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November 23, 1997

このホームページのコンセプト?

 タイトルに書いては見たものの,コンセプトなんておおげさなものはないですねぇ.じゃぁ,なんでこのホームページを立ち上げたかと,強いてあげてみれば・・・
 男だからまずは単純にきれいな女性が好きなわけ.(笑) 次にきれいな風景が好き.いや,きれいなシーンが好き,といった方が僕の感覚にはもっとぴったりくるな.
 例えば,どういうシーンをイメージするかというと・・・.

 皺ひとつない真新しい制服.ピンクの絨毯を踏みしめるローファーが光っている.ファインダーの中の君は少し気恥ずかしそうに,小首をかしげた.
 山並みの上に入道雲,青空は光にあふれている,強烈なトップライト,道にはかげろうが立っていて,夏草が燃えている.峠からかすかに見える海がきらきらと光っている.
 白いビーチチェア.ハイビスカスの柄のビキニ.チョコレート色の背中.トロピカルドリンクの青.コークの赤.
 夕方縁台将棋をするおやじさんたち,葦が打ち水をした道路に陰を作っている.浴衣を着た娘たちが走っていく,風に揺れる青いかき氷の垂れ幕.
 フリーウェイを 58mph で走る車.3時間前からルームミラーに張付いたままのシェビィ.変わらない風景.襲い来る既視感.この間ハンドルを切ったのはいつだったろう.見渡す限りのオレンジ色のフィールド.
 孔を空けられたカボチャ.思い思いに扮装した子供達.色とりどりの食器.きらきら光るキャンディやチョコレート.かわいいミトン.白熱電球の光.
 モノクロの空と対照的に,ショーウィンドウは赤と緑とゴールドで溢れている.山と積まれたセーターやコートが,誰かの元へ幸せと共に運ばれるのを待っている.黒人の売り子の白い歯がきらりと光った.
 叩くとキンと音がしそうな青空.朝一のシュプールひとつないゲレンデ.魔法のようにブーツの脇をすり抜けていく処女雪.リフトには今日2番目のお客.太陽に光るミラーグラス.真っ赤なウェアの彼女.

 気障なイメージを書いていると思うかもしれません.おまけにステレオタイプなイメージとか突っ込まないように.(^_^;) イメージするシーンはとりあえず置いといて,ここでは僕の考えるイメージというのは,光と色が常に付き物だというのをいいたいわけです.イメージは,時には無音かもしれない.でも光の方向,色,質は常に頭にあります.

 逆に世の中汚いもの,目を背けたくなるものは多すぎるけど,そういうのだって見てみたい.汚いもの,恐いものがあるから,逆に綺麗なもの,心休まるものがあるんだし.

 要はステレオタイプだろうが,誰も見たことのない映像だろうが,映像自体が好きなんですね.ぱっと目にはいってくるイメージがね. 加えて機械が好き,カメラ好き.スチールに限らず,ムービーも好きだったりする.出来たらそんな映像を見るだけじゃなくて,作る側になりたい.
 でもムービーって,コスト的にも時間的にも仲間的にもなかなか難しい.スチールだったら,純粋にひとりでもやろうと思えば出来るんじゃないか?と考えたわけです.
 じゃあ,昔やっていた写真をまた始めよう,写真を撮るためには機材を揃えよう,さぁ撮影だ,下手な鉄砲はいくら撃ってもあたらない,お,なんとなくうまく撮れたぞ,発表したい・・・,それ,ホームページだ!

 といえば格好は良いかもしれない.でも正直な話,ただの女好き,機械好き,映像好き,ア~~ンド見せたがりが,インターネット時代にお気軽に行き着くところは,どこか? それがこのホームページだというのが真実なわけ.(^_^;

 僕自身は,パーフェクトに脚色した写真を作りたいという願望があります.パーフェクトに脚色してあって,事実よりも本当らしいけど,事実ではない写真ですね.裏には当然写真が"真実を写す"なんてのは,全然信じていないというのがあります.真実の一部を誇張したものを,ある断面で切り取っているだけだと思っています.それじゃなきゃ,カメラマンのいる存在価値はないからです.つまり僕という人間(=断面の切取者)が介在して生みだされる写真を見ていただく.簡単に書けば,「俺の写真を見てくれ!」ですね.(←をいをい,大上段に振りかぶって,これかよ.(^_^;) これが当ホームページの最初のコンセプトです.最初のということは,当然2番目,3番目もあるわけだけど,それはまたいつか.

///// 最初のサイトでの Monologue /////

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