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September 13, 2004

人の名前が覚えられない

 とはいっても,リアルライフではなく,本の中のお話.

 自宅から神奈川~静岡方面へ撮影に出かけたり,出張したりすると,車を使わない限り,最低でも電車を2時間以上利用することになる.ましてや広島へ出張なんぞになると,電車に乗っているだけで片道5時間半.完全に旅行である(^^;

 その旅行のお供はもっぱら文庫本とウォークマン.自宅ではやらなければいけない雑用や他の刺激も多いので,なかなか落ち着いて本が読めず,最近ではもっぱら電車や新幹線が僕の図書館だ.運良く座れて面白い小説を読む時間というのは,僕にとって至福の時といえよう.

 ただ最近はそうでもなくなってきた.年をとったせいなのか,疲れているのか,座れて本を読み出すとどんなに面白い本でも15分くらいで寝ちゃうんである.手に持っている文庫本が床に落ちた大きな音で,目がさめたことも一度や二度ではない.

 かくして読んでいる本もなかなか進んでいかない.今はジェフリー・アーチャーの「運命の息子」を読んでいるのだが,この小説いわゆるグランドホテル形式で登場人物がやたら多い.それに対しこの15分ないし20分単位の読書では人の名前が全然頭に入らず,何度前を読み返しただろう.読み出して2ヶ月以上たつと思うが,未だに上巻を読み終えていないのだ.

 部屋にはまだまだ,ダーク・ピットもの,ジャック・ライアンものの新刊(買うときには新刊(^^;),新訳レンズマンシリーズ全巻等等,読みたい本が山になっているのだが,この調子ではこれを制覇する日はくるのだろうか?

 何しろこの山たるや日々隆起しているような気がするのだが(^^;

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