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September 08, 2003
キヤノン EF100mm F2.8 Macro USM
旧型に対し,新設計インナーフォーカス光学系と,USM を搭載,マクロ撮影時においても,レンズ全長の変化がなく,前玉(フィルター)も非回転となった EF100mm としては2世代めの等倍マクロレンズです.
特に花が撮りたいとか昆虫が撮りたいとか思ったわけではないのですが,普段IXY DIGITAL を使っていて,普通デジカメが強いといわれているマクロ領域の弱さを感じていたことと,EOS-1N 等の古い機材を売り払った時のお金で買えてしまう値段だったので,思わず購入してしまいました.『新しい機材を買うと10%買い取り価格が上がる』って言われたんです・・・(^^;
こんな風に目的もなしに買ったので,まだ正直あんまり使ってません.マクロということを考えないと,単焦点 100mm F2.8 というスペックは,普通のポートレートだとほとんど開放か1段絞ったところあたりで使うことになりますが,そんな使いかたなら,出かける時にカメラバッグに収まる可能性がかなり低い.荷物を軽くしたいとか,今日は暗そうだというのであれば,単焦点の 85mm F1.8 とか 135mm F2L を選びますし,大きさ,重さ,暗さを許せる撮影行なら 70-200mm F2.8L ズームを持っていっちゃうわけです.
そんな理由で今のところ出番の少ないこのレンズですが,やっぱり等倍マクロって面白いですね.カメラの作動チェックやるときはデスク周りで,小物を覗いては「おぉ~!」とか唸ってます(笑)
実のところ初めのうちは自宅の周辺で花とか虫とか撮っていたこともあるのですが止めました.うちの周りは普通の住宅地なので,いい歳したおっさんがでかい1眼レフをぶら下げて,無理な体勢で何かを撮影しているというのはかなり怪しいんでしょう.近所のおばさん達の怪訝な眼が痛い.逆に知り合いも多いので,そういう人に会ってしまうと,説明が面倒くさい・・・(^^;
そんなこんなで,最近はもっぱら近くの自然公園に行くときのお供になっています.
描写はやっぱり解像感かりかりですね.もちろん僕ですからポートレートも撮ってますが,ちょっとモデルの肌の調子が悪いような時には使っちゃいけないレンズかも知れません(笑)
あと中望遠単焦点としては,開放での周辺光量落ちは結構あるかな?みたいな感じです.
ま,せっかく手に入れたレンズですので,ぼちぼち使っていきたいと思ってます.
キヤノン EF100mm F2.8 Macro USM (Serial No.76000203) | |
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レンズ構成(群-枚) | 8-12 |
絞り羽根枚数/最小絞り | 8/32 |
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) | 0.31/1.0 |
フィルター径(mm) | 58 |
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) | φ79×119/600 |
発売年月 | 2000年3月 |
■■■ 2018/10/2 追記 ■■■
EF70-200mm F2.8L II USM 等と共に売却しました.
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