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February 15, 2004
ナナオ FlexScan L885-BK
メイン PC の新規導入に合わせて,購入した 51cm(20.1)型カラー液晶モニターです.→ 製品情報
今回初めて液晶モニターを選んでみました.
僕の場合,パソコン使用の目的の半分くらいが趣味の写真関係なので,本当はまだ LCD に比べて諧調表現に優れた CRT モニタの方が良いのかもしれませんが,さすがに CRT モニタでも UXGA(1600*1200) を表示させようとすると,19" 超となり,重量も 30kg 前後となります.
すでに 66T が机の上のかなりのスペースを占有している机に,もう1台このサイズの CRT を入れるのは抵抗感がありましたし,なにより2台置いたら机が持たないかもしれません(ちょっとオーバー)・・・(^^;
三菱の Adobe RGB 対応のモニタにも興味はありましたが,17" でかつ値段が50万円もするんであれば,選択の対象からは自動的に外れてしまうのでした.
はじめての液晶モニタの感想としては,「明るい」のひとこと.輝度を 50% にしても,まだ通常の視距離では明るすぎるくらいです.10年弱使っている CRT モニタ(笑)との比較では,同じ写真を両方のモニタに写して見ると,明度が全然違う.要は CRT の方がかなりへたってるんですね(^^;
加えて L885 と PC(ビデオカード)間の接続は,DVI-D ケーブルによるデジタル接続なので,くっきりすっきり感は圧倒的に,L885 の勝ちです.
心配した諧調性の問題ですが,このモニタに関して言えば,CRT に比べれば,確かに諧調がトーンジャンプを起こしているように見えますね.少し滑らかさに欠けるかなと.
ただ実使用的には,モノクロ映像を主に扱っててばりばりに諧調を追求した画像処理でも行わない限り,それほど神経質にならなくても良いかなという気がします.
それよりも問題なのは,プリンタと色が合わないことかな. 双方とも s-RGB に合わせてあるんですが,モニタ上で見たまま印刷すると,どう見ても色相がグリーン側へ転んでいるんです.
印刷用にデータをいじれば,とりあえずほほぼ欲しい印刷結果は得られるように慣れました("なりました"ではない(^^;)が,いつかはきちんとカラーマッチングをしなければいけないと思っています.手動での試行錯誤はとてもやっている時間はないので,キャリブレーションデバイスを入れないといけないのですが,この手のカラーマッチングデバイスというのは本当に高いんですよね(悩)
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