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November 29, 2016
キヤノン,EOS-1D X ファームウェア Version 2.0.9 をリリース
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM または EF70-300mm F4-5.6 IS II USM との組み合わせで不具合が発生することが確認された以下の 18機種のカメラに関して,新しいファームウェアがリリースされています.
EOS 6D
EOS 70D
EOS Kiss X7
EOS Kiss X7i
EOS Kiss X80
EOS-1D Mark IV
EOS-1D X
EOS 5D Mark III
EOS 7D
EOS 60D
EOS M
EOS M2
EOS Kiss X3
EOS Kiss X4
EOS Kiss X50
EOS Kiss X5
EOS Kiss X6i
EOS Kiss X70
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November 05, 2016
キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM
この II型で初めて 24-105mm F4L ユーザーになりました.
ポートレート中心に撮影しているので,開放 F4 ズームは避けてきましたが,24-70mm ではもう少し望遠側が欲しいことがあり思い切って購入してみました.テスト撮影した感じでは,テレ端が 105mm というのはやはりいい.フルサイズ機なら望遠サイドではそこそこぼけますし,便利に使っていけそうです.ただまだ撮影回数が少ないので,光学的な点,手振れ補正の効果についての評価はもう少し使い込んでみてから判断したいと思います.
入手してみてびっくりしたのは,結構大きくて重いこと.旧型の印象(店頭や友人のカメラで少しいじらせてもらった程度)としては,24-70mm よりもズーム比が大きいにもかかわらず,小さくて軽いということだったのですが,届いた II型は EF24-70mm F2.8L II USM とほぼ同じ大きさで同じ重さと感じました.キヤノンのサイトで調べてみたところ,以下のような比較値でした.
■ EF24-105mm F4L IS USM (旧型)比: +11mm,+125g
■ EF24-70mm F2.8L II USM 比: +5mm,-10g
旧型に対してはかなり長く重くなっており,私が感じたように EF24-70mm F2.8L II USM とほぼ同じような長さ重さであることがわかります.I型から買い替えようとする方は,この点は要注意ですね.
大きさ重量を除けば,剛性の高いかっちりとした作りはさすがに Lレンズという印象.II型でズームリングロックレバーが付いたのですが,ロックを外していても前玉部が延びる(落ちる)ことはありません.まぁここの部分の評価は,今後使い込んでいって温度が高い状態で行う必要があると思いますが.
気になった点としては,付属のフード内面に植毛処理がないこと.高画質化を狙ってレンズ本体は惜しまずコストを投入していると思われるのに,このクラスのレンズでこういうところでけちるのはどうかなと思います.ほぼ同時期に発売が開始された EF16-35mm F2.8L III USM の付属フードには植毛処理があるので,キヤノンのポリシーが良くわかりません.
キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM | |
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画角(水平・垂直・対角線) | 74°〜19°20'・53°〜13°・84°〜23°20' |
レンズ構成 | 12群17枚 |
絞り羽根枚数 | 10枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 (105mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ83.5mm×118mm |
質量 | 約795g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
※ 焦点距離105mm,EOS-1DX 使用
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