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September 20, 2003

キヤノン ウォータープルーフケース WP-DC600

 IXY DIGITAL 320 の売却の際に,こちらも売却しました.

 防水ケースの需要はそれなりにあるのか,買取り価格は定価の2割程度と古い割には高めの感じでした.タマが少ない分,IXY 本体よりも値落ちが小さい部類の商品なのかも.

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September 08, 2003

キヤノン EF24mm F1.4L USM (2)

■ 距離指標窓ひび

 僕が ACCESS のような少人数で撮影するときに持っていくレンズの標準的な組み合わせは,24mm,50mm,85mm,135mm の4本です.(単焦点で構成する場合)
 時々『今日は長いのは要らないな』と思って,135mm を置いていくことはありますが,24mm を持っていかないということは,ズームで済ますとき以外ほとんどありません.

 そんな風に酷使されているこのレンズですが,使い方が荒いんでしょうね.ある日距離指標窓のちょうど真中に横(円周)方向にひびが入ってしまいました.
 落としたことはないので,撮影している時のバッグの中で隣のレンズと当たってしまったようです.(使っていないレンズは,フードを正規状態で付け前玉を下にした状態で放り込んであることが多い.収納時には逆付けしたフードが外側にあるので,ここが強く当たるとは考えにくい.)

 ひびは距離指標窓の幅いっぱいにはなっていたものの,押してもきしむこともないし,撮影にも一向に支障はないので,そのまま使おうかなとも考えましたが,ひびが成長していったら嫌です(^^;し,最悪レンズに水がかかったらこのひびから水が染み込みそうだなと思い直し,修理に出しました.

 ついでに清掃とチェックもお願いしましたが,このレンズの距離指標窓,部品としては円筒形をした鏡胴本体そのものらしくて,以下の値段になりました.この差額調整 ▲3,400 円は,当初の部品代見積もりが 700 円だったので,それの調整のようです.

修理区分普通修理
技術料金12,000
部品代金4,100
差額調整▲3,400
12,700
消費税相当額635
修理料金合計13,330

■■■ 2013/9/22 追記 ■■■

EF24mm F1.4L II USM と入れ替わる形で,売却しました.

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キヤノン EF100mm F2.8 Macro USM

 旧型に対し,新設計インナーフォーカス光学系と,USM を搭載,マクロ撮影時においても,レンズ全長の変化がなく,前玉(フィルター)も非回転となった EF100mm としては2世代めの等倍マクロレンズです.

 特に花が撮りたいとか昆虫が撮りたいとか思ったわけではないのですが,普段IXY DIGITAL を使っていて,普通デジカメが強いといわれているマクロ領域の弱さを感じていたことと,EOS-1N 等の古い機材を売り払った時のお金で買えてしまう値段だったので,思わず購入してしまいました.『新しい機材を買うと10%買い取り価格が上がる』って言われたんです・・・(^^;

 こんな風に目的もなしに買ったので,まだ正直あんまり使ってません.マクロということを考えないと,単焦点 100mm F2.8 というスペックは,普通のポートレートだとほとんど開放か1段絞ったところあたりで使うことになりますが,そんな使いかたなら,出かける時にカメラバッグに収まる可能性がかなり低い.荷物を軽くしたいとか,今日は暗そうだというのであれば,単焦点の 85mm F1.8 とか 135mm F2L を選びますし,大きさ,重さ,暗さを許せる撮影行なら 70-200mm F2.8L ズームを持っていっちゃうわけです.

 そんな理由で今のところ出番の少ないこのレンズですが,やっぱり等倍マクロって面白いですね.カメラの作動チェックやるときはデスク周りで,小物を覗いては「おぉ~!」とか唸ってます(笑)
 実のところ初めのうちは自宅の周辺で花とか虫とか撮っていたこともあるのですが止めました.うちの周りは普通の住宅地なので,いい歳したおっさんがでかい1眼レフをぶら下げて,無理な体勢で何かを撮影しているというのはかなり怪しいんでしょう.近所のおばさん達の怪訝な眼が痛い.逆に知り合いも多いので,そういう人に会ってしまうと,説明が面倒くさい・・・(^^;
 そんなこんなで,最近はもっぱら近くの自然公園に行くときのお供になっています.

 描写はやっぱり解像感かりかりですね.もちろん僕ですからポートレートも撮ってますが,ちょっとモデルの肌の調子が悪いような時には使っちゃいけないレンズかも知れません(笑)
 あと中望遠単焦点としては,開放での周辺光量落ちは結構あるかな?みたいな感じです.

 ま,せっかく手に入れたレンズですので,ぼちぼち使っていきたいと思ってます.

キヤノン EF100mm F2.8 Macro USM (Serial No.76000203)
レンズ構成(群-枚) 8-12
絞り羽根枚数/最小絞り 8/32
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) 0.31/1.0
フィルター径(mm) 58
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) φ79×119/600
発売年月 2000年3月

■■■ 2018/10/2 追記 ■■■
EF70-200mm F2.8L II USM 等と共に売却しました.

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キヤノン EF200mm F1.8L USM

 EF レンズシリーズの中でも,比較的早い年代に発表されたレンズです.キヤノンの望遠系 L レンズ群,いわゆる白レンズがほとんど IS 機構搭載,最短撮影距離の短縮化,フードの FRP 化等による軽量化等の改良を受け,第2世代になっているのに対し,このレンズは我々にはわからない内部的な小改良は別にして,外見は発売以来その形を変えずに販売されています.
 基本的に,光学設計は FD 200mm F1.8L と同じ,USM (Ultra Sonic Motor; AF ユニット駆動用超音波モーター)周りはうちにある EF300mm F2.8L USM(III型)と同様の設計であると見て間違いないでしょう.

 この年代の USM 搭載レンズは,カメラ本体のメインスイッチが入っていないと,ヘリコイドを回してもレンズが動かずピントが合わせられません.すなわち完全な電気駆動レンズです.MF 時にはヘリコイドの角度を電子的に検出して,レンズをモーターで駆動しているわけですね.このタイプのレンズは,EF50mm F1.0L USM, EF85mm F1.2L USM,EF200mm F1.8L USM(このレンズ) と,IS 搭載前のサンニッパ以上のレンズだけです.
 既に EF50mm F1.0L USM は昨年生産中止になり,300mm 以上は一昨年 IS 搭載の新型へ切り替わりましたから,残っていたのは,85mm F1.2L とこの 200mm F1.8L だけになっていました.

 ところが昨年末以来インターネットの掲示板上で,『このレンズは栃木工場(キヤノンのレンズ生産の主力工場)ではとうに生産中止になっていて,今市場にあるものとキヤノンが抱えている在庫がはけてしまうとものが入手できなくなってしまう』という噂が・・・?

 確かにキヤノンのHP上にはあるものの,最新の EF レンズカタログからは,このレンズの記載は消えてしまっており,少なくともキヤノンはこのレンズを今後も作り続ける気はないようです.かといって,新型の噂も聞こえてこない???
 もともと描写は1級品であることは間違いもなく,欲しいレンズの1本ではあったのですが,以下に挙げる理由で購入をためらっていたのでした.

  • (上に書いたように)マニュアルでもメインスイッチを入れておく必要があるこ の時代の USM は電気を食うこと
  • レンズが大きく,USM への負荷が大きいため,最新のものに比べると壊れやす いと言われていること
  • レンズが大きく重たいこと
  • 大きな前玉のためトップヘビーで,カメラに装着して持ったときにバランスが 悪いこと
  • これだけ大きく重いレンズだと,車で出かける時くらいにしか持ち出すチャン スがなさそうなこと
  • 200mm 単焦点で F1.8 という明るさがどれだけ必要か,良くわからなかったこ と
  • そろそろ IS が搭載された新型が出るのではないかという恐れがあること
  • 販売開始後随分経って安くなってきたとはいえ,30うん万という値段は安く はないこと

 IS 搭載の新型が出ればそっちの方が使いやすいのは確かですから,それはそれで構わないのですが,どう考えてもそれほど売れ筋のレンズではないので,下手するとこのままなくなってしまう可能性もある.人間というのは不思議なもので,「なくなる」と聞いてしまうと無性に欲しくなってしまうんですな・・・(^^;

 まず噂の真偽をヨドバシカメラで聞いてみたんですが,「(生産中止については) キヤノンからは正式な連絡は何も来ていませんが,カタログ落ちしていることは確かです.新型の話もないですね.」という当り障りのない返事.
「むむむむ・・・(--;」とこっちが唸っていたら,店員さんの甘い一言が・・・.
「今なら 20% ポイント還元ですけど,週明けにキヤノンに在庫があるかどうか聞いてご連絡しましょうか?(聞いたのが土曜日だったのと,店頭に在庫がなかったため)」
思わず「お願いします.」と言ってしまったのでした.(^^;

 良くカメラ関係の掲示板などで"レンズ沼(1眼レフカメラを買うと,次々に交換レンズが欲しくなり,底なし沼に砂をつぎ込むように交換レンズに金をつぎ込むことをいう)"という言葉がありますが,僕の場合このレンズを買ったことで,一応このレンズ沼からは脱出したものと考えています.結局昔から欲しかったレンズは,全部買っちゃったもんね(^^;
 逆にレンズ沼にどっぷり漬かって,抜け出せなくなっているという指摘もあるでしょうけど,まぁ,それは見方次第なので・・・(笑)

キヤノン EF200mm F1.8L USM (Serial No.17094)
レンズ構成(群-枚) 10-12
絞り羽根枚数/最小絞り 8/22
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) 2.5/0.09
フィルター径(mm) 48
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) φ130×208/3,000
発売年月 1988年11月


■■■ 2008/5/31 追記 ■■■

EOS-1VHS などと一緒に,売却しました.
このレンズ,USM 等の重要な部分の補修部品が既にキヤノンになく,故障した場合ただのガラス玉になることがわかっていたので,正常に動いているうちに手放すことにしたわけです.

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キヤノン IXY DIGITAL 320

 やっと時間を見つけて,某カメラ店にて売却.買取り価格は IXY DIGITAL 200a の時と比べると,6割くらいでした.時期的に 200a の時は,新型(320)が出て直後だったのですが,今回は3ヶ月以上経っており,もたもたしてたのがまずかったですね.

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September 03, 2003

キヤノン CP-300

 キヤノン DIRECT PRINT ならびに PictBridge に対応, この二つの規格に対応したデジタルカメラからならば,USB ケーブル1本で接続,すぐに印刷できる昇華型プリンタです.CP-300 はバッテリ駆動にも対応したモバイル可能なタイプ.印刷可能な用紙サイズは,はがき,L 版,カードサイズの3種類です.

 キヤノンのこのタイプのプリンタは,2002年春頃から販売されていて,IXY DIGITAL 200a あたりからのキヤノンのコンパクトデジタルカメラのパッケージ内には,CP-100 (旧型)で印刷されたサンプルが入ってくるようになっていました.
 デジタルカメラで撮影した画像を,PC レスで"どこでも"印刷できるということは,カメラマンからすると,撮影直後にプリントを確認できるわけで,これはひとつの理想型です.ましてやポートレートカメラマンにとっては,撮った直後にモデルに写真を見せられるわけで,言い方は悪いですが,これは非常に強力な武器となります.
 デジカメの液晶で"どんな風に写っているか"を見せるというのも,モデルとのコミニュケーションをとる有効な手段として良く引き合いに出されますが,小さな液晶で見せるより L 版のプリントで見せるほうがインパクトは強烈なのは明白です.
 このページでもいろんなところで何回も書いていますが,モニターやライトボックス上で見る写真もきれいですが,やっぱり写真は最後はプリントで見たいもの,見せるものだと思うんです.
 我々の仲間内ではこういうのは"卑怯者ツール"と呼ばれる(^^;んですが,まぁ使う目的はともかく,銀塩時代にはポラでしかできなかった"上がりがその場で見られる"というのはなんといっても便利ですし,以前から欲しい製品のひとつでした.

 なのになぜ今まで買わなかったのか?
 CP-100 (旧型) は,IXY DIGITAL 200a と同時に発表,発売されたので,正直買おうかどうかかなり悩みました.ただねぇ,店頭で現物を見たときに,ちょっとがっかりしちゃったんですね.

 ものとしての作りがあまりにも安っぽかった!
 現物の写真はちょっとググってみてもらえば,見つけられると思うんですが,見た目がほとんどおもちゃなわけです.中途半端にトランスルーセント(?)というか,中の機構部が見える青の半透明のプラスチックでできた本体.握るとぎしっ!といいそうなはめあい.高級感あふれる外装とスタイルで多くのフォロワーを生み出した IXY DIGITAL を生み出した同じ会社が出す製品とは思えない.

 あまりにデザインのレベルが違いすぎて,正直ちょっと繋ぎたくなかった・・・(笑)

 そんなおもちゃ製品(失礼(^^;)シリーズも,デザインを一新して CP-200/300 という第2世代になりました.CP-200 の方は AC 駆動しかできないタイプなので,当然バッテリで使える CP-300 を選択.CP-300 の標準セットには,バッテリが1本,カードサイズ/L サイズのペーパーカセットしか入っていませんので,以下のオプションを追加して購入となりました.

  • バッテリー/チャージアダプターキット BCA-CP100
  • ペーパーカセット PCP-CP100 (ポストカ-ド用)

 実はこの CP-300,モバイルプリンタと銘打ってはいますが,結構大きく重たいです.用紙や予備バッテリまで含めると,中型のカメラバッグを半分位占有してしまいます.(ブースター付きの) EOS-1VHS ボディ2台分くらいですかね?
 ということで,撮影に持ち出すのは専ら車で出かけて,途中でプリントする時間がありそうだと思える時だけです(^^;) そういう状況は,年にそう何回もあるわけではないですが,そんなときには楽しく便利に使っています.

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