« September 2011 | Top Page | November 2011 »
October 18, 2011
キヤノン,EOS-1D X 発表
キヤノンから,EOS-1D Mark IV, EOS-1Ds Mark III の後継機となるフルサイズセンサー機 EOS-1D X が発表されました.
予想価格は65万円(USD7,000)前後,3月後半にデリバリー開始の予定です.楽しみ,楽しみ(*´∀`*)ノ
(2011/10/18 夕方の段階で,ヨドバシ・ドット・コムにて, 648,000円(10% ポイント還元))
旧型との比較等は,プロの記事にまかせて,以下は現行 1Ds3 ユーザーの僕から見た主要スペックに関する感想です.
Full Frame | 1D/1Ds系の統合については,主にAPS-Hユーザーのほうからの否定的な意見も多かったようですが,この不景気にプロ機で2系統の製品を持つという効率の悪さをキヤノンは嫌ったんだと思います. |
18.1MP | 1Ds3ユーザーからすると,画素数減少はウェルカムです.ほとんどの場合,21MPもいらん!(^_^;) 実際のところは,最低でも 1D4 並みの速射性と,1Ds3 以上のダイナミックレンジを確保したかったという理由でしょうか. |
Dual DIGIC 5+ – 17 Times The Processing Power of DIGIC 4 | DIGIC 5 は DIGIC 4 の6倍,DIGIC 5+ は DIGIC 4 の17倍のプロセッシングパワーらしいです. |
ISO 100-51200 Native | イヤッフォー!1Ds3からすると別次元だ! |
100,000 Pixel RGB Metering Sensor EOS iSA (Intelligent Subject Analysis) | ほとんどマニュアル露出で撮る人なので,ありがたいかどうか良くわかりません.ストロボ撮影の露出とかもっとあたるようになるかな? |
61 Point AF | 選択が難しそう(笑) |
EOS iTR AF (Intelligent Tracking & Recognition Auto Focus) | 99.9% AF で撮る人なので,精度の向上はありがたいし,期待しています.AF と AE だけのために DIGIC4 を一個割り当てている効果はいかに.露出のために常時顔認識してるらしいです(^_^;) |
12 Frames Per Second | これくらいあれば,十分!今日は発表されていませんが,RAW+Jpeg で何枚連続撮影できるか(何枚でバッファフルになるか)が問題です.※ |
400,000 Shot Rated Shutter | 1Ds3 は 300,000 Shot だったので,耐久性は30% Up ですね. |
Ethernet Connection | 当然無線LANにも対応.アクセサリでBluetooth/GPS にも対応しているのは,競合他社と同じです. |
個人的に嬉しかったのは,現行バッテリー LP-E4 が EOS-1D X にも使えること.1Ds3 レベルの電池消費であれば,1日の撮影で予備バッテリーを必要とすることはまずありませんが,遠征の時のため,もしもの時のために,予備バッテリーは購入するものなので,使い回しができるのはありがたいです.
あと EOS-1D X の発表に合わせて,新EFレンズ,新型スピードライトも発表されるという噂がありましたが,これは後のお楽しみということでしょうか.
■ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2011-10/pr-1dx.html
■製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dx/
■■■ 2011/10/20 追記 ■■■
※フォトテクニックデジタル 11月号 の「EOS-1D X 開発者インタビュー」によると
キヤノン 松本俊郎 カメラ開発センター 部長 「蓄積できる画像の枚数でいえば,EOS-1D Mark IV と撮影可能枚数でほぼ同等と考えています.」
ということなので,連続撮影可能枚数は
JPEGラージ:約85枚(約121枚)
RAW:約26枚(約28枚)
RAW+ JPEGラージ:約20枚(約20枚)
*( )内の数値は、当社試験基準Ultra DMA(UDMA)モード6対応16GBカード使用時の枚数
程度になるようです.
[ニュースカメラ(デジタル)] | Permalink | Comment(2)
October 02, 2011
キヤノン IXY 410F, WP-DC320L
Optio W90 の画質に不満があって防水カメラを物色していたのですが,IXY 410F に廉価なウォータープルーフケース(水深 3m 対応)が設定されていることに気づき,9月になってから購入しました.
(実のところ,ニコン COOLPIX AW100 が購入候補の筆頭だったのですが,発売直後だったこのカメラ,ヨドバシで 40,000円以上の値段がついていたので,あっさり候補から脱落しました(笑))
たださすがに季節ものなんでしょう.店頭にはウォータープルーフケース(WP-DC320L)の在庫がなく,ケースだけは通販で買いました(^_^;)
最近 IXY 600F も発表されましたが,ワイド端が 600F は 28mm,410F は 24mm なので,広角好きな僕はこちらの方が好みです.
こんな感じで,実戦ではあまり試せていないのですが,10月の与論島にはこのセットで臨みたいと思います.
キヤノン EF50mm F1.2L USM
EF50mm F1.4 があるので,1/3 絞りのために大きくて重いこのレンズを購入することはないかなと思っていたのですが,あるきっかけで今更購入しました.キヤノンの標準~中望遠系単焦点では,もっとも新しいレンズになります.
気にしていた大きさは,バッグに収納スペースを作ってしまえれば,それほど気にならず.重さの方も EF85mm F1.2L II USM のようにガラスの塊というわけではなく,普通に使えそうです(笑) もちろん 1g でもバッグを軽くしたいという場合には,EF50mm F1.4 を持っていくことになるでしょうが.
キヤノン EF50mm F1.2L USM | |
---|---|
レンズ構成(群-枚) | 6-8 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/16 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.45/0.15 |
フィルター径(mm) | 72 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ85.8×65.5/590 |
発売年月 | 2007年1月 |
■■■ 2018/10/2 追記 ■■■
EF70-200mm F2.8L II USM 等と共に売却しました.
[レンズ(標準&中望遠系)] | Permalink | Comment(0)
サンヨー eneloop pro 単三形4個付充電器セット N-TGR01WS
従来の eneloop (エネループ)より約 25% 高容量化した単3形 eneloop pro (エネループプロ); HR-3UWX 4本と充電器; NC-TGR01 をセットにしたパッケージ.
従来 eneloop 製品は,製品の基調色が白でしたが,eneloop pro は電池,充電器ともに黒に変更になっています.高性能を謳うシリーズならではの精悍な色への変更でしょうが,この電池を使う機器はバッテリーケースが黒の場合が多いので,個人的には明るい色のままにしてほしかったかな.
従来の単3形 eneloop; HR-3UTGA と 充電器; NC-MR58 (※) との比較では以下のようになります.
eneloop | eneloop pro | |
---|---|---|
単3形形式 | HR-3UTGA | HR-3UWX |
容量 | 1900mAh | 2400mAh |
充電器型式 | NC-MR58 | NC-TGR01 |
同時充電本数(単3) | 4本 | 4本 |
同時充電本数(単4) | 2本 | 4本 |
2倍速充電機能(単3) | あり | あり |
2倍速充電機能(単4) | なし | あり |
3倍速充電機能(単3/単4) | なし | あり |
バッテリ残容量チェック機能 | あり | あり |
リフレッシュ機能 | あり | なし |
従来できなかった単4形電池への4本同時充電ができるようになったことを初め,単4形電池に向けての機能追加がなされています.
逆にリフレッシュ機能が省かれてしまったのはなぜでしょう?メモリー効果が少ない?それともそのうち搭載されてくるのかな.
うちには eneloop はたくさんあるので,すぐにというわけではありませんが,そのうちスピードライト(580EX II)とバッテリパック(CP-E4)の電池はこれに切り替えていきたいと思います.
※ eneloop の充電器にはたくさんの種類があり,その中で NC-MR58 はいわゆる "全部入り" の製品です.