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August 28, 2012
キヤノン, EOS-1D X ファームウェア ver.1.0.6 をリリース
更新内容は次の通り(Webサイトより引用)。
- “AFマイクロアジャストメントの調整” が正しく行えないことがある現象を修正しました。
- 特定レンズ(※1)と特定エクステンダー(※2)を組み合せて使用した際に、撮影した画像が後ピンになることがある現象を修正しました。
- 非常に暗い環境(レンズキャップやボディーキャップをした状態を含む)でカメラの電源をONした際に、”エラー80” を表示することがある現象を修正しました。
- カメラにCFカードを2枚装填し、「記録機能とカード・フォルダーの選択」 で記録方法を “標準” または “カード自動切り替え” の設定で、CFカードを抜き差しすると選択したカードスロット(CFカード)以外になることがある現象を修正しました。
- 撮影画像の情報の “AFマイクロアジャストメントの調整値” が正しく表示されないことがある現象を修正しました。
- ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E6 を使用したFTP転送後に “○X” の送信結果の表示を出す様にしました。
※1 EF 70-200mm F2.8L IS II USM または EF200mm F2L IS USM
※2 Extender EF 1.4x III または Extender EF 2x III
■ダウンロードページ
http://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eos1dx-firm.html
うちで CF に新ファームウェアをコピーして,カメラ単独で ver.1.0.2 → 1.0.6 のアップデートを行いましたが,所要時間は約 7分でした.
[カメラ(デジタル)] | Permalink | Comment(0)
August 21, 2012
キヤノン,「EF 40mm F2.8 STM」の AF 問題対策ファームウェアをリリース
”2012年6月発売のEF40mm F2.8 STMにおいて、レンズ鏡筒が押し込まれた場合に「AFが作動しない」現象が発生する可能性があることが分りました。”
対応カメラでは,ユーザーによってファームウェア変更が可能です.幸い EOS-1D X は対応カメラに入っていたので,アップデートしてみました.
ファームウェアファイルを,CF のルートディレクトリにコピーし,メニューからアップデートを選んで,実行するだけです.所要時間は,約1分20秒で完了しました.
EOS用交換レンズ「EF40mm F2.8 STM」をご使用のお客さまへ
http://cweb.canon.jp/e-support/products/eos-d/120808ef40.html
EF40mm F2.8 STM ファームウエア Version 1.2.0 [Windows]
http://cweb.canon.jp/drv-upd/dc/ef40stm-v120-win.html
EF40mm F2.8 STM ファームウエア Version 1.2.0 [Mac OS X]
http://cweb.canon.jp/drv-upd/dc/ef40stm-v120-mac.html
[レンズ(標準&中望遠系)] | Permalink | Comment(0)
August 20, 2012
バッファロー HD-Q2.0TSU2/R5 (2)
■IDE HDD なんてない
7月のある日,いつものように帰宅して PC を起動したら,普段聞くことのない「ピー」というアラート音が.チェックをしたら,この外付けユニットの3番 ドライブの LED が赤く点灯していました.マニュアルを確認してみるまでもなく,RAID5 を構成しているドライブの1台に異常があることは間違いがありません.
早速フロントカバーを開けてチェックしてみると,HDD がスピンしていない感じ.ドライブを引き出しみると,今は亡き Hitachi Global Storage Technology の Deskstar シリーズ IDE 500GB HDD でした.2006年10月製造.
最近 OEM にしろベアにしろ HDD を購入していないので,市場の事情にはとんと疎いのですが,少なくとも"最近は3.5" IDE HDD なんて市場にない"というのはわかっていました.
調べてみると唯一 320GB サイズならあるものの,その他の容量のものはすべて SATA に移行しており,500GB で I/F が IDE のものは案の定市場にないことがわかりました.
最後の頼みの綱である HD-Q2.0TSU2/R5 の製造元バッファローの HP でも補修部品は既に売られておらず,IDE 500GB を購入して交換するというのは無理なことは決定しました.
■SATA-IDE 変換 I/F
こうなるとこの外付けドライブを RAID で使いたい場合,SATA HDD に SATA-IDE 変換 I/F を接続して使うしかありません.うまく RAID のコントローラーをだませれば RAID で使えるかもしれませんし,だめでも最悪4ドライブなら使えそう.
この盆休みにヨドバシに出かけて,SATA HDD と 変換 I/F を購入してきました.HDD は 1TB のものを購入.なぜ 同容量の 500GB にしなかったかというと,メインPCの C&D drive に S-ATA の 500GB が入っているので,容量の違いでうまく RAID が構成できないようだったら,D drive の HDD をこちらに持ってきて,新規購入した 1TB HDD を D drive にすることを考慮したから.もちろん HDD は消耗品なので古いドライブを修理にあてるというのはあまり好ましくはないのですが,今となっては中途半端な 500GB という大きさの HDD を買いたくなかったというのはあります.
I/F は Century 製の 「SATA-IDE / SATA活してIDE」という製品.早速 HDD に取り付けて,HD-Q2.0TSU2/R5 の筺体内にセット.I/F が追加されたことによって HDD の長手方向が延びたのですが,内部のスペースにも余裕があったし,接続ケーブルの取り回しもぎりぎりではなかったので,無事ケーブルを接続することができました.
■RAID の再構築がはじまらない
早速電源ケーブルを繋ぎ,PC との間は USBケーブルで接続し,裏面の SW ON!
交換した HDD をうまく認識してくれれば,もとから入っている HDD 3基のデータを元に RAID の再構築が始まるはず...
結果は NG.RAID の再構築は始まらず,しばらくごちゃごちゃと LED ランプが点滅していた後,最終的には(なぜか)4番の LED が点灯して,"4番ドライブのRAID情報が不正" という結果に.ドライブとしては1 drive として認識していたものの,ドライブ内のデータは空であり,もともと保存してあったデータにはアクセスできませんでした.
■再起動,そして RAID 再構築
幸い壊れたこのドライブには一時的なデータしか保存していなかったし,そのデータ自体も NAS にバックアップしてあったので,このドライブのデータにアクセスできないことは致命的ではありません.一方一応ドライブにアクセスはできるものの,4個中1個の LED が点灯した異常な状態のままこのドライブを使い続けるわけにもいかないので,システムを再起動してドライブをチェックすることにしました.再起動すると RAID 管理ユーティリティが起動して,"ドライブ全体でRAID情報が不正"であることを教えてくれました.
ここで,一度このドライブをスパニングモードにして,その後 RAID5 として構築することに.この再構築に2時間以上かかりましたが,無事に 500GB HDD*3+1TB HDD*1 の構成で RAID5 が構成されました.もちろん1TBを使ったからといって容量が増えるわけはなく,500GB*4 の時と同じく,1.36TB 相当の 1 drive となりました.
今回はたまたま SATA-IDE I/F で再度 RAID HDD にできましたが,このドライブはやっぱり信用できない(笑)ので,今後もテンポラリドライブとして使っていこうと思います.
[ストレージ(外付)] | Permalink | Comment(0)