,現状この容量のカードで市販されているのは ProGrade Digital の COBALT ブランドのものしかありません.もちろん別メーカーの未市販品である可能性もありますが,この COBALT ラインの製品は市販品で最も高性能なもののひとつなので,キヤノンの基準品がこれ相当であると考えてもいいと思います.
1DX3 の静止画連写/動画性能は CFExpress カードの高速な書き込み速度に依存していることは間違いないので,カタログ値を発揮させるためには基準カードよりも高速なものを選ぶべきなのですが,今回僕が購入したサンディスクの 256GB のものは,最大書き込み速度が若干遅いものでした.同じサンディスクでも 512GB ならカタログ値は同等以上になるのですが,動画を本格的に撮るわけではないし,容量と価格を天秤にかけて 256GB で我慢することにしたわけです.
ブランド | ProGrade Digital COBALT | Sandisk | Sony | |
容量 | 325GB | 256GB | 512GB | 256GB |
最大読取り速度 (MB/sec) | 1600 | 1700 | 1700 | 1700 |
最大書込み速度 (MB/sec) | 1400 | 1200 | 1400 | 1480 |
先日ソニーから CFexpress カードが発表されましたが,ソニー製だと 256GB 版でもかなり速い.でも価格はそれなりに高いです(^_^;)
20200505 追記
このカード,ニコン機(D6, Z6, Z7 等)だと互換性の問題があるみたいで,すでに Sandisk の方からは対策済の製品が出荷されているとのこと.新旧の見分け方は,製品記号末尾の2文字が IN だと問題ありの旧品,NN だと対策品らしいです.ニコンユーザーの方はお気をつけください.
ちなみにキヤノン機の場合,不具合は報告されていませんし,私も経験していません.
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