« Anker PowerCore+ 13400 QC3.0 | Top Page | 2018年,秋の機材断捨離 »
October 02, 2018
キヤノンプラザ S
先日の海岸での撮影中,ストロボとの通信不良があったので,今日は品川にある キヤノンプラザ S の 修理・メンテナンス受付コーナー に EOS-1D X Mark II を持ち込みました.通信不良自体はストロボをホットシューへ差し込み直すことによって改善されたのですが,経験上端子部が汚れていることは明白ですし,絞り込むとセンサーに付着したごみも目立つようになってきたので,両方の清掃をお願いするためです.
#キヤノン #Canon #EOS #EOS1DX2 #EOSR
機材の修理等は,去年まで新宿のサービスセンターへ持ち込んでいたので,品川のキヤノンプラザ S へ来るのは初めて.品川駅も新幹線や京急の乗換の際に利用するだけで,街に出るのも随分久しぶりでした.
キヤノンプラザ S は品川駅中央改札を出て徒歩で10分弱.港南口(東口)を出て右方向の通路を歩いていくのが一番の近道です.僕は一本東のインターシティ側に入ってしまいましたが,スカイウォークで繋がっているので事なきをえました(^_^;).
修理・メンテナンス受付コーナーは,左手のショールームから入ると,トイレのあるかなり長い通路の一番奥にあります.途中で「こっちでいいのかな?」と思うことしきり.右手のギャラリー側から入っても一番奥なのは同じですが,こちらはギャラリーの終わりがすぐに受付コーナーなので,不安感はないですw
昔はセンサー清掃だけで 1,000円で依頼できたのですが,最近は各部清掃と点検をセットにした「あんしんメンテ スタンダード」というメニューでお願いするようになっています.
- 清掃 (通信部清掃/ミラーボックス内清掃/CMOSセンサー清掃/ボディ外観清掃)
- 作動点検 (操作部点検/表示部点検/簡易撮影テスト/通信点検)
10時オープンすぐに持ち込んで,完成は13時.費用は 3,240円(税込).
係員の方から「シャッター回数は 77,000回以下.最初ホットシューで通信できませんでした.相当野外でハードに使ってらっしゃるようで,センサーもミラーボックスもできる限り清掃しましたが,ファインダー上部に入っている埃は分解清掃か部品交換になるので,必要があればご依頼ください.」とコメントをいただきました.
仕上がりを待つ間,ショールームで EDS R システムをいじらせてもらいました.触ることができたのは以下の製品.
- EOS R ボディ
- バッテリーグリップ BG-E22
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF35mm F1.8 MACRO IS STM
※1 マウントアダプターがない(多分全国を回っている?)ので,EF レンズを接続することはかなわず.
※2 近日中に新しいレンズが入ってくるとのこと.スタッフの方も,「RF50mm F1.2L はまだ覗いたことがない」と言ってたので,これですね.
ショールームの女性スタッフに質問しながら,30分ほどああでもないこうでもないと触った(混雑時には,ひとり5分の制限あり)感触は,「良くできている」の一言.
ボディ
上面に大きなダイヤルがないなで肩のボディは今の EOS というより,最初の EOS である EOS 650 に雰囲気が近く,EOS 630 からのキヤノンユーザーである僕は懐かしささえ感じてしまいました.ただボディを握ってみると,バッテリーグリップを含めボディの剛性は高く,現代の EOS そのものです.
気になる EVF には違和感はなし.AF エリアが広いのは素晴らしい.AF ポイントの選択にはいろいろ手段があるようですが,液晶パネルの右下 1/4 を使っての"絶対位置"指定が良さそう.
EOS R ボディには(固定された)ハード的な絞り込みボタンはなし.カスタマイズでどこかのボタンに割り当てる必要があります.ただカスタマイズしても,ファインダーで常時絞り込みの絵を見ることはできないそうです.
僕はミラーレス素人なので誤解があったのですが,EVF で見えている絵は露出は反映されるものの,被写界深度に関しては開放値におけるものなんですね.
レンズ
見ることのできた3本のレンズの内,特に印象に残ったのは "RF28-70mm F2L USM" .ファインダーが明るいのは当然ですが,なんか抜けが良くて気持ちいいのが,EVF でもわかる! カタログを見た時に"要らないレンズ"筆頭になっていたのですが,ぜひ撮影してみたいレンズになりました(^_^;)
総合的に
サブダイヤルがボディ上部に移ったので,一眼レフEOSとの併用が容易かと言われると微妙ですが,多分慣れるはずw やはりボディ(+レンズ)が小さくて軽いのは何物にも代えがたいです.当面 EFレンズも使わざるをえませんが,段々ピュア RF へ移行していくことは間違いないと思います.普通に使うレンズが揃うだけで,最低でも10年はかかるでしょうがw
「カメラ(デジタル)」カテゴリの記事
- キヤノン,EOS R ファームウェア Version 1.1.0 をリリース(2019.02.12)
- キヤノンプラザ S (2018.10.02)
- 2016年,初夏の機材断捨離(2016.06.18)
- キヤノン,EOS-1D X Mark II ファームウェア Version 1.1.6 をリリース(2018.04.03)
- キヤノン,EOS-1D X Mark II ファームウェア Version 1.1.4 をリリース(2017.11.29)