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August 15, 2004

キヤノン EF24-70mm F2.8L USM (2)

■ 前リング外れ

 6月のある日,翌日仕事でデジ1眼が必要になったので,1D Mark II にこのレンズを付けてチェックをしてました.そこで気づいたのが,前リングの外れ.前リングというとわかりにくいと思いますが,要はフードを取り付ける筒状の部品のことです.これが正規の位置で止まっていず,ズーミングすると前玉鏡胴に引きずられて,前へずっこけてしまうんですね.

 いつ誰だかは忘れたけど,この故障,以前他の人の 24-70mm で見たことがあるので,もしかしたら珍しい故障ではないかも?(^_^;)

 レンズが入っている部品ではないのですが,さすがにこの状態では使えないので,修理行きです.普通は直接キヤノンの新宿サービスセンターに持ち込むのですが,仕事で土曜日に時間が取れなかったため,今回は近所のなじみのカメラ屋さんから修理に出しました.

 以下が修理料金.

修理区分 
技術料金7,500
部品代金 
修理料金小計7,500
運送諸費用1,000
8,500
消費税相当額425
修理料金合計8,925

 完全に外れたわけではないというのもあって,良くわからなかったのですが,この部品,どういう風に固定されているのかが,機械設計屋の僕から見ても謎.見た感じ,接着剤の後もないし,メカニカルに止まるような形もない.

 どういう修理内容なのかなと思ってたんですが,修理伝票に書いてあった"処置内容"は「前リング外れ調整致しました.」.

 ということは,調整したところが狂えば,また起こるってことだよね・・・(^_^;)

■■■ 2013/7/28 追記 ■■■

EOS-1D Mark II N などと一緒に,売却しました.
個人的には,いわゆる大三元ズームの中では,最も使わないレンズでした.
理由としては,まず大きくて重いので,振り回しにくいことですかね.加えてこのズ-ム域では,単焦点レンズが非常に明るくかつ小さいので,ボケを生かしてフットワーク良く撮影するには,どうしても単焦点を選んでしまうというのがありました.

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