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May 01, 2007

ホイールアライメント調整

 今日は予約していたホイールアライメントの調整に行ってきた.

 昨年の夏,右フロントタイヤを縁石にヒットした時から,高速での 100km/h オーバーでの直進時に微妙にニュートラルが出ておらず,時々ステアリングを軽く左に当てないと車体が右へ流れていく傾向が出ていた.この現象は高速時に一番わかりやすいのだが,顕著ではないもののブレーキング時にも旋回時にも違和感があったから,足回りに不具合が出ている可能性が高かった.

 もちろんその間にディーラーで点検もしてもらっているので,致命的な不具合でないことはわかっていた.考えられるのはアライメントが狂っているいるくらいである.スタッドレスを履いている冬の間もこの症状は出ていたのだが,どうせ調整するのなら,夏タイヤになってからと思い,今日行ってきたというわけ.

結果はこんな感じ.赤が基準範囲から外れている(好ましくない)値,緑が基準範囲に入っている値だ.

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フロント調整前データ調整後データ
トータルトウ-00°19'+00°06'
左右個別トウ-00°05'-00°14'+00°03'+00°03'
キャンバー-00°21'+00°27'-00°18' +00°25'
左右差-00°48'-00°43'
キャスター+02°44'+02°19'+02°44'+02°14'
左右差+00°26'+00°30'
キングピン角+08°26'+08°15'+08°26'+08°15'
インクルーデッド角+08°05'+08°42'+08°08'+08°40'
セットバック-00°06'-00°08'
リア調整前データ調整後データ
トータルトウ-00°52'+00°07'
左右個別トウ-00°20'-00°32'+00°04'+00°04'
キャンバー-01°34'-01°05'-01°33'-01°06'
左右差-00°28'-00°27'
セットバック+00°13'+00°14'
スラスト角+00°06'+00°00'
トレッドの前後差-00°19'-00°19'

(走行距離: 10,100km)

 右フロントのキャンバーが+になっているのは,縁石ヒットの影響である可能性が高い.キャスターが浅い(立っている)のもそのせいか? 総じて調整前の傾向としては,左フロントは直進しやすく右フロントは右へ旋回しやすいセッティングになっており,フロント,リアともトーアウト傾向なので,車全体としても廻りやすい傾向であることがわかる.

 調整後もその右フロントのキャンバー,キャスターの傾向は変わっていない.というのはアコードの場合アライメントの状態がわかっても,サスペンションの構造上いじれるのはトーだけなので,ダイレクトにキャンバーやキャスターを直すことができないからだ.
 今回アライメントを見てもらったショップでは,僕から聞いた症状から,フロント,リアともトーゼロ狙い(イン方向)で調整し,従来より直進性を高めたセッティングとしている.

 さて調整の結果はというと・・・.
 ショップからの帰りが雨だったので,ほとんど感じられないかなぁと思っていたのだが,かなりはっきりとわかったのにはびっくりした.直進性が確かにあがっている!悪く言えばニュートラル近辺がダルになっているともいえるが,それよりもステアリングの神経質なところがなくなっていて,安心感が増えているのだ.加えて左右の接地のバランスが良くなったのだろうか,僕のようなへぼドライバーでもわかるほど,タイヤからのステアリングインフォメーションが増えているのだ.雨にも関わらずである.

 多分この感じだと,以前と比べてワインディングでは少し曲がりにくいのかもしれないし,ワンダリング傾向も出るだろう.ただそれよりも安定感が増して乗りやすくなったことのほうがプラスだと思う.特にロングドライブでの疲れはかなり違って来る気がしている.

 さすがにショップからの帰りでは,高速でのステアリング偏りが改善されているかどうかはチェックのしようがなかったので,これについては次回高速に乗ったときにも確認してみたい.

 今回かかった費用は,税込み 18,900円. 本来は基本調整料 15,000円 + 1,500円/調整箇所*4 = 21,000円 にプラス消費税なのだが,若干おまけしてもらった料金である.

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