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October 29, 2009
キヤノン,Digital Photo Professional アップデート
バージョンは,3.7.2.
特定機種の RAW 画像を扱う際の不具合が解消される.
■ダウンロードページ
http://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/index.html
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October 23, 2009
Windows 7 をインストールしてみました
■久しぶりの OS メジャーバージョンアップデート
注文しておいた Windows 7 アップグレード版が届いたので,メイン PC (Core™2 Quad Q9550/2.83GHz, 4GB RAM) へインストールしてみました.
最近 Service Pack を当てることはしていたものの Windows XP / Windows Vista は,どちらも XP / Vista がプリインストールされた PC を購入したので,OS のメジャーバージョンアップというと1999年8月の Win98 → Win98 SE 以来10年ぶりのようです.
・・・ん? Win98 SE はマイナーバージョンだって?
いや,Windows 7 だって,カーネルは Windows Vista とほとんど変わりないそうですから,同じようなものです(笑)
■事前準備
メインで使っている PC の OS アップデートなので,出来ることはやりました.
まず,ここから,Windows 7 Upgrade Advisor をダウンロードし実行.
- スキャン結果その1 -
"アンインストールして,Windows 7 にアップグレード後,再インストール"
と指示されたものが以下の二つ.
- EOS Utility
- i Tunes
速攻アンインストールですな.
- スキャン結果その2 -
"Windows 7 にはメールソフトが付属せずアップグレードすると,今使っているメールソフトが使えなくなります"
メールには Vista 付属の Windows Mail を使っていたので,それが使えなくなるという警告です.Windows 7 にはメールクライアントが付属しないというのはわかっていて,1週間くらい前にアドレス帳を含めて秀丸メールに切り替えたので問題はないはずですが,一応 Windows Live メールをダウンロードしてインストールしておきました.
データに関しては,重要なデータ類のうち,Vista の"ドキュメント"フォルダが D ドライブにあるのをはじめ,C ドライブにないか,C ドライブにあるデータはローカルとネットワークストレージに2重にバックアップがある状態になっています.ちなみに D:\Documents のフォルダ容量は,163,976.5MB となっていました.
■アップデート前に更新したドライバ
Microsoft Multimedia Keyboard 用ドライバ ; Microsoft IntelliType 7.0
Epson PX-5600 プリンタドライバ
これで Windows 7 のインストールの事前準備は終了です.
■32bit 版と 64bit 版
購入した Windows 7 アップグレード版は,Ultimate と Professional の二つのエディション.メイン PC は Vista Ultimate 32bit なので,今回は Ultimate をインストールします.
アップグレードパッケージには 32bit 版と 64bit 版の DVD-ROM がそれぞれ1枚ずつ入っており,この機会に 64bit にすることもできますが,それだとアップグレードインストールではなくてクリーンインストールになるので,今回は 32bit のままとしました.この PC には 4GB の RAM が載っているので 64bit 版にはかなり未練があったのですが,ソフトウェアをまるごと再インストールする時間が取れないですし,僕が今使っている Photoshop CS3 はネイティブで 64bit 対応ではないので,64bit 移行は次回以降ですね.
■インストールは時間がかかる
DVD をドライブに挿入し,インストーラーが起動したら,"今すぐインストール"を選択.20:15 インストール開始です.
後は基本的に放っておくだけ.うちの環境では 4回の再起動がかかった後,最後のフェーズで "プロダクトキー" を入力するまで,やることはありませんでした.
最後にセットアップのためユーザーに選択させるプロセスが少しありますが,そこまで含めてすべてのインストールが完了し,Windows 7 が使えるようになったのは 23:30.インストール開始から 3時間15分かかったことになります.
■互換性は問題なし
アップグレード前にアンインストールしたソフトを再インストールした後,普段使っているソフトウェアを一通り起動してみましたが,今のところ問題が出ているソフトはありません.
一方デスクトップのルック&フィールは,Vista と比較してかなり変わっています.細かいチェックはこれからですが,固定されていたサイドバーがなくなり,ガジェットがデスクトップのどこにでも配置できるようになったことや,タスクバーにファイル名が表示されなくなったところが目立った変化点でしょう.
あと Vista でうっとうしかった UAC のアラートが少なくなっているのはいいですね.アクセス権のアラートは必要だと思いますが,個人で使っている環境で毎回毎回ポップアップが出てくるのはいささかうんざりするものがありましたから.
この後何か気づいたことがあったら,また書きたいと思います.
■アップデート後に更新したドライバ / プラグイン
NVIDIA GeForce/ION Driver Release 191 ; バージョン: 191.07 WHQL ドライバ (2009.10.24)
Adobe Flash Player プラグイン ; Vesion 10.0.32.18 (2009.10.25)
October 20, 2009
キヤノン,EOS-1D Mark IV 発表
- APS-H サイズ,1610万画素 CMOS センサ
- デュアル DIGIC 4
- 常用 ISO 感度 12800,感度拡張によりISO 102400 相当にまで可能
- 45点測距の新開発AFセンサ / F2.8対応クロスセンサーが前モデルの19点から39点に増加
- 92万ドットクリアビュー液晶 II
- ISO オート機能
- フルHD(1920 x 1080)・30fps 撮影に対応 (ファイル形式 MOV)
- 内蔵マイクはモノラル / 外部ステレオマイク端子付き
バッテリーはLP-E4で変わりなし,外部端子キャップはひも付きキャップに変わりました.
スペック的にはほぼ予想されたとおりですね.
まぁ,EOS-1D Mark IV に求められるのは,サプライズではなくて,高い信頼性のほうだと思います.
12月下旬に発売予定,予想店頭価格 57万円.
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2009-10/pr-eos1dmk4.html
製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dmk4/index.html
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October 15, 2009
サンディスク Extreme Pro コンパクトフラッシュ SDCFXP-064G-J91
■ UDMA6 対応コンパクトフラッシュ
2009年秋にサンディスクがリリースした最新の高速コンパクトフラッシュです.16GB, 32GB, 64GB 版がありますが,肥大するデータ量にあわせて,最大容量の 64GB 版を購入しました.
■EOS-1Ds Mark III による書き込み
・EOS-1Ds Mark III,RAW+SJpeg 12コマ連写(=バッファフル)からの解放時間(書き込みランプが消えるまでを計測)
CF | サンディスク Extreme IV (旧) 8GB | 12" |
サンディスク Extreme Ducati Edition 8GB | 11" | |
サンディスク Extreme IV 45MB/s Edition (新) 16GB | 11" | |
サンディスク Extreme Pro 64GB | 12" | |
SD | パナソニック RP-SDK02GJ1A | 19" |
パナソニック RP-SDV16GK1K | 14" | |
サンディスク Extreme III 30MB/s Edition 16GB | 14" |
手動計測なので多少の誤差はあると思いますが,新型のほうが若干余計に書き込み時間がかかっている感じです.
実際の撮影時はめったにバッファフルにならないのもあって,この程度の差では感覚的には書き込みが遅いというのはまったく感じられません.
唯一感じられる差は,この CF を挿入して,EOS-1Ds Mark III の電源 SW を入れたときに,メディアの認識(SW を入れてから,busy ランプが消えて撮影可能な状態になるまで)に少し時間がかかることです.容量が大きいので,その分を確認しているんだと思います.
この CF,UDMA6 対応で 90MB/s の書き込みを謳っていますが,カメラ側が UDMA6 に対応していないと,その実力が出ないのかなと思います???
■CrystalDiskMark
--------------------------------------------------
CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
--------------------------------------------------
Sequential Read : 27.064 MB/s
Sequential Write : 20.239 MB/s
Random Read 512KB : 27.012 MB/s
Random Write 512KB : 2.068 MB/s
Random Read 4KB : 4.525 MB/s
Random Write 4KB : 1.303 MB/s
Test Size : 100 MB
うちのメイン PC の内蔵カードリーダーでの測定です.今回からソフトウェアのバージョンが Ver.2.2 になっていますが,前のデータと比較しても,やはりデータ的には少し遅いことは確かなようです.
■メディア交換なしで1日撮影
64GB メディアなので,EOS-1Ds Mark III (RAW+Sjpeg 設定)に挿入すると,撮影可能枚数が "1999" と表示されます.同じ設定で 16GB の場合,580枚程度なので,実際には 580*4=2320 枚程度は撮影できるのでしょうが,EOS-1Ds Mark III の LCD 表示の千の桁は 0 か 1 しか表示できないので,こういう表示になるようです.
まぁ,2千枚も撮れれば,たとえかなり無茶苦茶な連写をしたとしても,1日フルに撮影していてもメディア交換の必要はありません.(実際 2009年の沖縄では3日間の撮影でも,このメディアを使い切ることはできませんでした.) データが飛ぶということもありうるので,『大容量メディアは不安だ』という人もいますが,僕は交換時に落下させたり,水没させたり,紛失したりするリスクのほうが高いと思っているので,個人的には大容量大好き(笑),この容量があれば,1日の撮影行程度ならストレージはまったく不要.結果荷物も軽くなってウェルカムです.(^_^)/
ちなみにこの製品には,サンディスクの以前の製品には付属していたソフトウェア類は一切付いてきません.CD-ROM がなくなったせいで,パッケージも小さくなりエコ志向です.
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キヤノン IXY DIGITAL 220 IS
■小型 IXY DIGITAL の完成形
キヤノン コンパクトカメラの 2009年モデルのうち,もっともコンパクトで軽量な IXY DIGITAL 220 IS を購入しました.
ちょっと前までのコンパクト(=薄型) IXY は主に2桁型番で,メインストリームである3桁型番モデルより,どこか我慢の仕様となっていました.たとえば,レンズのワイド端が 35mm 近辺だとか,ズーム比が小さいとか.
ところがこのモデルでは,28mm スタート,4倍ズーム,IS 内蔵,フルスペック動画ということで,一世代前のメインモデルと同じ仕様になっています.もちろん基本フルオートカメラであり凝った撮影はできませんが,通常の撮影ではまず文句が出ない.このサイズで,この機能というのは,とりあえず小型 IXY DIGITAL としての完成形といっていいと思います.
画質,機能,使い勝手に大きな文句があるわけもなく,コンパクトで常に持ち運べるカメラが欲しい人には推す寸です.
(上から,IXY DIGITAL 220 IS, IXY DIGITAL 90(2007年春モデル), IXY DIGITAL 920 IS(2008年秋モデル))
(同,裏面,LCDモニタ側)
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October 12, 2009
シンクタンクフォト エアポート・エアストリーム
■飛行機で行く撮影旅行のために 2
2006~2008年の沖縄へは,ロープロ プロローラーミニで出かけたのですが,この春このバッグをかなり安く入手できたので,今年はこれで出かけました.
プロローラーミニに比べ,収納できる機材量はそれほど変わらないのですが,少し深いので,カメラボディや 70-200mm ズーム以外の短いレンズを縦に収納でき(撮影中はフードを付けたままでも OK),使い勝手はかなり向上しました.また比較的太いタイヤが付いているので,転がすのが楽であること,空港やいろんな施設で簡易的にバッグを固定するためのワイヤーケーブル等も付属していたりして,名前のとおり航空機移動について非常に良く考えられたバッグです.
(1) レインカバー(この製品に付属)
(2) EOS-1Ds Mark III ボディ
(3) EF85mm F1.8 USM
この下に,エクステンダー EF1.4x II
(4) EF50mm F1.4 USM
この下に,LP-E4 (1Ds Mark III の予備バッテリー)
(5) CP-E4
(6) EF16-35mm F2.8L II USM
(7) シンクタンクフォト ケーブルマネジメント10
ブロア,日焼け止め,虫除け,虫刺され薬等の小物入り
(8) EF70-200mm F2.8L IS USM
(9) 580EX II
(10) ハンドタオル,パレオ等小物
この下に,シンクタンクフォト カーブド・コンフォート(グラスタクシーに付属していたものを流用)
さらにその下に,折りたたみ傘
シンクタンクフォトのカタログによるサイズは,こんな感じ.
外寸: 44.5 x 36 x 20.5cm
内寸: 39.5 x 34 x 16.5 cm
すべての仕切を装備した最大自重:約4.5Kg
ちなみに上の写真の状態で,バッグの総重量は 12.6kg になります.2012年8月に『機内の手荷物「115センチ以内」 国内線各社が統一へ』というニュースが流れ,その後 JAL/ANA の機内持ち込み可能サイズというのは統一されました.カメラバッグは重量制限には引っかかってしまう恐れは十分あるのですが,僕の経験からすると重さはあまりうるさく言われません.
http://www.jal.co.jp/dom/service/bags/carry.html
http://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/carry.html
ちなみにプロローラーミニに比べて,深さ(高さ)が大きくなったので,機内での収納がどうか確認してみたのですが,ヘッドコンパートメントへの収納は B747, B737 ともに楽勝.かなり余裕があります.逆にシート下へは B737 だと少し入れにくい感じでした.また B747, B737 に関係なく,通路側だとシートの脚の間が狭いので,入らない場合があります.(これは幅の問題なので,プロローラーミニでも同じ)
以前プロローラーミニのところで書いたのですが,この手のキャリーバッグは路面がフラットで転がしていけるところではとても楽なのですが,下が砂地だったり荒れた路面では持ち運びに苦労するもの.プロローラーミニではショルダーハーネスを追加しましたが,このバッグではカラビナ2個と余っていたシンクタンクフォト カーブド・コンフォートでショルダーバッグ的に扱える仕様にしました.10kg を超えるバッグを扱う場合,こういった工夫は必須だと思います.ご参考までに.
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