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November 20, 2004

エプソン Photo Fine Player P-2000

■P-2000 のバッテリ駆動時間

 P-2000 をポータブルストレージとして捉えるか,ビュアーとして捉えるかは,使う人次第だと思いますが,どんな使い方をしようとも気になるのは,バッテリの持ちだと思います.
 僕が通常の ACCESS 撮影会で撮影するような枚数(1.5時間/部で100カット程度)では,2部通しで参加しても,メモリカードからのコピー,その後みんなで何回か閲覧しても,まずバッテリ上がりすることはないのですが,先日 SGP の1泊撮影会で初めてバッテリアウトになったので,それをレポートしてみたいと思います.

 1泊撮影会なので,2日目の朝にはバッテリは満充電になっていました.
 それからバッテリのみで駆動しながら,コピー,閲覧を繰り返し,バッテリがアウトになるまでに,こんな使い方でした.


  1. 午前前半: 4GB MD から,410個(*)のファイル,1.95GB をコピー
  2. 午前後半: 4GB MD から,640個のファイル,2.77GB をコピー
  3. 昼食前: 午前後半のファイルを,スライドショーで,2巡+α見る
  4. 午後前半: 2GB CF から,356個のファイル,1.86GB をコピー
  5. 午後後半: 1GB SD カードから,202個のファイル,0.91GB をコピー

(*撮影はすべて RAW+M2Jpeg で行っているので,カット数としてはこの半分.)

 この後最後のコピーがきちんと行われたかどうかチェックをするために起動し,画面を見ていたら,ものの1分程度で,液晶画面にバッテリ不足のアラートが表示され,その数分後には自動的にシャットダウンされました.

 3. の「スライドショーで,2巡+α見る」というのは,外撮りではあまり長いことはやらないでしょうが,まぁ総じて見れば,枚数以外は1日の平均的な使い方かなと思います.
 合計してみると,バッテリ1本で,1,608個のファイル(1日で 804カット!?),約 7.5GB をコピーできていることがわかります.
 EOS-1D Mark II で RAW+M2Jpeg で撮影していると,初期化直後は 4GB MD で 321 枚撮影可能と表示されます(実際にはもう少し多く撮れる)から,この結果から見ると,極端な低温とかの条件でなければ,バッテリ一本で 4GB MD 2枚はコピーできるのは確実ですね.

 ただ撮影の途中で時々ビュアーとして使ってしまうと,3枚目以降は完全にコピーできるかどうかは厳しいでしょう.今回は MD のほかに(多分 MD よりも電池を食わない) CF と SD を使っていてこの結果であり,すべて MD の場合より条件が良いですから.

 この結果を予想していたわけではありませんが,僕の場合単3型電池以外を用いるモバイル機器を購入する場合,予備バッテリを購入しておくのがデフォルトになっているので,P-2000 本体と同時に予備のバッテリを購入しました.
 P-2000 のバッテリは,3.7V, 2300mAh のリチウムイオンバッテリで,型番: PALB2,モデル: EU-97 というものです.ヨドバシ販売価格で,6,190円(10%還元) でした.結構良い値段しますな・・・(^_^;)

 ちなみにいろんな BBS を覗いていると,「ポータブルストレージを買うくらいなら,安いノート PC を買ったほうが良い」という意見もありますが,P-2000 を3週間使ってみた感じでは,僕はそうは思えません.
 ちょっと考えただけでも,PCとに比較してこれくらいアドバンテージがありますから.

 もちろん PC にはできて,P-2000 にはできないこともたくさんありますが,個人的にはそれを差し引いても P-2000 の勝ちだと思ってます.

 ちなみに買ってから気づいたのですが,その必要性がない場合でも撮影が終わってから一度 P-2000 にコピーしておくと,帰ってからも楽なんですね.それは PC にコピーする時間が圧倒的に短縮できるんです.

今回の場合でいうと,「午前後半:4GM MD から,640個のファイル,2.77GB」を P-2000 にコピーして,それを PC にコピーする時間は,VAIO Type T へだと 8'32",同じくメイン PC へは 3'15" しかかかりません.
 同じファイルをメイン PC へ 4GB MD からメモリーカードリーダ経由でコピーすると,15' もかかってしまうのに比べれば,雲泥の差です.(それともメモリーカードリーダが極端に遅いのかな???(^_^;)

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November 08, 2004

ジョヴォヴィッチ ⇒ シャラポワ ?

 シャラポワ選手とCM契約 キヤノン、全世界で活用へ → Sankei Web の記事

 中田と絡むのが、シャラポワになるんですかね? 個人的には、長谷川京子さんの品のある色っぽさも好みですが、ワールドワイドには通用しないですしね.:-P

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November 01, 2004

キヤノン スピードライト 580EX

 物欲発散シリーズ第2弾で,こいつも購入・・・(^_^;)

 ワイドパネル使用時,14mm レンズに対応したキヤノンの新しいスピードライトです.旧型の 550EX に対し,小型化されていますが,GN は 58 と大きくされ,リサイクルタイムも確実に短くなっています.ただ従来のキヤノンのスピードライトは他社に比べてリサイクルタイムは長めらしいので,他社並みになっただけかもしれませんが(笑)

550ex_580ex_1.jpg
(左 550EX,右 580EX)

 上でわかるように本体が一回り小型化というか,背が低くなっていますね.また 550EX で左側面にあった電池蓋が,580EX では右側面に移動.新しい純正ブラケットと組み合わせた場合,装着したまま,バッテリー交換ができるようになっているそうです.

550ex_580ex_2.jpg
(奥 550EX, 手前 580EX.)

 キヤノンのスピードライトとしては初めて発光部が 360°全方向に振れるようになりました.ユーザーの方はわかると思いますが,550EX では上の写真のような角度に,発光部を振ることはできません.
 これで,今までできなかった縦位置撮影時の上後方へのバウンスも可能になったわけです.

 また今まで発光部の角度を変えるのには,X軸,Y軸の2軸を違うボタンでアンロックする仕様でしたが,580EX ではひとつのボタンでこれが可能になっています.2 WAY 雲台が,自由雲台になったと思っていただけるとわかりやすいと思います.

 ご存知の通り,EOS DIGITAL シリーズは,ラインアップに,35mmフルサイズ,1.3X 画角,1.6X画角という3種類の撮像素子を持っていますが,新しい E-TTL II 対応 EOS DIGITAL シリーズのカメラ(2004/11/1 現在,EOS-1D Mark II (ファームウェア 1.0.3 以降), EOS 20D の2機種)では,この画角情報を 580EX へ送るようになったようです.

580ex_backpanel.jpg
(EOS-1D Mark II に装着した 580EX のバックパネル)

 1.3X 画角カメラに装着されているため,LCD 右上にアイコンが表示されています.(赤丸内)

■■■ 2011/11/19 訂正 ■■■
バックパネルの右肩(赤丸内)に写真に見える二重四角のアイコンが表示されるのは,スピードライトが,「画面サイズ対応自動ズーム」設定になっている時だということです.EOS には3種類の撮像素子サイズ(フルサイズ,APS-H, APS-C)があるので,「自動ズーム」設定の時には,ボディと EFレンズから,撮像素子サイズと画角情報を得て,照射角度をズームしているわけですね.
通りすがりの謎探求者さん,間違いへのご指摘ありがとうございました.


 操作系は,ボタン中心だった 550EX と異なり,580EX ではダイヤルで選択,センターのボタンで決定というインターフェイスも併用しています.


■■■ 2008/5/31 追記 ■■■

580EX,オフカメラシューコード2,それぞれ2セット,CP-E3 1セット,すべて売却しました.
代わりにとりあえず 580EX II,OC-E3,CP-E4 を1個ずつゲット.やっとスピードライト関連機材も,1Ds Mark III ボディ並みの防滴防塵レベルとなりました.

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キヤノン コンパクトバッテリーパック CP-E3

 580EX と合わせて発売された,新しいコンパクトバッテリーパックです.旧タイプの CP-E2 が,単3電池6本で作動していたのに対し,新型は8本での駆動になり,電池は電池ケースに収納する構造になっています.電池本数は増えたのですが,大きさは旧型とほとんど変わっていません.重量は電池,ケース込みで 490g とさすがに重くなっています.

cp-e3.jpg

■■■ 2008/5/31 追記 ■■■

580EX,オフカメラシューコード2,それぞれ2セット,CP-E3 1セット,すべて売却しました.

CP-E3 は,最近になってバッテリーマガジンの電池をホールドしている爪の部分が脆くなって,電池を交換するたびに壊れていくような状況でした.普通に使用する分には問題はないと思われますが,振動がかかった場合電池が正しく電極に接触しない状態も考えられ,不安に感じていたところです.
これは多分材質(エンプラ)の選定,もしくは成型条件が適当でないことが原因です.新品の時には問題ないわけですが,長い時間経つと壊れるのは,サーマルショック系の信頼性確認をちゃんとやっているのか疑問に思います.

売却したセットの代わりにとりあえず 580EX II,OC-E3,CP-E4 を1個ずつゲット.やっとスピードライト関連機材も,1Ds Mark III ボディ並みの防滴防塵レベルとなりました.

CP-E4 のバッテリーマガジン(CPM-E4)の材質は,古いバッテリーマガジンのものに対しなんらかの対策をしていると思われます.外部ケースと同じく黒だったマガジンの電池保持部の色が,グレーに変わっているからです.サービスでの識別用でしょう.

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キヤノン スピードライト 550EX (4)

 こちらも1台下取りで,売却.当然シリアルナンバーの古いほうです(笑)

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キヤノン コンパクトバッテリーパック CP-E2 (2)

 CP-E3 購入の下取りで売られていきましたとさ.

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