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March 24, 2002

ミノルタ DiMAGE X

 買っちゃいました~!(Serial No. 32201981)
 IXY DIGITAL 200 はあるけれど,やっぱり圧倒的に薄いし,軽い.デジタルガジェット好きとしては,ついつい手が出てしまいましたとさ.(^^;)

 まだあまり使い込んでいないのですが,IXY DIGITAL 200 との比較で,今の段階での僕の感想を書いておきます.( ) 内は,IXT DIGITAL 200 の値です.

◆ ○な点


  • 軽い.バッテリー,SD メモリーカード込みで,実測 150g.(225g)
  • 薄い.部分的に少し出っ張るところはありますが,基本的な厚さは 20mm.(約 27mm)
     軽さと合わせて,これだとスーツやシャツのポケットが形崩れすることもないでしょう.
    この大きさで,35mm 換算 35-105mm 相当の光学3倍ズームを搭載.(35-70mm 相当2倍ズーム)
  • デジタルズームが OFF できる.
     上の光学ズームに加えて2倍のデジタルズームも搭載していますが,これは設定で無効にすることが出来ます.IXY DIGITAL は,初代→200 のモデルチェンジの際に,デジタルズーム機能を OFF に出来なくなってしまいました.(T_T)
  • 起動が速い.電源 OFF から撮影可能になるまで,1.8 秒.(約 3 秒)
  • 露出補正が簡単.
     1/3 ステップで,最大 ±2EV の補正が,ズームレバーの左右にあるボタンで簡単に設定できます.ただこの補正値,電源を一度 OFF してしまうと,解除されてしまうのは×.(IXY DIGITAL 200 の露出補正は,メニューの奥の階層にあるが,電源 OFF でも補正値は保持される.)
  • USB マスストレージに対応.
     さすがに標準の USB ケーブルではありませんが,ケーブルさえあれば,USB 対応の PC にドライバなしで転送が可能.(専用の USB ドライバ経由で,PC へ転送)


◆ ×な点


  • 画像彩度がいまいち.
     補色フィルターだからなのか,光学系やアルゴリズムも含めたトータルシステムのせいなのかはわかりませんが,IXY DIGITAL 200 よりは,色鮮やかさに欠けますね.サンプルはこちら[1600*200pixel, Fine モード,補正無し.724KB].
  • 電源 OFF で,かなりの設定がクリアされてしまう.
     保持されるのはホワイトバランスくらいで,ストロボモード,LCD の ON/OFF,露出補正値といった,僕の撮り方だと固定されてほしいところまで,初期値(ストロボAUTO,LCD ON,露出補正無し)に戻ってしまいます.
    バッテリーの持ちがいまいち.
     バッテリーは専用の 3.7V, 750mAh のリチウムイオンバッテリですが,上に書いたように,常に LCD ON で立ち上がるので,これを細めに OFF にしないでいると,64MB の SD メモリーカードがいっぱいになるよりかなり先にバッテリーがアウトになってしまいます.もちろんストロボの使い方にもよるわけですが,1日持って歩く場合には,予備バッテリーは必須ですね.それも2個・・・(^^;)
     同じような使い方で,IXY DIGITAL 200 (リチウムイオンバッテリ; 3.7V, 680mAh)だと,なんとか1日バッテリーが持ち,64MB CF の方が先に一杯になってしまうのと好対照です.
  • ストロボ ON にすると,感度が IS200 になってしまう.
     このカメラ,通常 ISO100 で,低輝度やストロボ ON の時は,自動的に ISO200 へゲインアップします.これは結構うっとうしいですね.小さなストロボを補うためなんでしょうけど,本当に暗いところ以外では勝手に変わってほしくないなー.デーライトシンクロは ISO100 で撮りたいです!
  • ファイル名の付け方が?
     このカメラ,フォルダ名を"日付モード"に設定できます.例えば,2002年3月24日の撮影だと,自動的に "10020324" というフォルダを作り,その中に画像を保存します.下6桁が年月日になっているわけです.日付を越えて撮影していると,ちゃんと新しいフォルダを作ってくれますね.
     これは○なんですが,一度このフォルダから画像を PC へ転送し,データを消去すると,また同じファイル名(PICT0001.JPG~)からはじまっちゃいます.
     多分気づくとは思うんですが,前のデータに上書きする可能性はあります.(^^;)

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キヤノン EF16-35mm F2.8L USM

 キヤノンの第3世代超広角ズームです.この2年,全くレンズシステムには手を付けてなかったので,そろそろ新しいレンズが欲しいなと思ってたのですが,24mm を使っていて,時々狭いなと思い出したため,これにしました.最短撮影距離が縮まったのが大きな決め手でしたね.

 思った通りとても面白いレンズ(^_^)ですが,実写でどういうふうに写るかは,おいおい Gallery で公開しますので,そちらで見てください.

キヤノン EF16-35mm F2.8L USM (Serial No. 23004)
レンズ構成(群-枚) 10-14
絞り羽根枚数/最小絞り 7/22
最短撮影距離(m)/最大撮影倍率(倍) 0.28/0.22
フィルター径(mm) 77
最大径(mm)×長さ(mm)/質量(g) φ83.5×103/600
発売年月 2001年12月

■■■ 2008/5/31 追記 ■■■

EOS-1VHS などと一著に,売却しました.
少しだけですが,こちらのほうが後継機の EF16-35mm F2.8L II USM より小さくて軽いので,こちらを使うこともあるかなと思って手元に残しておいたのですが,光学性能は新型のほうがいいし,大きさ/重さの差は気にならず,結局全く使いませんでした(^_^;)

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ケンコー ライティングレフ 5WAY 83cm

 83cm の丸レフです.ただこのレフ,通常の丸レフとは少し違っていて,反射面が袋状でかつリバーシブル構造になっており,4面の異なった反射面が使えます.最も一般的に使う白レフの面を表側にすると,裏側はサンライト(金レフと銀レフの混ざったような感じ)となり,内側に銀レフと金レフが来ます.内側の面を使うためには,ファスナーを開いて,反射面の袋をひっくり返す訳です.

 ちなみに反射面を支える芯材の面は,ディフューザーになっており,都合5通りの使い方の出来るレフ板です.

 このレフ,ちょっと違った効果を出そうと思う時には面白いのですが,欠点が二つ.
 ひとつめはこういう構造ですので,使っている時にはほとんど気にならないのですが,通常のレフに比べれば,たたんだ時にどうしてもかさばってしまうこと.
 ふたつめは,白レフの裏面が上に書いたようにサンライトであること.ポートレートの場合もっとも多く使うのは,白レフと銀レフですので,こういう表裏のほうが使い勝手がいいんじゃないかなぁと思います.

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キヤノン EF28mm F2.8 (4)

 このレンズ,前後の画角のレンズを買ってしまったことと,使い勝手の悪さから,最近ほとんど出番がないので,使わないくらいなら売ろうかなと思ってたのですが,例え中古で売ったとしてもたいした金額にならないんで,なんとなくずっと持っていました.

 そこに知り合いの若いカメラマン志望の娘から,「どうしても 28mm レンズが欲しい」との話があって,レフアシ半日のバイト料代わりにあげちゃいました.良い写真撮ってなぁ!

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