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February 22, 2006
キヤノン EF85mm F1.2L II USM 発表
噂に出ていた EF85mm F1.2L の新型が,キヤノンマーケティングのページに載っています.2006年3月中旬発売予定.希望小売価格,235,000円なり~(^^;
→ ニュースリリース
→ 情報ページ
旧型は,EOS-1 登場のころに EF レンズのラインナップに加わったはず(調べたら1989年9月でした)ですが,いわゆる第一世代の USM で,AF の速度は遅いし,カメラの電源が入っていないとマニュアルでもフォーカスリングを動かせないというタイプ.描写には定評があっただけに,この辺がどう変わっているのか興味のあるところです.
光学系は旧型継承と書いてある(大きさ,重量,断面図に微塵も変化なし.)けど,鉛フリーガラスにはなっていないのかな? 変わったのはコーティングと価格だけとかないよね・・・(^^;
ちなみに同時に発表された EF-S17-55mm F2.8 IS USM については,うちにあるカメラでは使えないので,ここでは取り上げません.ちょっと悔しいですから(笑)
======= 2006/2/26 追記 ==========
undo さんのところを見てたら,うまいことまとめてある.確かに『AF速度を前機種比約1.8倍に高速化』と言われても,もとが巨大なレンズ群を動かすせいか,凄く遅かったからね.どの程度かは自分で触ってみるまで,想像がつきません・・・(^_^;)
円形絞りになったのは良いけど,キヤノンはあいかわらず絞り羽根枚数をけちるよなぁ?! 高いレンズなんだから,9枚にせんかいっ?(苦笑)
新型と旧型の MTF 線図を貼っておきます.出展はキヤノンマーケティングのサイトより.左が II 型,右が旧型( I 型)です.ほぼ同寸にしてあるので,重ねてみることも可能だけど,そこまでするまでもなく,エコガラス採用でデータ的には開放での分解能が悪化していることがわかります,ただこれが写りにどれだけ効くかは,ご自身の判断でどうぞ.
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