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October 20, 2003
エプソン PX-G900
■2週間使ってみて気づいたこと.
このプリンタは,凄く紙を選びますね.というか,レジン系コーティングのされた紙(純正でいえば"写真用紙(光沢)")で最高の印刷品質が得られるように,ドライバが特化されているようです.
エプソンの純正用紙は,おおざっぱにいうと4段階で構成されていました.上から順に
- 写真用紙(光沢)(旧名称"PM写真用紙"),MC写真用紙(半光沢)等
- フォトプリント紙2
- スーパーファイン専用紙
- 普通紙
こんな感じです.
ところがこのうち,「フォトプリント紙2」の選択肢は,PM-900C のドライバにはあって,PX-G900 のドライバには
なくなっています.ヘルプによると,「フォトプリント紙2」は「スーパーファイン専用紙」の設定で使えということになってるんですが,これだと PX-G インク(8色)の中の"グロスオプティマイザ(インクというよりは透明樹脂コーティング)"の設定がオフになってしまいます.つまり平滑処理が行われないわけで,同じ画像をフォトプリント紙2
に印刷した場合,PX-G900 に比べて明らかに PM-900C の方が光沢感がある印刷となります.
エプソンとしては,今後写真印刷向けには,紙はすべて"写真用紙"を使ってくださいということなんでしょうが,純正の場合,用紙サイズのバリエーションが,L, 2L, キャビネ(秋から新規に発売),A4 という系列で,L と 2L の間が空き過ぎてるんですよね.人に見せたりモデルさんに上げたりするのには,はがき(ほぼ A6)サイズがちょうど良かっただけに,ちょっと残念です.
まぁ,ドライバの設定をいじれば,PM-900C 並みの印刷結果になるのもしれませんが,ちょっと気になったので書いてみました.
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